2024年10月に一人気合で巡った鳴子温泉郷の未湯の宿、湯修行シリーズ、その25。
鬼首温泉「大新館」の話は最後の温泉編へ。
その前にいつものここまで行程リンク集を並べます。
【1日目】
伊藤商店 古川店
鳴子温泉 旅館 岡崎荘
新鳴子温泉 まつばら山荘
川渡温泉 湯宿 ぬまくら
東鳴子温泉 ホテルニューあらお
鳴子温泉 扇屋 <内湯編>
鳴子温泉 扇屋 <貸切露天編>
鳴子温泉 ホテル亀屋
東鳴子温泉 旅館なんぶ屋
川渡温泉 民宿旅館 二宮荘 <到着編>
川渡温泉 民宿旅館 二宮荘 <温泉編>
川渡温泉 民宿旅館 二宮荘 <食事編>
【2日目】
中山平温泉 あすか旅館
中山平温泉 四季の宿 花渕荘
中山平温泉 仙庄館 <前編>
中山平温泉 仙庄館 <後編>
鳴子温泉 旅館すがわら
鳴子温泉 旅館 弁天閣
鳴子温泉 鳴子旅館
鳴子温泉 そば処 小花(食事)
川渡温泉 旅館ゆさ
中山平温泉 鳴子やすらぎ荘
鬼首温泉 大新館 <到着編>
鬼首温泉 大新館 <食事編>
2日目に泊まった鬼首温泉「大新館」のお話、最後はもちろん温泉編。
館内の写真が使えないので相変わらず外観写真からスタート!
鬼首温泉 大新館 <温泉編>

個人の記録用の撮影は許可を得たので、他のお客が居なかったこともあり温泉関係の写真は100枚ほど撮影したんですよ。
それを眺めながら頑張って話を進めます。
数少ない写真は旅行会社(楽天トラベル)の紹介サイトから拝借したものを少し載せさせてもらいます。
これもダメだと連絡があれば、引っ込めるかも。
こちらのお宿の浴場は、館内に内湯が男女別に1つずつ、空いていればいつでも入れる貸切風呂が1つ、建物の外に男女別の露天風呂が1つずつ。
先に明かすと、内湯と貸切風呂に使用されているのが2つの混合泉、露天風呂に使用されているのがその内1つの単独源泉。
微妙な差ですが源泉違いを楽しむこともできました。
それではまずは内湯の男湯から。
【内湯】
浴槽の大きさは2~3人規模。ただしわりと深めで、ぼくがお尻を付けて座ると湯面は口のあたりまでくる。
浴槽手前の段差に座ってちょうどよいぐらいかも。
洗い場のカラン&シャワーから出るのは真湯・真水だったか。
この写真↓だとシンプルでとても好みの浴槽なのだけれども、実際は窓側から浴槽の真ん中にパイプが引き込まれ、湯口の他にそこからも常時ブクブクと湯が投じられている状況。なぜそんなことをしたのかなぁ。
見た目がこんな↓に美しくはなく、湯が少々暴れている感じ。
でも入浴者はぼく一人なので、状況は極めて新鮮なのは間違いないけれども

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借
さてその源泉のお話。
無色透明な湯は源泉名が「新良の湯 大新館源泉 混合泉」。
源泉温度73.3度、pH8.1の単純温泉。
成分総計は0.8914g/kg。
この湯を加水もせず消毒も無しで完全かけ流しにて使用している。
源泉が熱いのでさすがに実際のオーバーフローはしずしずといった感じだけれども、先に述べたように写真にないブクブクのため結果的にしっかりオーバーフローに見える。
浴槽の温度を測ると42.0度とお見事な湯守仕事。
上の写真を編集した湯口の寄り写真↓。
湯口の温度を測ってみると、68.7度としっかり熱かった。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借(編集済)
この湯口では最初ほぼ無臭に感じた。
そして淡い塩味あり。
この印象は同じ源泉の貸切風呂で少し変わるので、風味の続きはそちらで。
浴感はしっかりとしたツルスベ感。










それでは空いていたらいつでも入れる、すなわちこの日は完全にいつでも入れる貸切風呂、正確には貸切檜風呂へ。
【貸切檜風呂】
広さは2人ぐらい。
檜の香りは落ち着いており、源泉の風味を邪魔することはなかった。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借
使用源泉は内湯と同じ混合泉。
こちらにはブクブクなどなく、しずしずと完全かけ流しにて使用されている。
最初は47度越えだったけれども丁寧に湯もみをすれば43度台となりまずは快適に入浴。
ここではこの混合泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが219.9mg、カルシウムが12.1mg、カリウムが10.6mg、リチウム0.4mg、アンモニウム0.2mg、マグネシウム0.1mgなど。
陰イオンは塩化物が266.4mg、硫酸が82.1mg、炭酸水素が70.6mg、炭酸6.9mg、フッ素1.0mg、臭素0.4mg、リン酸第1水素0.2mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が193.9mg、メタホウ酸が19.5mg、メタ亜ヒ酸0.2mg。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素6.9mgなど。
また上の写真↑を編集した湯口周りの写真↓。
湯口温度は構造的に測定できず。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借(編集済)
ここで内湯では分からなかった風味を感知。
すなわち湯口あたりで淡い焦げ硫黄臭あり。
ごく僅かなタマゴ味と僅かな塩味もあったのでした。










館内から出て、専用の湯小屋となる露天風呂の男湯へ。
この露天風呂が広くて開放的、とても心地よくて何度も来てしまったのでした。
【露天風呂】
内湯の何倍もある広さ。
目の前は野趣溢れる緑が何ともグッとくる
浴槽は浅めなので、段差に肘をついて大の字に寝そべるようにして入るのが一番気持ちよかった。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借
無色透明な湯は源泉名が「新良の湯」。こちらは混合泉でなく単独使用。
源泉温度89.1度、pH8.3の単純温泉。
成分総計は0.7992g/kg。
この湯をやはり加水も消毒もなしの、完全かけ流しにて使用。
浴槽の温度を測ってみると、42.6度とこれまた素晴らしい湯守仕事の適温。
この露天風呂では館内の浴場では観察できなかった小さなグレー系の湯の花が少し舞っていた。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借
単独使用源泉の成分数値も簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが203.2mg、カリウムが10.2mg、カルシウムが10.1mg、リチウム0.4mg、アンモニウム0.4mgなど。
陰イオンは塩化物が234.3mg、硫酸が80.0mg、炭酸水素が54.9mg、フッ素1.0mg、臭素0.3mg、リン酸第1水素0.2mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が187.1mg、メタホウ酸が16.9mg、メタ亜ヒ酸0.2mg。
総じて当然ながら混合泉と成分内容は似ている。
こちらの湯口寄り↓も上の写真を編集。
湯口の温度を測ると、80.1度とこれもまた十分に高い。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借(編集済)
淡い焦げ臭あり。
このぐらいの源泉温度があると焦げるんですかねぇ
僅かにタマゴ味。
淡い塩味とさらに僅かにダシ味。
そして浴感はこちらもしっかりとしたツルスベ感
入浴写真も角度を変えて何枚も撮ったものの、もちろんお蔵入り。
でもこの写真↓ぐらいはよいでしょう。
真夜中に満月の光を浴びながらの入浴は最高でした

身体にしっくりくる実に素敵なお湯を滞在時間フルに堪能
泉質は弱アルカリ性の単純温泉だけれども、とってもよいお湯でしたよ。
写真を拝借ついでに女湯露天風呂も。

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借
何となく男湯の方がよさそうかなと思ったり。
以上、自分で撮った写真が使えない不便さはあったものの、静かな中に良い湯と美味しい料理で楽しめた「大新館」。
チェックアウト間近まで温泉に浸かってましたね。
そしてスタッフの女性2人によるお見送りまでありました
鳴子温泉郷話、次からは最終3日目の立寄り湯。
しばらく鬼首エリアが続きます。

鬼首温泉 大新館
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字宮沢22
0229-86-2822
スタンダードプラン(竹)一泊二食付 11500円+税(1人泊)
※2025年現在は料金改定あり
【内湯・貸切檜風呂】
<源泉名:新良の湯 大新館源泉 混合泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
73.3度
pH8.1
成分総計 0.8914g/kg
無色透明
淡焦げ硫黄臭あり
微タマゴ味、淡塩味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
【露天風呂】
<源泉名:新良の湯>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
89.1度
pH8.3
成分総計 0.7992g/kg
無色透明
淡焦げ硫黄臭あり
微タマゴ味、淡塩味、微ダシ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
小さなグレー系の湯の花少し
完全かけ流し
2024年10月入湯
※数値はR6の分析より