もやしとピーマンの浅漬け
札幌は春まっただなか。
1年のベストシーズンに突入です。
昨日の午後は、散歩がてら大通公園で開催中のライラックまつりへ。
Saturday in the Parkとはまさにこのことですな。
道産ワインと道産食材たっぷりの出店フードを仲間と頬張る幸せな休日
(ライラックの花言葉は友情・青春の思い出・初恋・大切な友達etc...だとか。
この光景を見てると、そんな花言葉達がなんともしっくり)。
ライラックまつりを皮切りに、大通公園ではこれから雪まつりまでの間
よさこい・ビアガーデン・オータムフェスト・ミュンヘンクリスマス市と
イベント目白押しです。
堂々と飲んだくれられる公園が近所にあるって素晴らしいなぁ
札幌市民はもちろん、観光で来た人達にも楽しいと思う。
道外の皆さん、ぜひおいでませ。
今日はライラックまつりの話が長くなったのでお料理は脇役です。
作るの3分、説明30秒(笑)おかずが足りない時に助かる
サラダ風の浅漬けをどうぞ!
さっぱりして、これから向かう暑い季節にぴったりのおつまみです。
【材料】 (2人分)
もやし 1/2袋
ピーマン 小1個
浅漬けの素 適量
生ハム(お好みで) 1~2枚
【作り方】
① ピーマンは種を除き細切りにする。
② もやしとピーマンをサッと茹でる。またはレンジで1分半前後加熱する。
③ ②をざるに上げ水を切り、ビニル袋に入れて浅漬けの素を入れる。
④ 好みの濃さに使ったら皿に盛りごまをふる。
小さめに切った生ハムを入れると小洒落た味に(今回は不使用)。
そら豆と道産ナチュラルチーズの春色前菜
今日は久々に朝からいい天気
今朝は早起きできたので、午前中の間に掃除も洗濯も終えられました。
午後は冬の間眠っていた自転車の手入れでもしようかな。
さて、遅い朝食をとりながらテレビをつけたら、
ちょうど北海道のナチュラルチーズ生産者を取り上げた番組が。
応援の気持ちを込めて、また備忘録も兼ねてご紹介します
(今回、本文中あちこちにリンクはってます。
リンク部分の文字色が紫なので目立ちづらいですが、
カーソルを合わせるとポインタが変わるので、
ぜひリンク先のHP・記事も見てみてくださいね)。
江丹別 伊勢ファーム カウ&カーフ
家族経営で品質にこだわった小規模酪農を行っている伊勢ファーム。
ここで生産される「江丹別の青いチーズ」が、
JALの日本初国際線のファーストクラスで、6~8月まで提供される
(ファーストクラス搭載のその他チーズはこちら )。
チーズ作りを担っているのは次男の伊勢昇平さん。
なんとまだ26歳!
協働学舎(詳細後述)でナチュラルチーズ作りを学び、
現在は独立して実家の牧場でチーズを作っている。
表情も一言一言も、「26歳の若き青年」というより、もはや「誇り高き生産者」。
番組中、こんなコメントも。
「僕の夢は1つ、チーズを通して江丹別を多くの人に知ってもらうことです。」
ただでさえ少量生産な上に最近は問合せが殺到して入手困難だそうですが、
今度ぜひ試してみたい一品です。
そして彼が師事したのがこちら。
代表の宮嶋望氏は世界でも一目置かれる生産者。
研修生の受入れにも積極的で彼の元から独立した生産者は
道内外で10軒に上る。
「受入れは競合を増やすことにもなるのではないか?」という問いに対しては
「品質を重視した商品を作る仲間を増やしたい。
またそういった商品のマーケットを創造したいんです。」との答え。
そして彼は優れたチーズ生産者だけではない。
彼のことを知るには、こちらの記事も併せてどうぞ⇒north style
こんな方が北海道にいたなんて。恥ずかしながら今まで知らなかった。
彼の著書 も、さっそく読んでみようと思う。
前置きが長くなりましたが、お料理いきます。
前述の協働学舎と業務提携しているチーズ工房NEEDS が作る
ハードタイプのチーズ槲(かしわ)を、春の味覚そら豆に合わせました。
濃厚なチーズがほっくりしたそら豆とよく合います。
札幌ではいろんなところで入手できる(ポールタウンのCheese Please等)ので
市民の方はお試しあれ。
もちろん、他のハードチーズでもOKです。
【材料】 (2人分)
そら豆 6粒程度(2~3さや分)
ハードチーズ 適宜
オリーブオイル(そのまま飲めるくらい美味しいもの) 適宜
【作り方】
① そら豆をさやから出し、沸騰した湯に塩を入れた鍋で
2分塩茹でする。ざるに上げ、薄皮を剥いておく。
② チーズはおろし金などでおろしておく。
③ ①のそら豆を皿に並べ、②のチーズをふりかけ、
上からオリーブオイルを垂らす。
チーズがいくら美味しそうでもかけすぎ注意!
優しいそら豆の風味が負けてしまいます(笑)
和と伊の融合!切干大根とドライトマトの白ワイン炒め
GWが明けて早4日。
連休中は終始スッキリしない空模様だった為、
桜を見に行くとかスポーツをするというアウトドアには全く手を出さず、
家中大掃除、宅飲み、テレビでのんびり野球観戦…と巣ごもり生活でした。
悪天候の休日って、何とも性格が出ると思うんです。
雨にも負けず、風にも負けず、遊びに出るバイタリティのある人。
人生を謳歌しているって感じがしますね。
私はその真逆です。良く言えば大いなる自然の力には逆らわない。
雨音を聴きながらまどろんだり(単に昼間も薄暗いから寝やすいだけ)、
平日は朝晩しか家にいないから休日くらいは家での生活を楽しんだり
(極度の出不精で週末2日間パジャマで引き籠っても何とも思わないだけ)。
巣ごもり万歳!出不精万歳!!
さて、そんな巣ごもり派が送る本日のお料理は
「買い物に出たくない日の巣ごもり応援メニュー」です。
メインの食材は切干大根とドライトマトという、保存のきく乾物のみ。
種々の事情により買い物に出られない日のプラス1品にどうぞ。
レパートリーの広がりにくい切干大根を
「無理矢理洋食風にアレンジしました」感も否めませんが、
結構アリな組み合わせ!!……と個人的には思う。
ただし食材数が少ないので、これだけでは彩りがイマイチなのと
やや飽きやすいのが欠点です(笑)
ガーリックのペッパーやハーブを効かせて、
ビールまたはワインのお供にしてあげてください。
【材料】 (2人分)
切干大根 ひとつかみ
ドライトマト 3~4個分
にんにく 2かけ
オリーブオイル(フライパンにたっぷり行き渡る位)
白ワイン 100ml程度
みりん
しょうゆ
粗挽きペッパー(お好みで)
ハーブ類(ドライパセリ・バジルなど)
【作り方】
① 切干大根は水で戻し、ざるに上げて水を切っておく。
② フライパンにたっぷりめのオリーブオイルと薄切りにしたにんにくを入れ
弱火でにんにくの香りを立たせる。
③ 刻んだドライトマトと①をフライパンに入れ、中火で炒め、
油を全体になじませる。
④ 白ワイン・みりん・しょうゆを回しかけ弱火にして炒め煮にする。
⑤ 切干大根が柔らかくなったら蓋を開け火を強めて水分を飛ばす。
味を見ながら適宜調味料や粗挽きペッパー・ハーブ類を足す。
⑥ 水分が適度に飛んだら火を止め、冷ましながら味をしみさせる。
梅鰹の和風ポテトサラダ
今週は札幌でも大いに春を感じられる1週間でした。
週頭には夏タイヤに交換し、昨日は昼間今シーズン初ランニング。
体が重くて半分近くはウォーキングになってしまいましたが、
出始めた花の芽や池の小魚を見ながら、エネルギーチャージできました。
豊平館(ほうへいかん)と空の青がきれいでした。
↑エゾヤマザクラの蕾。まだ固く、開花にはしばらくかかりそう。
今日のお料理は、まだ見ぬ花を思いながら桜色(?)のポテトサラダです。
先日外で食事をした時に初めて食べ衝撃を受けたので、
家でもさっそく作ってみました。
これまでポテトサラダに梅を入れてみようなんて、思ったこともなかった。
どちらも身近な食材なんだけど、これぞ「組み合わせの妙」。
こういう新発見があると、料理の幅がググッと広がりますね。
梅の酸味が爽やかで、普通のポテトサラダよりも箸が進む気がします。
日本酒・焼酎・優しいブルゴーニュワインのお供にどうぞ。
【材料】 (2~3人分)
じゃがいも 3個
きゅうり 1本
塩・こしょう 適量
マヨネーズ 適量
梅干し 2~3個
しょうゆ 大さじ1~お好みで
みりん 大さじ1~お好みで
おかか 2~3つまみ
【作り方】
① じゃがいもを洗って泥を落とし、芽をとる。
水を張った鍋に入れ火にかけ茹でる。
② きゅうりは薄切りにし、塩をまぶして水を出す。
その後しぼって水を切る(塩辛かったら水にさらしてから)。
③ じゃがいもが柔らかくなったら湯を切り、フォークでつぶす。
きゅうり・塩・こしょう・マヨネーズを加え混ぜる。
この段階では「ちょっと味が薄いかな」程度に。
④ 梅干しの種を除き包丁で叩く。
しょうゆ・みりん・梅干しを混ぜ合わせる。
⑤ ③のポテトサラダに④とおかかを加え混ぜる。
味が足りなければ、適宜調味料を足して味を調える。
ほんのり温かいままでも、よく冷やしてでも
肉食宇宙的 豚の角煮
本州の桜情報を羨ましく思いながら2週間近くが過ぎましたが、
札幌もようやく春らしくなってきました(桜はもう少し、ですが)。
歩道からも車道からも雪がほぼ消え、日差しもぽかぽか、
ドライブの楽しい季節到来で、アクセル踏む足にも力が…
と言いたいところですが、今は春の交通安全週間中。
街中にお巡りさんやパトカーがうようよと徘徊
市民の安全の為に目を光らせてしていらっしゃるので、
ぶっとばすのは車じゃなくブログの内容くらいにしましょうか(笑)
何の話かっていうと、最近心を鷲掴みにされたレシピ記事です。
こちら:安全ちゃんの肉食宇宙
雑誌でコラム書いたりもしている人なので、知ってる人もいるかもしれません。
名前が「安全ちゃん」……なぜ!?
透明感のあるきれいな顔立ちなのに、「リアル>可愛い」熊のかぶり物。
書く文章にはシュール&ネガティヴな例えや修飾語のスパイス満載。
でも料理の手順はきっちり丁寧に書かれていて、
調理法の比較検討までするという細やかさ。
なんかもうぶっ飛び過ぎてて、尊敬の念すら覚えます。
彼女がどういう人なのかは知りませんが、
こういう「ぶっ飛びエッセンス」が香る人間になりたい。。
で、今日はこの記事を参考に作った豚の角煮を。
蒸すことで余計な脂を落とし、烏龍茶で煮込んだら
「脂身はゼラチン質のフルフルで、赤身はしっとり柔らかい」
理想にほぼ近い角煮ができました!
写真はイマイチですが衝撃の美味しさで、幸せを感じます!
時間はかかりますが達成感を味わえること間違いなし(笑)
【材料】
豚バラブロック 1kg
(加熱で縮むので、「食べる時の量」の1.5~2倍量を用意しましょう)
生姜 1かけ
酒 2~3カップ
砂糖 大さじ3
烏龍茶 濃い目に煮出しておく。
しょうゆ 1/2カップ
お好みで葱・からし
【作り方】
① 豚バラブロックを切る(しつこいですが縮むので大きめに)。
② 薄切りにした生姜と①をざるに入れ、
ざるが入る大きな鍋に水を張り、ひっくり返したお椀等の台に
ざるをのせる。
勿論、蒸し器がある場合はそれを使っても◎です。
豚肉を下蒸しすることで、臭みと余計な脂を落とします。
③ 蒸した豚肉を深めの容器(皿・内鍋など)に移す。
酒・砂糖・烏龍茶を、肉がひたひたになるまで入れる。
②で使った大鍋の湯を一旦すてて再度水を張り火にかける。
④ 1時間程蒸したら醤油を加え、5分後火を止める。
⑤ 冷める過程で味がしみ込むので、しばらく放置。
⑥ 食べる際は温め直して、お好みで白髪ねぎとからしを添えて。
作った翌日からが美味しかったです