2025年4月に一人で一泊しつつ未訪の山梨の湯を中心に巡ったお話、その17。
今回でこのシリーズ最終回です。
最初はいつもの様にここまで行程のリンク集から。
北杜市の湯を2つ入った後は最後にもう一度笛吹市へ。
JR石和温泉駅から北東へ数百メートルあたり、小さな平等川を渡り少し奥まったところにあるのが「旅館 日の出温泉」。
この看板↑↓が出ているので迷うことはないでしょう。
看板のそばにある石碑↓。
「元湯龍鑛泉」の文字が。
ここで湧く自家源泉のことでしょう。
そう、こちらはこの自家源泉を持ち、さらに共同源泉の引き湯も利用している2源泉使用の宿。
実はこちらも「民宿やまと」と同様、前日に一度訪れているんですよ。
そうしたら、なんと臨時休業↑!
改めて翌日の最後に出直した↓のでありました。
二度目は無事営業中!
日帰り入浴は15時からと聞いており、オープンアタックを狙いつつももたついて遅れること十数分。
これはまずいタイミングでしょうが、もう仕方ない。
本館と思われる建物↑の他にもう一つ小さな建物↓があり、そちらにも旅館名を掲げた入口が。
作業をされていた庭師の方に尋ねたらこの小さな入口↑からとのことだったので中へ。
旅館 日の出温泉
こちらのお宿、オフィシャルサイトがどうやら無いのです。
立寄り可能時間は先述した通り15時~20時と把握していたものの、13時~20時としてある紹介サイトもあり、実際は要確認でお願いします。
いずれにせよ15時15分頃に到着。
玄関部分でスリッパに履き替え。
日帰りの場合は90分以内でとのこと。
宿の立寄りでそんなに長居はしないでしょうと思ったものの、これは現実的な仕切りであることを後で思い知るのでした。
廊下を進むものの、入浴料を払う受付はどこになるのかうろうろ。
結局本館の玄関にあるフロントへ。
立寄り入浴料は500円。
この場所はそう、本館の入口すぐ。
ならばこちら↑から入った方がよかったのかなと思いつつ、正解はわかりません!
居心地のよさそうなロビーには宿泊客がぼちぼち訪れて初めておりました。
結局戻る形で浴場、男湯へ。
オープンアタック(15時からとしたら)に完全失敗する形で脱衣所へ入ると案の定すでに先客が何人か。
結局入浴客は増えることはあっても減ることはなく、最終的には10人ほどに!
残念ながら撮影はほぼできませんでした。。。
この日の〆の湯だったけれどもそういうわけで写真はほぼ無いも同然。
先述したようにオフィシャルサイトもなく、検索すると個人のブログの写真ばかり出てくる。
なので観光紹介サイトなどから拝借できたのも少量です。
浴場は幅いっぱいの浴槽がありつつ、中で2つに仕切られている。
左側2/3が自家源泉を使用、右側1/3が配湯の源泉を使用。
わかりやすい拝借写真がこちら↓。
※写真は旅行紹介サイトより拝借
まずは寄り写真のない、右側の小さい浴槽の源泉から。
無色透明な湯は源泉名が「山梨県企業局 石和温泉管理事務所給湯口」。
源泉名らしくない名前だけれども、これは今まで見てきた「シャトレーゼホテル 旅館 富士野屋」や「ビジネスホテル きぬ川」、「民宿やまと」などで使用していた源泉名「新貯湯槽」の湯とおそらく同じ。
湧出地の住所で確認。分析のタイミングが違う(こちらの方が少し古い)ので名前も違う明記になっていると推察。
ここでは掲げてあった少し古い(H24)の分析書から抜粋。
源泉温度45.9度、pH9.1のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.3489g/kg。
この湯を2km引き湯しているため、加温かけ流しにて使用。
温度計で測ってないものの、浴槽で42度ぐらいだったか。
加温のためかほぼ無味無臭。スベスベ感あり。
源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが94.5mg、カルシウム7.6mg、カリウム1.6mg、アンモニウム0.3mg、リチウム0.1mg、アルミニウム0.1mg。
陰イオンは塩化物が79.6mg、硫酸が61.1mg、炭酸水素が26.8mg、炭酸が20.4mg、フッ化物1.2mg、臭化物0.3mg、水酸化物0.2mg。
非乖離成分はメタケイ酸が49.6mg、メタホウ酸6.2mg、メタ亜ヒ酸0.4mg。
それでは広い左側の浴槽、自家源泉の方。
※写真は旅行紹介サイトより拝借
無色透明な湯は源泉名がそのまま「旅館 日の出温泉」。
源泉温度36.3度、pH8.1の単純温泉。
成分総計は0.6502g/kg。
湧出量は掘削自噴で75.5リットル/分。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
すなわち浴槽温度はほぼ源泉温度、それはまさに不感温度。
そして膜を張るようなスベスベ感あり。
泡はすぐには付かないものの、20分、30分と入っているとやがて細かな泡で体中が包まれるんですわ![]()
こんなの一度入るともうしばらくは絶対出たくないヤツ![]()
立寄り90分制限をしないといけないことがよく分かりました!
ほぼ無臭~わずかに温泉臭あり。
淡い甘味と僅かな塩味。
クセのない風味もまた長湯を誘う!
こちら↓は女湯の自家源泉湯口あたりの拝借写真。
※写真は旅行紹介サイトより拝借
自家源泉の方の成分数値も簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが166.6mg、カリウム9.8mg、カルシウム9.3mg、マグネシウム0.1mg。
陰イオンは塩化物が132.3mg、硫酸が118.6mg、炭酸水素が93.1mg。
非乖離成分はメタケイ酸が123.4mg、メタホウ酸6.9mg、メタ亜ヒ酸0.1mg。
山梨のぬる湯天国具合をまた押し上げる極上湯で間違いなし。
かくいうわたくしも60分近く入っておりました(予備に予定していたもう1湯は早々と来訪中止)。
宿泊しても立寄り客と被りそうな時間帯が結構ありつつも、この湯は泊まってまたじっくりと堪能したいものですわ。
無人の浴場写真も美しく撮り直したいし。
以上で2025年4月の山梨一泊一人旅話は終了。
お付き合いありがとうございました。
この後はお知らせや2025年末の食べ飲みネタをいくつかはさみ、この山梨シリーズの流れで2025年7月に仕事でまた山梨へ行った際に訪れた食やお湯のお話も3投稿ぐらい予定しております。
乞うご期待![]()
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旅館 日の出温泉
山梨県笛吹市春日居町鎮目1646
0553-26-2454
立寄り入浴料 500円
立寄り可能時間 15時(13時?)~20時 ※要確認
90分以内
【配湯】
<源泉名:山梨県企業局 石和温泉管理事務所給湯口>
アルカリ単純温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
45.9度
pH9.1
成分総計 0.3489g/kg
無色透明
ほぼ無味無臭
スベスベ感あり
加温かけ流し
【自家源泉】
<源泉名:旅館 日の出温泉>
36.3度
pH8.1
成分総計 0.6502g/kg
無色透明
ほぼ無臭~微温泉臭
淡甘味、微塩味あり
膜を張るようなスベスベ感あり
しばらくすると細かな泡付きあり
完全かけ流し
2025年4月入湯
※数値はH24、27の分析表より





















