そら豆と道産ナチュラルチーズの春色前菜 | 小料理屋KAORIの今日の一品

そら豆と道産ナチュラルチーズの春色前菜

今日は久々に朝からいい天気晴れ

今朝は早起きできたので、午前中の間に掃除も洗濯も終えられました。

午後は冬の間眠っていた自転車の手入れでもしようかな。


さて、遅い朝食をとりながらテレビをつけたら、

ちょうど北海道のナチュラルチーズ生産者を取り上げた番組が。

応援の気持ちを込めて、また備忘録も兼ねてご紹介します

(今回、本文中あちこちにリンクはってます。

リンク部分の文字色が紫なので目立ちづらいですが、

カーソルを合わせるとポインタが変わるので、

ぜひリンク先のHP・記事も見てみてくださいね)。


牛江丹別 伊勢ファーム カウ&カーフ

家族経営で品質にこだわった小規模酪農を行っている伊勢ファーム。

ここで生産される「江丹別の青いチーズ」が、

JALの日本初国際線のファーストクラスで、6~8月まで提供される

(ファーストクラス搭載のその他チーズはこちら )。


チーズ作りを担っているのは次男の伊勢昇平さん。

なんとまだ26歳!

協働学舎(詳細後述)でナチュラルチーズ作りを学び、

現在は独立して実家の牧場でチーズを作っている。


表情も一言一言も、「26歳の若き青年」というより、もはや「誇り高き生産者」。

番組中、こんなコメントも。

「僕の夢は1つ、チーズを通して江丹別を多くの人に知ってもらうことです。」


ただでさえ少量生産な上に最近は問合せが殺到して入手困難だそうですが、

今度ぜひ試してみたい一品です。


そして彼が師事したのがこちら。


牛協働学舎新得農場

代表の宮嶋望は世界でも一目置かれる生産者。

研修生の受入れにも積極的で彼の元から独立した生産者は

道内外で10軒に上る。


「受入れは競合を増やすことにもなるのではないか?」という問いに対しては

「品質を重視した商品を作る仲間を増やしたい。

またそういった商品のマーケットを創造したいんです。」との答え。


そして彼は優れたチーズ生産者だけではない。

彼のことを知るには、こちらの記事も併せてどうぞ⇒north style

こんな方が北海道にいたなんて。恥ずかしながら今まで知らなかった。

彼の著書 も、さっそく読んでみようと思う。



前置きが長くなりましたが、お料理いきます。


前述の協働学舎と業務提携しているチーズ工房NEEDS が作る

ハードタイプのチーズ槲(かしわ)を、春の味覚そら豆に合わせました。

濃厚なチーズがほっくりしたそら豆とよく合います。

札幌ではいろんなところで入手できる(ポールタウンのCheese Please等)ので

市民の方はお試しあれ。

もちろん、他のハードチーズでもOKです。


小料理屋KAORIの今日の一品

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【材料】 (2人分)


そら豆  6粒程度(2~3さや分)

ハードチーズ 適宜

オリーブオイル(そのまま飲めるくらい美味しいもの) 適宜



【作り方】


① そら豆をさやから出し、沸騰した湯に塩を入れた鍋で

   2分塩茹でする。ざるに上げ、薄皮を剥いておく。


② チーズはおろし金などでおろしておく。


③ ①のそら豆を皿に並べ、②のチーズをふりかけ、

   上からオリーブオイルを垂らす。


   チーズがいくら美味しそうでもかけすぎ注意!

   優しいそら豆の風味が負けてしまいます(笑)