川越style「八っちゃん・みかねぇの『ゆるっと~くランド』」蓮馨寺講堂 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

2018年春、蓮馨寺の桜は満開からまだ残り、花見客でごった返したこの日、境内にある講堂内では、着々と準備が進められていました。

 

2018年4月1日に蓮馨寺講堂内で開催されたのが、「八っちゃん・みかねぇの『ゆるっと~くランド』」。

時間:午後1時~

場所:蓮馨寺講堂

料金:1500円

「ゆるっと~くお品書き」

・八っちゃん真打昇進裏話

・お便りコーナー(当日質問など受付)

・ゆるっとフリートーク(撮影秘話などゆるっと)

・プチ抽選会

 

八っちゃんとみかねぇ企画・運営による手作りイベント、記念すべき第一回の開催。

二人のトークを中心に、抽選会やじゃんけん大会まであって、とにかく来場者に楽しんでもらおうとする二人の想いが溢れたイベント。二人が中心となって作り上げる二人によるアットホームなイベントです。

八っちゃんとみかねぇの二人のことは、川越市民ならお馴染みですが、ここで改めて紹介します。

八っちゃんとみかねぇは、 J:COM川越「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」のメインパーソナリティーを務めている二人。

「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」
https://c.myjcom.jp/jch/p/machikado/
『川越出身の落語家「八っちゃん」と、川越大好きアナ「みかねぇ」が、地域の皆さんとふれあいながら楽しくにぎやかにお送りする地元密着番組!川越を中心に周辺地域の情報をお届けしています。』
「八っちゃん」こと古今亭志ん五さん。
『なんといっても最近の楽しみといえば・・・・・みかねぇやスタッフと、まちかど情報局のロケに行くことでーす。てな訳で絶妙に息の合った『みかねぇ・八っちゃんコンビ』で、旬な地域情報を楽しくお届けしております。ぜひぜひ、毎週の放送をご覧下さいね!』

・古今亭志ん五ブログ

シンパチ(+3)ネットワーク

https://ameblo.jp/sinpatidayo


「みかねぇ」こと松並美佳さん。
『とにかく大雑把な人間が集まっているので、細かい打ち合わせより、現場の空気感を大切に生放送感覚で作り上げております!(それが良いのか悪いのかはさておき…)だから時々起るハプニングも見逃せませんよ!楽しみながら今お住まいの地域のことを知りたいあなたにおススメの番組です。』
みかねぇブログ
・「みかねぇのも~~っとありのまま!」
『埼玉県内のJ:COM各局で放送中「まちかど情報局」の みかねぇこと松並美佳です!
番組の裏情報・日々のくだらない出来事など、書き綴っております。
読んでためになるような話は一切ございませんが、お暇だったら読んでみて~!』
https://ameblo.jp/mim888

 

二人は、川越でも既に充分にお馴染みの存在で、番組のロケ風景に遭遇したことは川越市民なら一度や二度、いや、頻繁にあるかもしれません。

川越のイベントの現場やお店の取材で市内をくまなく回っている二人は、川越で最も有名な人は?という問いに間違いなく挙げられる二人で、「ときも」と同じような川越のマスコットキャラクターと言っていい。お店の人から、「この前『ちょっ蔵』の二人が取材に来た」と話しを聞くたびに、ここにも二人が来たのか、ここにも・・・!と間接的に衝撃を受けることがよくあります。

そんな二人のロケ姿を、今年・去年から・・・さらには4年前、さらには6年前まで遡ってみたいと思います。

(川越style「川越Farmer’s Market2016夏 後編」2016年7月3日蓮馨寺

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12178471293.html

 

(川越style「くらしをいろどるFarmer'sMarket 前編」2017年1月21日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12346522254.html

 

ここから時間はぐっと遡り、今から4年前に小江戸蔵里で開催された「KOEDOアジアフェス」取材取材の様子。八っちゃんがタイマッサージを受けていたのが印象的です。

(川越style「第1回KOEDOアジアフェス終了」アジアならではのまったりとした雰囲気の中で

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11802922623.html

 

さらに時計の針を巻き戻して、今から5年近く前、時の鐘の並びにある「右門」さん取材の時の様子。

川越style

川越style

(2013年「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」右門を取材する二人。若いですね。。。笑)

そして6年近く前には、なんと、今回のゆるっと~くランドの会場とまさに同じ場所、蓮馨寺講堂内にて番組の公開収録を行っていました。

川越style

川越style

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(2012年蓮馨寺講堂内にて公開収録)

さらに遡ると、6年前の小江戸川越春まつりのオープニングイベントのロケに来ていた二人の写真が発掘されました。

$川越style

(2012年3月小江戸川越春まつりオープニングイベントにて)

上記これらはほんの一例で、二人の姿はこれまで数えきれないほど川越市内で見てきました。

 

そんな二人が、番組を離れて、個人主催で始めたのが、このゆるっと~くランド。

そうなのです、番組の公開収録でもなければ、J:COMも一切関わっておらず、八っちゃんとみかねぇが独自に自分たちの力だけではじめたのがこのイベントだったのです。

番組で見せるオフィシャルな姿とはまた別な素の姿が見られるイベントで、二人のファンにとっては信じられないようなイベントだったでしょう。

はじめた、というのは、一回で終わりではなく継続開催と想定していて、今のところ3ヶ月に一度くらいのペースで開催していきたいとみかねぇは話しています。

既に次回開催が決まっていて、2018年7月1日(日)同じく蓮馨寺講堂で夕方から開催。

7月1日というのは、境内で「川越Farmer's Market」が開催される日でもあり、同日同会場で、日中は川越Farmer's Market、夕方からゆるっと~くランドという連携で、一日を通して蓮馨寺が賑わうことになります。

 

ゆるっと~くランドの手作りは、本当に全てが二人による手作りで、どんな内容にするかという「お品書き」も、こんなことをしたい、こんなことをしたら楽しんでもらえるんじゃないかと二人が議論を重ねて決めたものであり、上記のチラシの制作から会場との調整、会場設営、イベントで流す映像制作、周辺商店街との連携まで、二人が行っていたのです。そんな姿が逆に新鮮に映りますが、お客さんと近い距離で場が一体となる手作り感溢れるイベントを開催したかったのが二人の思いでもあった。

山門脇に手作り看板を立てるのも二人、チラシを配って当日参加を促すのも二人、マイクを使って呼びかけるのも二人だけで行っていたのでした。

川越の桜名所である蓮馨寺境には花見客が続々と押し寄せ、二人に気付いた人から次々に、「いつも見てますよ!」などと声をかけられる。やはり、二人の存在は川越では飛び抜けている。

そしてここで知ってゆるっと~くランドに参加する人もいて、二人の影響力たるや凄まじい。。。

ちなみに、ゆるっと~くランドが4月1日、この前日の3月31日は「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」のロケで一番街に来ていて、「小江戸川越 江戸の日」に参加していました。

江戸の日に関しては二人の意気込みも強く、事前の江戸の演技指導会から加わって、当日のロケに臨んでいました。

(川越style「一番街商店街 春夏冬 二升五合市」 第三回小江戸川越 江戸の日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12365484626.html

 

しかし、全てを二人でと言いつつも、そこは川越の有名人、八っちゃんとみかねぇのことなので、周囲に協力の手を挙げてくれる人が少なからず現れるもの。

特に、「川越 昭和の街」の協力は、間違いなくゆるっと~くランドの強力な追い風になったでしょう。

昭和の街は川越styleでよく取り上げるエリアで、蓮馨寺山門前の南北に走る中央通り周辺に広がるエリアのことで、昭和時代の佇まいを残しながら、今新しい感性のお店も続々と誕生していて、川越の注目のエリア。斬新な企画を打ち立てていることでも知られ、毎月18日のごえんの日、ビートルズのチカラ!や川越Farmer's Marketとの楽しいコラボでも知られます。

昭和の街の一年の動きは以前アーカイブとしてまとめたことがありました。

(2017年川越styleが見続けた「『川越 昭和の街』の一年」いよいよブレイクした昭和の街

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12338488258.html

八っちゃんとみかねぇが蓮馨寺でイベントを主催するとなれば、昭和の街としても見過ごすことはできない、イベントを盛り上げるべく、昭和の街のお店は一致団結して立ち上がったのでした。

番組のロケでは二人は何度も昭和の街に訪れており、昭和の街のお店には精通している。昭和の街のお店にとっても二人には感謝し、お互いに信頼関係の絆で結ばれている仲でもあってコラボの話しもトントン拍子に進んでいったのでした。

ゆるっと~くランドの会場として、二人が選んだのが蓮馨寺・昭和の街という馴染みの地。そしてここ蓮馨寺というのは、1月・4月・7月・10月に蓮馨寺落語会が行われていて、八っちゃん(古今亭志ん五さん)もタイミングで出演しているという、まさにホームである場所。蓮馨寺以外に選択肢がなかったと言ってよかった。蓮馨寺落語会と同じように、ゆるっと~くランドも蓮馨寺をホームとして根付いていきそうです。

 

川越で活躍してきた信頼から、みかねぇさんには各方面から様々な依頼が寄せられて、2016年9月の川越青年会議所の「初雁フェス」の大事な催し「心躍るまちづくりシンポジウム」では、メインコーディネーターを務めていましたが、この時、壇上にあがっていた一人に、昭和の街の大黒屋食堂さんがいました。

「小江戸川越初雁フェスin HATSUKARI STADIUM」9月22日川越青年会議所

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12204021257.html

その時の様子から一部抜粋。みかねぇと大黒屋食堂さんのやり取りです。

岩澤「江戸、明治時代を感じさせる一番街と、大正浪漫夢通りの大正時代。

うちの街の昭和の街は、親しみある街として広まっていって欲しいと思います」。
みかねぇ「昭和の街は観光地としてはこれから発展していく場所ですよね。

この前番組で取材させてもらった時に、若い力がどんどん出てきていますね」。

岩澤「ええ、そうなんです。若い人がお店をどんどん開いていて、カッコイイお店も多いんです。オンボロな街だけどいいお店は多いんですよ(笑)」。

 

ゆるっと~くランド当日に講堂前に昭和の街のお店が出店することになり、ゆるっと~くランド来場者に飲食を楽しんでもらおうとオープンカフェを企画。テーブル・椅子も設置して会場前に飲食スペースを作り上げました。これは、八っちゃんとみかねぇではなく、昭和の街が作り上げた部分。

二人の存在が、二人のゆるっと~くランドを盛り上げたいという思いが、周りを巻き込んでこうした形まで海がしていたのでした。

講堂前には、昭和の街のワインスタンドポン!さん、大黒屋食堂さん、麺屋MANIさん、トシノコーヒーさん、彩乃菓さんが出店。
大黒屋食堂さんは「お花見弁当」「日本酒」「プラッシー」を、彩乃菓さんは、「プレミアム苺大福」といった商品を販売しました。

ゆるっと~くランド参加者は、開場前に昭和の街の飲食を楽しみ、それ以外にも蓮馨寺に花見に来た人もオープンカフェに魅入られて、両方面からカフェを楽しんでいました。


開演時間を迎えると、あっという間に講堂内は参加者でいっぱいになる。

このイベントは大々的に告知されたものではありませんでしたが、ネットの開催を知って来た人が多く、それだけでこれだけの人が集まるというのが二人の力。
待ち焦がれる参加者の熱気が場内を包み込む。そこへ颯爽と現れる八っちゃんとみかねぇ。

マイクを使わず、なんと生音での開催という、ファンにとっては逆に嬉しく、場内の一体感が生まれていくようでした。和気あいあいとした雰囲気で、第一回ゆるっと~くランドがスタートしました。

「ゆるっと~くお品書き」

・八っちゃん真打昇進裏話

・お便りコーナー(当日質問など受付)

・ゆるっとフリートーク(撮影秘話などゆるっと)

・プチ抽選会

まずは、八っちゃんの真打昇進、二代目「古今亭志ん五」襲名にまつわるお話し。

真打昇進を知らされた場面とみかねぇとの意外な繋がり、襲名披露パーティーに出席したみかねぇの想像していなかったまさかの事態?など、ここだけのトークが次々と出てきて、場内は終始笑いに包まれる。具体的な内容なゆるっと~くランド参加者だけのお楽しみということで。

そして、抽選会は、外れなしの参加者全員に景品が贈られるというサービスぶり。

ここにも昭和の街の協力があり、昭和の街の色んなお店がイベントに協賛し、景品を提供していたのでした。
抽選会の景品は・・・



・大黒屋食堂「店内飲食ご利用券500円分」5名、大黒屋米穀店が「プラッシー」10本
・麺屋MANI「ハーフラーメン一杯無料券」4名(黒・白選択可能)
・彩乃菓「どら焼き詰め合わせ」を2名、「カフェ利用クーポン券200円」を10名
・トシノコーヒー「ドリップバッグコーヒー10p」2名、ドリンクメニュー、ワンサイズアップクーポン10名
・ラフォアー「ラスク」3名
・レレレノレコード「会計から500円引き」3名

(川越style「彩乃菓」四季の彩りと菓子の彩り 新しく誕生した川越の和菓子店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12154132751.html

 

(川越style「La Foire(ラフォアー)」川越昭和の街に出現したシトロエンのホットサンド専門店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12292480828.html

 

(川越style「大黒屋食堂」ご飯の美味しさに改めて感じ入る 昭和の街と共に歩んだ3年間

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12191160127.html

ロケで訪れたお店ばかりで、お互いに勝手知った関係で、あうんの呼吸で景品を出してくれた昭和の街の各店。ロケの時のエピソードも披露したお店紹介と共に、景品を紹介。

そして八っちゃんが番号を引き、読み上げると、みかねぇが景品をお客さんのもとへ届けます。

多くの人に昭和の街のお店の景品があたり、また、想像以上に昭和の街が景品を出してくれたことから、全員に景品が行き渡ってもまだ残り、なんと二週目にまで突入していました。さすが大盤振る舞いの昭和の街、お得過ぎる抽選会でした。

続いて場内参加者によるロゴ選挙へ。

これは、ゆるっと~くランドの公式ロゴマークをイベント参加者の投票で決めよう!というもので、八っちゃん、みかねぇが制作した候補4作品の中から一つを決めます。4作品とは・・・

甲乙つけがたい作品が4つ並ぶ。この中から参加者が投票用紙に一番いいと思ったマークに投じる。投票結果は意外な展開になりました。。。一極集中的に一つのロゴに投票が集まる。

それが、今回のチラシにも使われていた、Cのロゴでした。

二人の普段の明るいキャラクターそのままを表現したようなこのロゴが、やはり、参加者にとっても親しみやすかったようで、このロゴが以後、ゆるっと~くランドの公式ロゴマークとなることが決定しました。

生お便りコーナーでは、この日参加者が二人に訊きたいことを記入してもらい、その場で読み上げて答えるというコーナー。

・「二人の元気の源は?」

・「八っちゃん、落語家を目指したきっかけは?」

・「八っちゃん、富士見中在学中の武勇伝は?」

・「お互いの第一印象は?」

・「ディープな川越といえば何を連想しますか?」

・「お互いここだけは直して欲しいところがあったら教えてください」

などなどの質問がありました。

最後は、じゃんけん大会が行われて、二人の秘蔵アイテムなどが参加者に贈られました。

ゆるく、そして温かく、二人にしか作り出せないゆるっと~くランドは、終始和やかな雰囲気に包まれていたのでした。

次はどんなゆるっと~くランドを魅せてくれるでしょう。

次回は、7月1日(日)に開催予定です。

 

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