2024年10月の鳴子温泉郷の湯修行ソロ旅2泊3日のシリーズ、その17。
中山平温泉をひと先ず離れ、また鳴子温泉エリアへ向かいます。
まず最初に恒例のここまで行程リンク集をどうぞ。
【1日目】
【2日目】
中山平温泉の宿を3つ立寄った後は、初日も立寄った鳴子温泉エリアへ再び。
目指すは鳴子大橋からも近い、有名・人気宿の一つ「旅館すがわら」。上↑の赤枠部分。
過去立寄りで2度フラれ(時間が合わず)、泊まろうとして空きがなかったこともあった因縁?のお宿。
あれ、こんな色合いのお宿だったっけ?
どうやら訪れられない内にリニューアルされたみたい。
それにしても宿が長細い!
全体的にどういう構造になっているのか、立寄りぐらいでは把握できないでしょうねぇ。
11時15分ぐらいに到着。
鳴子温泉 旅館すがわら
以前は立寄り可能時間が今一つよく把握できなかった(短かった)のだけれども、現在は10時半~17時。明朗!
入浴料500円というのには実は規制があるのですよ。
その前にお馴染みの立て札。
泉質名は硫酸塩泉となっているものの、他の泉質の源泉もこちらは持っております。
さて、立寄り入浴だとたくさんあるこちらの浴場の内、基本的に一つしか入れないのですよ。
さらに新しくできた「うるおいの湯」という浴場だと700円。
全部入るには泊まるしかないことは分かっていたので、ここは500円で「美肌の湯」という浴場を選択。
一つの浴場といっても内湯と露天風呂には入れるし、それらは使用源泉が違ったので結果的にラッキー![]()
そうとなったら浴場「美肌の湯」へ。
これが遠い(^^;
建物は細長い感じなのでロビーなどそれほど広くはない感じ。
売店↓も軽く見るだけで素通り。
まずは階段を上がるのだけれども。
こちらの宿はバリアフリーからは程遠く、移動には必ずと言っていいほど階段の上り下りがある。
これはサイトにももちろん書かれているので、理解した上で訪れましょう。
途中に何度も角を曲がったけれども写真はこちら↓だけであとは省略。
泊まってじっくり宿内探検を楽しむつもりが良いスタンスかも。
美肌の湯と言いつつ、立寄り時間では男湯の設定。
最後の階段を上がって浴場へ。
これまで宿ではほとんどが独り占め、他のお客がいても1~2人ぐらいでのんびりできたのだけれども、こちらは人気宿なのかなかなかそうもいかなかったのでした。
この脱衣所の写真↓は先客無しとはいえ、すぐに3人ぐらい合流。
内湯と露天に分かれた状況を何とか利用しつつも写真は少なめとなってしまった…特に露天はひどい写真しか撮れず![]()
まずは内湯から。
浴槽内には芒硝臭がしっかりこもっていてニンマリ![]()
浴槽サイズは2~3人ぐらいと小さめ。
洗い場はコーナーにシャワー&カランが3セットか。
カランの寄り写真もメモも無いのでカランから出たのはおそらく真湯と思われるものの、違ったらスミマセン。
使用源泉のお話を。
ほぼ無色透明な湯は源泉名が「摩天の湯 B」。
源泉温度100度、pH9.0のナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)は2.9408g/kg。
この湯を加水もなく、完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローもそれなりにあり、また茶色系の沈着も美しい。
浴槽の温度を測ってみると。。。
当初は表面あたりだと46.6度とかなりの高温。
しっかり湯もみをして。。。
加水をしなくても43.6度なら楽しめる温度。
ただしどんどん熱い湯が注がれるので、すぐ湯の表面はやはり熱くなるのでした。
浴槽には左右に湯口が見えるものの、左側↓は現在使用していないみたい。
向かって右側の湯口↓を観察。
芒硝泉らしい白いこんもりとした析出物がイイ感じ![]()
源泉は湯口でも芒硝臭あり。
淡い塩味と僅かにダシ味を感知。
タマゴ風味はいなかった。
湯口の温度を測ってみると。。。
73.4度とかなりの高温。
それども源泉温度100度からは加水せずにかなり頑張って下げての投入。
源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが758.8mg、カルシウムが37.4mg、カリウムが24.6mg、マグネシウム0.3mg、ストロンチウム0.3mg、リチウム0.2mg、アンモニウム0.2mg、アルミニウム0.1mg、亜鉛0.1mgなど。
陰イオンは硫酸が1081mg、塩化物が328.1mg、炭酸水素が95.0mg、炭酸が76.6mg、ふっ化物3.3mg、臭化物0.4mg、よう化物0.2mg、硫化水素0.2mg、チオ硫酸0.1mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が456.8mg、メタホウ酸が76.5mg、メタ亜ヒ酸が0.6mg。
この中では陰イオンの、硫酸の値よりも炭酸イオン76.6mgに、そして非乖離成分のメタケイ酸456.8mgが特筆すべき数値では。
「すがわらブルー」と言われる湯がどの源泉が使用されているのか知らないのだけれども、メタケイ酸が500mg近くあるのでこの源泉でもその可能性はあるのか。
炭酸イオンの数値なりのツルスベ感がしっかり![]()
熱めの硫酸塩泉に感じるピリピリ感もあった。
それでは露天風呂へ。
最初は掃除中だったけれども、途中から入浴OKに。
こちらの露天風呂も大きくはなく、せいぜい3~4人ぐらいの規模か。
浴槽の奥↑に湯口が見えるが、そこから投入されているのはどうやらメインの源泉ではなく、別途ホースから投入されている↓のがこちらのメイン源泉に思えた。
浴槽ではやはりほぼ無色透明~やや灰色ががって見える浴槽の湯のメイン源泉は、源泉名が「摩天の湯 A」。
源泉温度98.9度、pH7.9の、ナトリウム-炭酸水素塩泉。いわゆる純重曹泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)は1.9806g/kg。
この湯をやはり加水もなく、完全かけ流しにて使用している。
では源泉「摩天の湯 A」の成分数値も簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが383.0mg、カルシウムが46.5mg、カリウムが26.4mg、マグネシウム21.5mg、アンモニウム1.3mg、リチウム0.6mg、ストロンチウム0.5mg、鉄Ⅱ0.2mgなど。
陰イオンは炭酸水素が887.2mg、硫酸が189.5mg、塩化物が103.8mg、ふっ化物0.2mg、リン酸水1水素0.2mg、臭化物0.1mg、硫化水素0.1mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が305.2mg、メタホウ酸が14.3mgなど。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が42.8mg。
「摩天の湯 B」とは結構内容の違う源泉。
やや黒っぽく見えるのはマグネシウムがしっかりあるせい?
「摩天の湯 B」にしっかりあった炭酸イオンは0になっているが、炭酸水素がぐっと増えて重曹泉に。
浴槽の奥にある湯口↓。
こちらから少しだけ出ている源泉は内湯の「摩天の湯 B」かな。
析出物が芒硝泉っぽいし。
そういう意味では浴槽内で混合泉にはなっている状況。
明らかにメインの湯口は先に載せたこのホース。
風味もずいぶんと違う。
焦げ硫黄臭あり。
淡い焦げタマゴ味も確認。
淡い塩味もあった。
ちなみにその隣にある金属のホースからは何も出てなかった。
出すとしたら何が出ているんでしょうねぇ。加水?
こちらの湯もしっかりとしたツルスベ感あり。
さすが純重曹泉。
それにしても内湯が芒硝泉系で露天が重曹泉というのも湯マニア的にはそれだけでニンマリ![]()
とはいえ入れてない浴槽がまだまだあるので、こちらはやはり一度泊まらないとダメだな~。
そんな課題を残しつつ、次は同じく鳴子温泉エリアからもう1湯。
鳴子温泉 旅館すがわら
宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷5
0229-83-2022
立寄り入浴料 500円(1つの浴場のみ) ※うるおいの湯は700円
立寄り可能時間 10時半~17時
【美肌の湯・内湯】
<源泉名:摩天の湯 B>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
100度
pH9.0
溶存物質総量(ガス成分を除く) 2.9408g/kg
ほぼ無色透明
芒硝臭あり
淡塩味、微ダシ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
硫酸塩泉のピリピリ感あり
茶色系の沈着あり
完全かけ流し
【美肌の湯・露天風呂】
<源泉名:摩天の湯 A>
ナトリウム-炭酸水素塩泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
98.9度
pH7.9
溶存物質総量(ガス成分を除く) 1.9806g/kg
ほぼ無色透明~やや灰色透明
焦げ硫黄臭あり
淡焦げタマゴ味、淡塩味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
※実際は摩天の湯 Bも少し投入されている混合泉
2024年10月入湯
※数値はH30の分析表より




































