2024年10月の鳴子温泉郷、湯修行一人旅シリーズ、その4。
最初にここまでの行程をどうぞ。
新鳴子温泉「まつばら山荘」で極上モール泉を堪能したあとは、同じ並びにある久田旅館は休館日でフラれ(後日再訪)、以前にご縁があって入ることができたジモ専浴場の現役を確認だけしつつ、河岸を変えて川渡温泉エリアへ。
川渡温泉は温泉街の適当なイラスト地図が拾えず、グーグルマップから。表記が細かくてスミマセン。
訪れたのは赤いチェック印のところにある「川渡温泉 湯宿 ぬまくら」。
話はそれるけれども、中鉢温泉は臨時休業になっていながら、最近この辺りに行った湯友の報告によるとどうやら完全閉業のよう。何か今後の計画はあるのでしょうかねぇ。
マップから消えてしまっているけれども隆陽館も閉業して久しい。
話を「ぬまくら」に戻します。
1947年に民宿として創業。
2022年3月にリニューアルした、現状ではとても新しい温泉宿。
どうしてもさびれた印象を持つこともある鳴子温泉郷の中で、このリニューアルはとてもよい流れでは![]()
10時半過ぎに到着。
川渡温泉 湯宿 ぬまくら
こちらも自家源泉を持つ宿で、その源泉は100年の歴史があるそう。
立寄り入浴は10時~20時(最終受付19時半)。
水曜日が定休日で、火曜日は12時以降清掃のため閉館するとのこと。
この写真↑、見えにくいですよね。
立寄り入浴料は1000円。
その料金中には浴後のドリンクか、名入りタオルのどちらかが含まれる。
名入りタオルを選択。これは後ほどに。
館内も当然に新しく、ピカピカ![]()
宿泊の場合、かなりオシャレな部屋に泊まれそうかも。
本館が3室、露天風呂付きの離れが1室。
休憩利用もできるとのこと。
まだ若いご主人と思われる方に対応していただいた。
若女将らしき方も素敵。
リニューアル工事はまだ続いているらしく、この日は庭で何やら作業がされていた。
その庭にはサウナがあるそう。
サウナは別料金。利用せず。
では浴場へ。
男女別に内湯が1つずつ。
脱衣所内には貴重品ロッカーもあり。
終始独り占めで入浴できましたよ![]()
では浴室内へ。大きな窓がとても開放的。
浴槽は1:2ぐらいで仕切られており、右の大きな方で数人がゆったり入れるサイズ。
窓からは庭の豊かな緑が。
浴槽手前の中ほどにある箱状のもの↓は湯口ではない。
源泉の投入を調整するところなのかどうか、よくわからず。
洗い場はシャワー付きカラン。
出るのは真湯・真水。
では源泉のお話を。
浴槽で川渡温泉のイメージ通りの白緑色~うぐいす色やや濁りの湯は、源泉名が「沼倉の湯」。
先述通り自家源泉。鳴子温泉郷では当たり前![]()
源泉温度55.8度、pH7.5の含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)は1.1571g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
分析書に湧出量の明記はないけれどもサイトによると1日12万リットルの湧出量があるらしい。
毎分に計算し直すと83リットル/分と一つの宿でぞんぶんに使用するには十分な量。
さてこちら連なる2つの浴槽、湯口があるのは広い右側。
そこのオーバーフロー的な湯が左側に行き、右が熱め、左がぬるめとなる構造。
そうなれば湯口に近い右側が個人的にはメイン浴槽![]()
こちらの浴槽の温度を測ってみると。。。
44.2度と旅館のメイン浴槽としては熱めだろうけれども、加水なしに入れる温度。
右側浴槽でもオーバーフローあり。
源泉の風味を湯口で確認。
コクのあるタマゴ臭と、僅かにアブラ臭を感知。
コクのあるタマゴ味、淡い塩味あり。
淡くダシ味のニュアンスもあったかも。
アブラ臭は味わいにはのってこなかった。
湯口の温度を測ってみると。。。
52.8度と源泉温度に近い、かなり新鮮な状況で投入されていると思われる。
さすがにキリっと熱く、ジンジンする![]()
しっかりとしたスベスベ感があった。
白い綿状や糸状の湯の花がそこそこに舞っている。
もちろん左側の浴槽にも入りますよ。
こちらはイメージ的には溜め湯な感じで、湯の状態はややヘタりを感じた。
オーバーフローも少なめ。
浴槽の温度を測ってみると。。。
38.8度とぬるめなので、交互入浴をしながらゆっくり過ごせる状況。
それではこの源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが231.5mg、カルシウムが33.6mg、マグネシウム7.9mg、カリウム7.7mg、アンモニウム1.9mg
、リチウム0.1mg、マンガンⅡ0.1mgなど。
陰イオンは炭酸水素が476.6mg、硫酸が164.5mg、塩化物33.0mg、チオ硫酸11.8mg、硫化水素5.4mg、ふっ化物0.4mg、りん酸1水素0.4mg、よう化物0.3mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が176.7mg、メタホウ酸が4.9mg、メタ亜ヒ酸0.1mg。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が40.5mg、遊離硫化水素が2.1mg。
総硫黄を計算すると、約14mgとなかなかの量。
もちろん基本的にはより新鮮に感じる右側の浴槽で過ごしておりました![]()
最後にもらった名入りタオルがこちら。
使わずに持ち帰り、温泉タオルコレクションの棚に突っ込んであります!
次は東鳴子温泉エリアへ移動。
川渡温泉 湯宿 ぬまくら
宮城県大崎市鳴子温泉川渡38-1
0229-84-7253
立寄り入浴料 1000円(名入りタオルか浴後のドリンクのどちらか付)
10時~20時(最終受付19時半)
火曜日 12時~清掃のため休館
水曜日 終日休館
<源泉名:沼倉の湯>
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
55.8度
pH7.5
溶存物質総量(ガス成分を除く) 1.1571g/kg
白緑色~うぐいす色やや濁り
コクタマゴ臭、微アブラ臭あり
コクタマゴ味、淡塩味、淡ダシ味あり
白色の綿状や糸状の湯の花あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2024年10月入湯
※数値はR2の分析表より































