クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド <温泉編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2023年4月末に一泊で巡った静岡一人旅シリーズに戻ります。

駿河健康ランドの続き。

本編前に、まいどのここまで行程リンク集がこちら↓。

 

大沢温泉 依田之庄

御食事処 よこ田(食事)

西伊豆町営 やまびこ荘

仁科漁協直営 沖あがり食堂(食事)

土肥温泉 屋形温泉共同浴場

土肥温泉 弁天の湯共同浴場

クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド <到着編>

 

 

国道1号バイパスから見える「クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド」。

泊まった理由はもちろん自家源泉の使用。

でも今回ようやく決断した理由がさらにあったのでした。その話は追々出てくるでしょう。

 

 

クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド  <温泉編>

 

 

 

実はこちら、某巨大温泉コミュニティ?の中で静岡のNo.1になったことがあったそうな↓。

 

 

伊豆の有名な温泉たちを差し置いてこちらが第1位になったというのだから、ちょっとびっくり。

 

さて、温泉周りの施設は2Fに集結している。

 

 

ぼくは8Fの部屋から浴場に向かったのでこの階段↑は上らなかったけれども、日帰り入浴の人は多くこの階段を利用するのでしょう。

 

 

浴場は男女でほぼ同規模に分かれており、入替えは無し。

さて、この見取り図の青い男性浴場側、右上端に目を凝らしてください↑。

 

拡大し、枠で囲んだのがこちら↓。

 

 

後からシールを貼った「源泉かけ流し冷泉」の表記。

そう、こちらの湯はずっと加温循環だと思って後回しにしてきたのだけれども、最近になってこの非加熱かけ流しの浴槽ができたのですよビックリマーク

こちらをよく利用されてるブロ友さんに教えてもらったんです。

これが宿泊してでも訪れることを決断した大きな理由でした。

ただし男湯のみなんですよ。女性の方、すみません。ぼくが謝ることではないけれど。

 

 

さて、浴場内は撮影禁止。これはまあ予想していた通り。

例によってオフィシャルサイトや旅行会社のサイトなどより写真は拝借しました。

実際いつ行っても入浴客が居て、禁止でなくても撮影は無理だったでしょう。

夜半3時過ぎとかに行っても入浴している人、居たし!

そう、こちら男湯は朝4~5時以外、23時間入浴可能となっております。

 

 

脱衣所も迷子になりそうなぐらい広かった!

 

すべての浴槽で源泉を使用しているわけではなく、しかも浴槽の数がとても多い。

なので源泉を使用してない浴槽は今回省略。いくつかあるサウナも省略。

詳しくはこちら↓をご覧ください。

 

 

何といってもメインは源泉使用の露天風呂。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

プールのように広く、立ち上がれば太平洋が見える。

湯使いは加温し、写真↑を見てお分かりのようにぐるんぐるん循環している。

ただし消毒の塩素臭はないのが良かった。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

無色透明な湯は源泉名が「源泉番号738001」。

ちょっと珍しい表記。

源泉温度16.4度pH6.4カルシウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉

成分総計24.78g/kg高張性

早い話がまさに海水みたいな源泉。

掘削・動力揚湯で1日に160tの湧出があるとのこと。計算したら111リットル/分ぐらいか。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

湯使いは先述通り、加温・循環。基本はオーバーフローは無い。

先述通り、嫌な消毒の塩素臭はしない。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

塩化物らしいスベスベ感がある。

そして入っていると指先がジンジンする。

高張性の浸透圧の関係なのか、かなり「効く」お湯。

朝はなぜかこの状態で泡付きがあった。何か装置をかましているのかはわからず。

 

メイン浴槽の他につぼ湯が5つ。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

こちらは浴槽からはしっかりオーバーフローがあり、パッと見は加温かけ流しに見えるけれども手前下に循環装置があるように見えた。

でも全回収ではなく一部回収のようにも思えたが、真相は不明。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

5つ並ぶ中、なぜかまた真ん中の浴槽で朝は大量の泡付きがあったイヒ

これも理由は分からないものの、気分は加温かけ流しwith泡付き。送湯の具合によるものなんですかね。

目線の先に太平洋を感じながらの朝湯は、むろん気分は上々ニコ

 

さて、そろそろお待ちかね(?)、非加熱かけ流しの浴槽へ。

 

※写真は観光紹介サイトより拝借

 

源泉かけ流し冷泉」は浴槽が2つ。共に一人用サイズ。

体感で17~8度ぐらいに思えたので、ほぼ源泉温度でしょう。

 

ここで源泉の風味を。

ほぼ無臭。あえて言えばこちらでない加温の方で臭素臭みたいなニュアンスを感じた。

そして強い苦味強い塩味はやはりまるで海水。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

ここで成分の数値を簡単に抜粋。

陽イオンはカルシウムが4726mg、ナトリウムが2045mg、マグネシウムが1552mg。以下カリウム33.9mg。

ミリバルベースではナトリウムよりもマグネシウムが多くなるので、泉質名はカルシウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉となるよう。

陰イオンは塩化物が14880mg、硫酸が1409mg。以下臭化物55.1mg、炭酸水素49.4mg、よう化物1.6mg。

遊離成分はメタケイ酸21.9mg、メタホウ酸2.1mg、遊離二酸化炭素7.9mg。

 

それでは内湯エリアに戻って、源泉使用の浴槽を簡単に紹介。

 

黄鉄泉

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

源泉に鉄分を足し、実際は黄褐色ささ濁り状態になっていた。

 

美白炭酸泉

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

これは確か源泉を薄めて羊水の濃度にしているのではなかったかな。違ったらごめんなさい。

源泉使用の人工炭酸泉。

 

上の2浴槽はこんな感じ↓で並んでいる。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

さらにラジウム波動泉というのも源泉使用とのこと。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

下に加温された源泉が溜まっております。

 

写真拝借ついでに女湯だけにある源泉使用の浴槽が潮風呂

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

入ってないのでノーコメント。

 

他に印象に残ったのは、サウナだけでなく高張性の源泉で火照った塩梅を中和させるためにも水風呂。こちらは真水。

 

※写真は旅行会社の紹介サイトより拝借

 

そして打たせ湯関係。これも源泉は使用しておらず。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

どれも圧はしっかりあったので、結構多用しておりましたイヒ

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

他に紹介していない源泉不使用の浴槽は上の方に貼ったオフィシャルサイトをご覧ください。

温泉好き以前に風呂好きなら何時間でも過ごせる内容となっておりますイヒ

 

次は館内にある食事処、いや居酒屋での夕食話。

 

 

 

クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド

 

静岡県静岡市清水区興津東町1234
054-369-6111

シングルルーム・山側・禁煙・素泊まり 5500円+入湯税

旅行会社のポイント使用で1500円引きにて宿泊

 

<源泉名:源泉番号738001

カルシウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉(高張性・中性・冷鉱泉)

16.4度

pH6.4

成分総計24.78g/kg

160t/day(掘削・動力揚湯)

ほぼ無臭

強苦味、強塩味あり

スベスベ感あり

加温・循環(源泉かけ流し冷泉は完全かけ流し)

 

2023年4月入湯

※数値はR2年の分析表より