2024年10月半ばの鳴子温泉郷湯修行ソロ旅シリーズ、その7。
鳴子温泉「扇屋」立寄り話の続きです。
本編の前にこれまでの投稿リンク集から。
鳴子温泉の「扇屋」、内風呂の後は階上にある貸切露天風呂へ。
一度着衣は必要。
前回のおさらいで、立寄り入浴の場合は内風呂のみなら800円、貸切露天風呂も利用するなら1000円。
後者を選択しております。
鳴子温泉 扇屋 <貸切露天編>
露天風呂へ行くのに実際は外に出る必要はないですよ。
館内からそのまま上へ。
入口には素敵なデザインのTシャツが掲げてあった。
ちょっと買おうかなと思ったぐらい。
こちらの貸切露天風呂、令和3年に扇屋70周年を迎えた折に、平成の30年間を頑張ってきた露天風呂を樹齢70年の鳴子産杉材を使用しリニューアルしたとのこと。
「空の風呂」と「山の風呂」の2つがあり、空いていればどちらも入浴可能。
滞在中はこちらでも完全に独り占め状態![]()
手前が「空の風呂」、奥が「山の風呂」。
先に触れた鳴子産の木材についてはこちらの表記があり。
では「空の風呂」へ。
先に明かしておくと、「空の風呂」と「山の風呂」はパッと見の状況も浴場のサイズ感もほぼ同じ。
眺望がやや違うという感じ。
空の風呂の浴場がこちら。
屋根は無いが外に向けては塀がある状況。
それでも隙間があるので閉塞感は無い。
浴槽は2人がゆったり入れるぐらいの規模。
使用源泉は内風呂と同じ、湯使いも完全かけ流し。
浴槽の温度を測ってみると。。。
39.0度とぬるめ。
湯口にはネットが張ってあったので湯の花は内風呂に比べたら少ないものの、潜り抜けた細かな湯の花がそこそこ舞っている状況。
源泉の投入量は少なめ。
使用源泉情報は内風呂からのコピー。
ほぼ無色透明な湯は源泉名が「扇屋2号泉」。
源泉温度99.8度、pH8.9の、含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)は3.2618g/kg。
湯口の蓋を失礼して開けさせていただいた。
やはり加水はされておらず、熱い源泉を投入量を絞ることで適温まで下げている。
内風呂と違って溜め湯状態はなく、入浴客もいなかったのか湯は新鮮な状況![]()
湯口の温度を測ってみると。。。
47.5度と、投入手前でかなり下がっている状況。
湯の花につながる白~クリーム色のデロデロがここで観察できた。
風味も内風呂と基本的には同じ。
甘味もあるアブラタマゴ系で素晴らしい![]()
それではせっかくなのでもう一つの「山の湯」もいただきます。
使用源泉はもちろん同じ。
ここで成分の数値を。これも内風呂からのコピペ。
陽イオンはナトリウムが860.8mg、カルシウムが60.0mg、カリウムが28.8mg。以下マグネシウム1.6mg、リチウム0.7mg、ストロンチウム0.3mg、アンモニウム0.2mg、マンガンⅡ0.2mgなど。
陰イオンは硫酸が866.1mg、炭酸水素が501.7mg、塩化物が441.1mg、炭酸が94.2mg、チオ硫酸が14.0mg、硫化水素が5.1mg。以下ふっ化物1.3mg、臭化物0.4mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が319.3mg、メタホウ酸が65.9mg、メタ亜ヒ酸0.1mg。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が0.2mg。
総硫黄を計算すると約13.14mgとしっかりした量。
総硫黄の値の他には炭酸イオン94.2mg、メタケイ酸319.3mgあたりに注目。
こちら山の湯の方が体感でやや温度が高かった。
風味に違いは無し。湯口の白いデロデロはこちらの方がやや大きいねぇ![]()
その浴感はやはり膜を張るようなとろみを帯びたツルスベ感が印象的![]()
1000円したものの、魅力的な湯をぞんぶんに楽しめるこちら。
泊まって3つの浴槽を入り倒すのも極楽でしょう![]()
次は同じ鳴子温泉の中よりもう1湯。
鳴子温泉 やはたの湯 扇屋
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷38-1
0229-83-3205
立寄り入浴料 内風呂のみは800円 貸切露天と合わせて1000円
12時~14時半(メンテナンスで入れないことあり)
休館日 木曜
【貸切露天風呂】
<源泉名:扇屋2号泉>
含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
99.8度
pH8.9
溶存物質総量(ガス成分を除く) 3.2618g/kg
ほぼ無色透明
揮発系の淡アブラ臭、淡コクタマゴ臭あり
淡アブラ味、コク淡タマゴ味、淡甘味、淡塩味あり
膜を張るようなツルスベ感がしっかり
湯口ネットを潜り抜けた細かな湯の花しっかり
完全かけ流し
2024年10月入湯
※数値はR1の分析表より



















