些細なことから、不安を感じやすい。
 
そして、いったん不安を感じると、
不安の渦に飲み込まれてしまう・・
 
 
という方は、
けっこう多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
不安とうまく付き合うには、
どうしたらいいのでしょう。

 

 

 

不安はどんなときに現れる?

 

人が不安を感じるのは、

大きく分けて次の4つ。

 

 

①正体がわからないとき

②出口が見えないとき

③何かを失うとき

④これから先に起こることを予測するとき

 

 

コロナ禍の初期に

みんなが不安に駆られたのは、

 

この4つをすべて満たしていたからですね。

 

 

 

最近は、

①の正体は少しずつ分かってきましたが、

 

②の出口や④のこれから先に起こることは、

ますますわからなくなってきたように思います。

 

 

 

つまり、まだまだ不安を感じる状況が

続くということですね。

 

 

 

 

 

 

「今、不安だな」と感じるとき、

 

この4つのどれに該当するのかを

把握するだけでも、

不安になる理由が分かり、

少しすっきりします。

 

 

 

不安になる理由が分かるだけでも、

対処法が分かることもあります。

 

 

 

不安は見えないから怖い!

 

不安って、目に見えませんね。

 

だから怖いんだと思います。

 

 

 

どれくらいの大きさ、

どれくらいの強さの不安が

今あるのか分からない。

 

 

 

小さな不安だと思っていたのに、

気が付いたら膨れ上がっていた。

 

 

 

分からないことがまた不安を呼び、

不安が膨れ上がってしまったことに焦り、

悪循環にハマる。

 

 

 

それは決して珍しい状況ではないと思います。

 

 

 

人間をやっていれば、

誰しも一度は

経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

お化け屋敷に入るとき、

 

「次の角を曲がったところで、

これくらいの身長の、

こんな姿のお化けがいます。」

 

とあらかじめ聞いていれば

怖さを我慢できそうだけれど、

 

 

どこでどんなお化けが

出てくるか分からない。となれば、

恐ろしさは倍増します。

 

 

 

不安もこれと似たようなところがあるな、

と感じています。

 

 

 

不安を「見える化」するには

 

見えないから怖い不安を、

見える形に変える方法があります。

 

 

それは、数値化すること。

 

 

 

 

 

 

数値化する方法は、

以下の①~③に沿ってやってみてください。

 

 

①今まで生きてきた中で、

一番強い不安を感じたときを思い起こす。

 

② ①の不安の大きさを10とする。

 

③今感じている不安の大きさを

数字にしてみる。

(1~10の数字になるはずです)

 

 

これで、今の不安が見える形になりましたニコニコ

 

 

 

不安の数値をひとつ減らすには?

 

不安を数字にして「見える化」できたら、

 

次はこの数値を使って、

不安をコントロールしていきます。

 

 

 

 

 

 

不安に飲み込まれているときというのは、

不安が主導権を持っています。

 

 

 

あなたは、

不安が大きくなったり小さくなったりするたびに

振り回される状態です。

 

 

 

この状態はとてもしんどいので、

あなたが主導権を握りましょう指差し

 

 

 

このこときに使う考え方が、

不安の数値をひとつ減らすには?」です。

 

 

 

 

これまで生きてきた中で

一番の不安を10として、

 

今の不安が6であるとします。

 

 

 

これを、5にするにはどうすればいいか?

どんなことが役に立ちそうか?

 

 

 

または、5になったとしたら、

何がよかったのか?

ということを考えます。

 

 

 

6→5に減らすのがハードルが高い、

何も思いつかないという方は

 

6→5.5でもいいですし、

もっと小さい幅でもOKです。

 

 

 

不安をモニタリングして、コントロールする!

 

不安を感じやすい、

不安に振り回されやすいという方は、

 

不安を数値化する

数値が変化したときの要因を振り返る

 

という作業を

日常の中でする習慣をつけると、

不安をコントロールできるようになってきます。

 

 

 

 

 

 

不安が強くなったとき

(数値が大きい方に変化したとき)

の要因に目が行きがちなんですが、

 

 

大切なのは不安が弱くなった時(数値が小さい方に変化したとき)

の要因です。

 

 

 

これかな?と思っていても

忘れてしまいますので、

どこかにメモをすることをオススメしています。

 

 

 

そして、不安に飲み込まれそうなとき、

そのメモを見返してください。

 

 

 

不安が弱くなる(数値が小さくなる)状況を

作り出すことで、

不安をコントロールすることができますニコニコ

 

 


不安が強い方。

不安に飲み込まれがちな方。

カウンセリングで

不安のコントロールができるように

お手伝いしますよニコニコ

 


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