カウンセリングに来てくださる方が、
うちの状況を尋ねてくださることがあって、
お答えすると、
「スゴく親子関係がいいんですね・・!!」と
驚かれることがよくあります。
たしかに今は、
いろんな話ができるようになり
仲の良い親子ということになるのかなぁ。
でも、最初からこんな穏やかな関係ではなかったんですよー!!
特に長男さんは、
発達の特性を理解してもらえないストレスや
学校という場とのミスマッチでイライラしがちで
家ではよく荒れていました。
私も余裕がなく応戦したりして
険悪なことって何度もありましたよ・・
特に、精神科のお仕事に就くまでは
コミュニケーションの技法というものも
全く知らなかったので、
しなくてもいい炎上を仕掛けたり
地雷を自分から踏みに行ったり
していたと思いますねーー![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
それでも今こんな関係になれているのは、
ちょっとしたポイントを押さえているかいないか、
というただそれだけだと思います。
しかも、そのポイントはそんなに難しくない。
続けるのは少し忍耐がいるかもだけど・・
そのポイントっていうのは、
ほんとうに巷でよく言われていることを
忠実に実行するだけです。
気まぐれに気分のいい日だけじゃなくて、
どんな日も(できないときだってもちろんあるんですけど)
実行しようとすることです。
そのポイントは、
①自分の機嫌は自分でとる
②否定形の言葉じゃなく、肯定形の言い回しにする
③指示・命令じゃなく、相談する
だと個人的には思っています。
なんだよ~
ありきたりだよ!!知ってるよ!!
って
声が聞こえてきそうですが、
子育てに魔法なんてなく、
対人関係に手抜きでうまく行く方法なんてなく、
結局は基本的で目新しくないこの方法を
やり続けられるかどうか
にかかっているんですよね。
気が向いたときだけじゃなくて、
気分がのってるときだけじゃなくて。
ときどき「やっちゃったよ・・」ってときも
もちろんあるんですが
そういうときになるべく早く態勢を立て直して。
やり続けられるかどうかなんですよ・・
子育てだけじゃなく、
信頼関係を築くのが難しいとされている、
メンタルに不調のある方や障害のある方と
長く関わってきて実感しています。
みんな相手を思っているし、
お子さんのことを愛しているんだけど、
ちゃんと伝わる形で、
お子さんが「大事にされてる!」って感じられる形で
やり続けることが必要なんですよね。
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