「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

「小江戸川越STYLE」
Instagram:
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X:
https://twitter.com/SHIN8KOKO
「小江戸川越STYLE 川越交流会」
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■川越style編集部
(shinmap1☆gmail.com ☆=@)

■管理・運営しているサイト
・「川越Farmer's Market」
https://www.facebook.com/kawagoefm
・「NPO法人川越蔵の会」
https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai
・一番街商店街「江戸の日」
https://www.facebook.com/edonohi/

「川越」という街の深いところに触れるなら、川越まつりの記事をご覧になってください。
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12321168321.html

 

川越に新たな焼き菓子・パンのお店が誕生。

 

2024年8月29日(木)にグランドオープンするのが、ブーランジェパティスリー「Pastelaria Ten.Ten(パステラリア テンテン)」さん。

お店があるのは、川越市中原町。

西武新宿線本川越駅蔵のまち口(東口)、西口共に徒歩3分ほどの所。

東武東上線川越市駅から徒歩5分ほど。
以前、洋菓子店「パイの樹 パイとミルフィーユの店」さんがあった場所にオープンしました。


「Pastelaria Ten.Ten(パステラリア テンテン)」ブーランジェパティスリー
川越市中原町2-7-9 BAUM1F
営業時間

11:30~18:30
定休日 木曜日、水曜日(第1・第3)
TEL 049 227 3829

本川越駅から徒歩3分
川越市駅から徒歩5分
Instagram:
https://www.instagram.com/pastelaria.ten.ten/

 

「すべての人が同じテーブルで笑顔になるお菓子を届けたい」


フレンチ出身のパティシエが、正統派のお菓子から旬のお野菜を使った焼菓子、お酒に合うお菓子などお菓子とパンを幅広く展開しています。

川越の人気店になっていくことは間違いないです。

 

当初はテイクアウト専門で、店内のイートインスペースは、オープン後落ち着いてきたら始める予定。

イートインが始まると、イートインならではのアイスケーキなども提供予定です。

今後、ランチを提供する構想もあります。

 

Pastelaria Ten.Tenさんは、これまではイベント出店を中心に活動してきました。

イベントは、川越Farmer'sMarketのイベントに出店し、

U_PLACEの「川越Farmer'sMarket」、

ウニクス川越・ウェスタ川越の「小江戸川越お芋festival!」、

ウニクス川越・ウェスタ川越の「小江戸川越お茶と暮らしMarket」などに出店してきました。

 

2024年11月のウニクス川越・ウェスタ川越のさつま芋の祭典「小江戸川越お芋festival!!」に出店が決まっています。

さつま芋を使った焼き菓子などを出品します。

 

Pastelaria Ten.Tenさんがついに実店舗をオープン。

オープン後にまたアップデートして伝えます。

 

「Pastelaria Ten.Ten(パステラリア テンテン)」ブーランジェパティスリー
川越市中原町2-7-9 BAUM1F
営業時間

11:30~18:30
定休日 木曜日、水曜日(第1・第3)
TEL 049 227 3829

本川越駅から徒歩3分
川越市駅から徒歩5分
Instagram:
https://www.instagram.com/pastelaria.ten.ten/

 

 

お店であるけれど、既存のお店とは空気感が違って、あの魅力はあの場で体感して人にしか分からないしれない。

川越の中でも他に例えられるお店はなく、特殊なBARであり、唯一無二の酒場。

それが、「長屋バー」。

 

普段から営業しているわけではなく、開催を知らない人にとっては、突如出現した摩訶不思議なBARと思っているかもしれません。

営業しているのは、年に一日だけ。

ただ、毎年定期的にオープンしていることで、今では楽しみにしている常連客も多く、オープン日には毎回長屋は人でごったがえします。

 

古い長屋の雰囲気のなんと居心地の良いこと。

古い建物で昼呑みするなんて、やっぱり最高。

近年の川越では、古い建物をリノベーションしてお店として活用する事例があちこちで見られますが、古い建物の活用という点では、長屋バーは先駆的な試みです。

 

長屋バーの会場となる「本町の長屋」があるのが、一番街の北端、札の辻を右に曲がり、川越市役所までの本町通り沿い左手にあります。

「本町の長屋」
川越市元町1-12-2(川越蔵の会事務局)

 

普段は戸が閉まって静かな佇まいの長屋で、長屋バーに来た人が普段の長屋に辿り着こうと思って来ても通り過ぎてしまうかもしれないほど、静かな日常と長屋BARの非日常の落差があります。

長屋では、長屋BAR以外でも、春に雛飾り展示でオープンになる期間もあって地域に開かれている場所です。

(毎年春、長屋で展示公開される雛飾り)

 

落ち着きある通りの落ち着きある長屋ですが、長屋バーの日は打って変わって大賑わいの一日に。

道路沿いの戸を開け放ち、テーブルを外にまで引き出して、いさオープン。

長屋BARを主催・運営しているのが、「NPO法人川越蔵の会」。

普段は事務局として使用している長屋を、特別に酒場としてオープンしているのが、長屋バーです。

 

一年に一日だけ営業する、長屋バー。
川越人が集う幻の酒場として、毎年楽しみにしている人も多い恒例企画になっていますが、今年も長屋バーをオープンすることが決まりました。
 

今年は、2024年9月8日(日)
 

飲み物は、クラフトビールにCOEDOビール、日本酒、ワイン、お茶の先生がその場で点てる抹茶、ソフトドリンク。
中でも毎回人気の日本酒は、普段なかなか呑めないプレミアム日本酒も含め、今年も数々の銘柄を用意します。

今年セレクトしたのは、8種類。お店ならグラス1000円近くするような銘柄も、長屋バーでは日本酒は全て500円で提供。
おつまみも8種類用意、こちらは全て400円です。
お酒もおつまみも毎年変わりますが、今年も、今年だけのお酒・おつまみを提供します。


「長屋バー2024」こだわりのお酒とつまみを肴に語らう

蔵の会チャリティー企画
2024年9月8日(日)

川越市元町1-12-2(川越蔵の会事務局)

13:00~19:00
場所:蔵の会事務局である本町の長屋
(川越市元町1-12-2)
※概ね90分程度の滞在でお願い致します

■長屋バーの利益は全額、能登半島地震で被害を受けた地域に寄付します。寄付先・寄付額は長屋バー終了後にお伝えします。

「長屋バー2024」

〔メニュー〕
□ビール
・生ビール
おとなり GRISETTE(グリセット)、となりのPOST 各800円
・瓶ビール
COEDO 伽羅 500円

□こだわりの日本酒 各500円
①「十勝」純米 上川大雪酒造(北海道)
②「寒菊 True White」 純米大吟醸 雄町50 無濾過生原酒 寒菊銘醸(千葉県)
③「帝松」 吟醸 社長の酒 松岡醸造(埼玉県)
④「竹葉(ちくは) オリジナルレシピ再現酒」
能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト
⑤「竹葉×手取川(てどりがわ) コラボレーション醸造酒」
能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト
⑥「謙信」 純米吟醸 愛山 しぼりたて生 池田屋酒造(新潟県)
⑦「Ohmine 3粒」 山田錦 火入 大嶺酒造(山口県)
⑧「臥龍梅」 純米吟醸 浮世絵ラベル 夏酒 三和酒造(静岡県)

□滋味深いワイン 各500円
・赤ワイン
①吾一わいん 塩尻ブラッククイーン 2023
ザクロを思わせる甘酸っぱい果実香。樽熟成は行わず果実味を活かす造り。適度な酸味を果実香との調和をお楽しみください。
②吾一わいん 塩尻メルロ 2023
樽熟成は短めにし、果実味を活かす造り。程よい渋みとコクのあるワインです。
③吾一わいん 塩尻マスカットベーリーA 2022
日本固有のマスカットベーリーA種100%。通常より収穫期を遅らせ熟したぶどうを使用、樽熟成。甘いアロマと樽香の調和をお楽しみください。
・ロゼ
①吾一わいん メルロ ロゼ 2023
イチゴやサクランボを思わせる赤い果実の香りと爽やかな酸味。口当たりの良いワインです。
・白ワイン
①吾一わいん ソーヴィニヨン・ブラン 2023
グレープフルーツを思わせる柑橘系の爽やかな香り。しっかりとしたシャープな酸味が広がるワインです。
②吾一わいん 塩尻 甲州 2022
酸味がしっかりと感じられ、フルーティな香りを持つワインです。

□お茶の先生による抹茶~注文を頂いてからその場で点てます~お菓子付き 500円

□ソフトドリンク 各200円
・リンゴジュース、ウーロン茶、ジンジャーエール

□おつまみ~蔵の会メンバーによるお酒に合うつまみと近隣飲食店提携おつまみ~ 各400円
①濃くあるポテトサラダ
②丸水豆腐店の油揚げで巻いたきつねロール
③茄子のひんやり煮びたし&揚げと茗荷のしゃりしゃり
④残暑のさっぱり南蛮漬け
⑤季節のフルーツコンポート
⑥爽やか香味と地鶏の生春巻き
⑦一番街・河村屋のお漬物盛り合わせ
⑧弁天横丁・トモリ食堂の唐揚げ

 

ディープな川越酒場をお楽しみに。

蔵の会メンバーがお酒やおつまみでもてなし、ざっくばらんな雰囲気で川越のまちづくり談義を深めてもらおうと企画。

地元の人から観光客、みな「川越」というテーマで集まった面々は、見知らぬ人同士でもあっという間に打ち解けられる貴重な場となっています。

普段の川越愛をぜひ発散してください。

 

「NPO法人川越蔵の会」は、川越のまちづくりに取り組む団体。

川越のまちづくりに興味ある人は誰でも加入することができます。固く考えなくても、川越の縁を広げたいという人もウェルカムです。

 

「NPO法人川越蔵の会」
TEL/FAX:049-222-2330
(電話は事務局開設時のみお受けできますので、以下HPの「スケジュール」をご覧ください。)
Email:(以下HPの「お問い合わせ」のフォームからご連絡ください。)
HP:

https://www.kuranokai.org/
facebook:

https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai/

 

1983年(昭和58年)5月に市民団体として発足。
2002年12月12日「特定非営利活動法人 川越蔵の会」として法人登記。
任意団体の時点では会員数約270名であったが、NPO法人化に伴い若干減少し約200名となった。会員の属性をみると、一番街及びその周辺の商店経営者や住民、建築家、まちづくりの専門家、学識経験者、埼玉県及び川越市の職員、一般市民など。また、全会員の約2割を川越市在住在勤ではない会員、すなわち“川越ファン”とも呼ぶべき人たちが占めている。
会の活動目的:
地域に根ざした市民としての自覚を持って、まちづくりをみずから実践するとともに、住民が主体性を持って行うまちづくりの支援を行うことによって、地域社会の発展に寄与すること。
発足の経緯:
川越市は、蔵造りの町並みで知られているが、1960年代からその中心である一番街周辺の旧市街地が衰退化の一途を辿り、蔵造りのファサード改変や取壊しが行われ、歴史的な都市として一時は大きな危機を迎えた。1980年代に、商店街活性化による町並み景観保存を謳いながら、一番街の若手の商店主が、建築やまちづくりの専門家、個人的興味で参加した市役所若手職員とともに勉強会を行ったのが蔵の会の始まりである。このような様々な立場の人が集まり、市民主体で進めるまちづくりのスタイルは現在も受け継がれている。2002年には活動範囲を広げるためNPO法人となった。

●まちづくりデザイン活動
市民へのアドバイス、商店街へのアドバイス、建築設計コンペの開催・協力、川越市への提言等
●まちづくりのイベント開催
川越の文化を育む活動、アートイベントの開催、ネットワークの形成
●伝統的建造物の保存活動
旧川越織物市場の保存運動・活用検討、鏡山酒造跡地の活用検討 、伝統的建造物の保存要請、伝統的建造物の記録保存・実測調査

●広報及び啓蒙活動
景観賞の贈呈、会報発行・メール配信、視察団体への対応、講演会・各地見学会の開催、講師・委員の派遣

 

蔵の会の近年の大きな事業が、弁天横丁にある「喜多町弁天長屋」のリノベーションです。

蔵の会が長屋のリノベーションを手掛け、テナント誘致して再活性化させています。


「喜多町弁天長屋(きたまちべんてんながや)」
住所:〒350-0061埼玉県川越市喜多町2-1
HP:
https://kuranokai.org/wp/
X:
https://twitter.com/BYokocho
Facebook:
https://www.facebook.com/BentenYokocho/
 

喜多町弁天長屋には現在、9つのお店や事務所が入居しています。

一つの施設で色々なお店巡りができ、様々な体験ができます。

■「喜多町弁天長屋」入居者
① 「江戸和竿 小春」
② 「bero弁天長屋」
③ 「Caoli Art Studio」
④ 「ギャラリー なんとうり分室」
⑤ 「THE SUN」
⑥ 「キモノ・キツケ ハナノワ」
⑦ 「川越人力車 いつき屋」
⑧ 「REMODULE PAINTING」
⑨ 「トモリ食堂」
 靴鞄修理 SAKANIWA(坂庭)

(川越style「bero弁天長屋」喜多町弁天長屋 bero iron works
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12734061273.html
 

そして、蔵の会が2024年5月に蓮馨寺で開催したのが、「蔵フェス2024」~川越の今までとこれからを語るHOTな川越人トークセッション~『川越のまちに心動く瞬間(とき)』でした。

様々な切り口のトークセッションを軸として、楽しいフェスの雰囲気の中で、みんなでこれからの川越を考える場。

熱い熱いトークセッションを展開。

 

2024年2月に「中央公民館分室の今後を考える会~歴史的建造物・旧山吉別邸~」の会が発足し、今年のテーマはズバリ、「中央公民館分室」です。

中央公民館分室・ワンテーマで開催しました。

「蔵フェス2024」
今年のタイトル「中央公民館分室の今後を考える~歴史的建造物・旧山吉別邸~」
■開催日:2024年5月26日(日)12:30~15:00
■開催場所:蓮馨寺境内
■開催時間:12:30~15:00

 

 

蔵の会主催で定期的な開催となっている、職人の技ワークショップイベントがあります。
大工、左官、鍛冶、木挽きの職人さん協力のもと、職人の技の体験、「職人の技 体験市」。
大工:

①金物を使わない伝統的な木組みのやり方でジャングルジムを組み立てる体験

②かんな削りの体験

③かんなの削り華を使ったフラワーアート
左官:

①伝統的な竹の木舞掻き(土壁を塗る下地を竹で組む作業)

②土壁塗りの体験
鍛冶:鉄の角棒を叩いて和釘をつくる体験

木挽き:3種類の大鋸(のこぎり)を使った丸太切りの体験

(第一回「川越の職人と手しごと体験市」鍛冶町広場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12234855151.html

 

他にも、川越の様々な催しに協力していて、一番街商店街の「江戸の日」などに協力しています。


(「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html

 

蚤の市の会場である、本町の長屋で毎年行っているのが、「長屋BAR」。

長屋BARのテーマは、地域の住民や観光で川越を訪れた人など、色んな人たちと蔵の会との交流の場にしよう!ということ。

思い起こせば、蔵の会が事務局を開放して長屋BARというものを始めたのが、2007年の夏のことでした。

回を重ね、毎年9月に開催されています。

$川越style

 

年に一日だけ現れる長屋BAR。

 

ディープな川越酒場をお楽しみください。

 

「長屋バー2024」こだわりのお酒とつまみを肴に語らう

蔵の会チャリティー企画
2024年9月8日(日)

13:00~19:00
場所:蔵の会事務局である本町の長屋
(川越市元町1-12-2)
※概ね90分程度の滞在でお願い致します

■長屋バーの利益は全額、能登半島地震で被害を受けた地域に寄付します。寄付先・寄付額は長屋バー終了後にお伝えします。

 

「NPO法人川越蔵の会」
TEL/FAX:049-222-2330
(電話は事務局開設時のみお受けできますので、以下HPの「スケジュール」をご覧ください。)
Email:(以下HPの「お問い合わせ」のフォームからご連絡ください。)
HP:

https://www.kuranokai.org/
facebook:

https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai/

 

 

川越の新しい飲食店。

畑直結の飲食店。

自らの手で「農」と「食」を繋ぐお店として、川越で画期的なお店。

 

お結びとお惣菜。

口に入れるものから身体は作られる。

安心・安全なものを提供しようとしたら、結果的に、小さい子からお年寄りまで誰もが安心して食べられる食事になっていて、全世代対応のお店。

 

「はたけ」の「畑」で育てたお野菜が料理に活かされていく。

 

2024年1月にグランドオープンした、「お結びはたけ」さん。
お店があるのは、川越市南台。
西武新宿線南大塚駅北口、駅前ロータリーから交番を過ぎた角にあります。
以前も南大塚駅近くにあるお店で間借り営業していましたが、お結びはたけとして実店舗をオープン。


「お結びはたけ」
川越市南台2-13-15 1F
日曜日~水曜日
10:00~15:00 完売次第終了
Instagram:
https://www.instagram.com/omusubi_hatake/

お結びはたけさんでは、旬の野菜を贅沢に、化学肥料・農薬を使用せず育てた採れたて野菜を中心に使用し、健康と美味しさを追求したおむすびとお惣菜を心を込めて届けています。

まさに、「農」と「食」が一体となったお店。

川越の飲食店では、地元・川越産農産物を積極的に活かそうとするのが当たり前のようになっていますが、飲食店が、自ら畑でお野菜を作ってお店で使用するということまでやるお店はまだまだ少ない。

はたけさんでは、市内にある自分たちの畑で育てたお野菜をお店で使用しています。

ここまで手間をかけるお店はなかなか見当たりません。

 

はたけさんはオープン以来、既に地域の多くの常連客がいるお店。

手作りのお昼ご飯を買える場所として、地域の食のインフラのようになって、地域に欠かせないお店になっています。

 

南大塚、通称ナンツカで久しぶりの新店の話しは、オープン前からどんなお店ができるのだろうと地域の人の期待を高め、話題にのぼっていました。

オープン後も地域の人を中心に、ふらりと通りすがりの人もお店の扉を開く様子がよく見られる、というくらい、ナンツカで新しいお店誕生は大きなニュースとして広がっている。

お店が街の風景を変える、創る。

それまでの見慣れた風景から新しいお店が出来て見え方が変わり、見え方が変われば街の人の意識も変わり、街の人の意識が変われば街が変わる。

お店のオープンが街を変えうるのだということを、お結びはたけさんのオープンで改めて気付かされるよう。

 

はたけさんのメニューは、毎日日替わりで変わっていきます。
おむすびにお惣菜に、それぞれ単品で販売し、お弁当としても販売。

全てテイクアウト可能です。

毎日のお昼ご飯に、お結びやお惣菜、お弁当を買いに来る地域の人の姿は日常風景。

それにお弁当のまとめ買いなどにも対応し、集まりや行事でも利用できます。

 

まず、はたけさんのお結びが、独創的。

今の時代、手作りのお結びを買おうと思っても、なかなかお店がないのが現状です。

「お結び」に特化し、お結びを売りにしたお店は川越市内でも数少なく、それがナンツカにあるという事実。

お結びの種類は常時7種類ほどで、その内容はなんと、日々変わっていきます。

お店に行くごとに新しいお結びの発見があり、お店に通う楽しさがあります。

日替わりで変えることで飽きさせない工夫をしています。

 

はたけさんでは持ち帰り弁当も行っていて、普段のお店の料理を容器に入れられて持ち帰ることができる(持ち帰りは汁物なし)。

これも健康面や小さい子を持つ人には好評で、持ち帰り弁当というとどうしても揚げ物中心で添加物なども気になるなかで、素材にこだわり手作りしているはたけさんの料理を持ち帰ることができるのは待望の、と表現したい食のインフラが整いました。

持ち帰り弁当チェーン以外で、個人店で持ち帰り弁当をやっているお店は少なく(個別に頼めば対応してくれるお店もありますが)、はたけさんのように持ち帰り弁当を打ち出してくれると利用しやすいのでは。


さらに、お店では店内で食事することもできます。

御飯を中心にした一汁三菜のセットは安心して食べられる内容。

旬の素材を使い、今しか食べられないものを活かし、丁寧に手作りしています。

 

「お結びはたけ」を運営しているのが、高田さんと伊藤さんの女性二人。

二人は15年来の知り合いで、一緒にお店を始めようと開いたのが2023年5月。

当初は、同じく南大塚駅近くのお店で間借り営業していましたが、2024年1月に北口ロータリーにて満を持して自分たちのお店をオープン。

以前からのお客さんはもちろん、新規のお客さんも増えて、地域になくてはならないお店になっています。

 

はたけさんの大きな特色といえば、「農」と「食」が繋がっている飲食店であること。

お店の料理に使うお野菜の多くを、自分たちの畑で自分たちが育てています。

川越の飲食店で、お店で使用するお野菜を、ここまで自分たちの手で作るお店というのは他にないかもしれません。

はたけさんの畑があるのが、川越市豊田本。

大東東小学校近く、関越自動車道・大田街道からすぐの場所にあります。

畑では、二人は季節ごとの色々なお野菜を無農薬・無化学肥料で作っています。

伊藤さんは15年ほど前から野菜作りを始め、今の畑では5年ほどになります。
豊田本の農業といえば、昔から米作りが続けられ、米農家が多い地域。

田んぼが連なる一角に、はたけさんの畑があります。

この季節だと、茄子、トマト、きゅうり、ピーマン、オクラ、マクワウリ、ゴーヤ、ズッキーニ、かぼちゃなどのお野菜を作っています。

お野菜の内容は季節によって変わり、年間を通してだと100種類以上のお野菜を作っています。

 

 

作っているお野菜は、まずは自分たちで食べるための農産物を作る、そして、自分たちの飲食店でも食材として使えるように農産物を作る。

お野菜は、はたけでお結びやお惣菜に使うのみならず、店内でも販売。

時期によって様々なお野菜が並びます。

 

 

はたけさんがあるナンツカは、近年になって個人店が増えてきていて、はたけの伊藤さん・高田さんが懇意にしているのが「bar Ruby and Cabin(バー ルビー&キャビン)」さん。

はたけからは道なりに進んで繋がっています。


(川越style「bar Ruby and Cabin(バー ルビー&キャビン)」南大塚駅
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12795687373.html

「bar Ruby and Cabin(バー ルビー&キャビン)」
川越市南台2-9-6 三海ハイツ地下
営業時間

平日 17:00~26:00

土曜日・日曜日・祝日 15:00~24:00
不定休
070-3525-0658
西武新宿線南大塚駅より徒歩3分
Instagram:
https://www.instagram.com/bar_minamiotsuka/
 

「bar Ruby and Cabin」さんとは、お店同士でコラボしてイベントに出店することもあり、U_PLACEで開催された「KAWAGOE BAR FESTA.」では、「bar Ruby and Cabin」さんのブースにてお結びなどを提供しました。

(川越style「KAWAGOE BAR FESTA.」5月19日(日)U_PLACE BARの競演
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12842377683.html

 

また、コラボ以外にも単独でイベント出店することもあり、ウニクス川越・ウェスタ川越で開催されている毎年11月の小江戸川越お芋festivalに出店が決まっています。

自分たちで作ったさつま芋を使ったメニューを提供します。

 

 

新しいお店のオープンは、街の風景を変える。

 

そして、風景が変われば街の人の意識も変わり、街が変わっていく。

 

お結びはたけがナンツカの生活を変え、支えています。

 

「お結びはたけ」
川越市南台2-13-15 1F
日曜日~水曜日
10:00~15:00 完売次第終了
Instagram:
https://www.instagram.com/omusubi_hatake/
 

 


川越の思い出が詰まった物たち。

 

古くからある長屋にて、川越の歴史ある施設から譲り受けた食器・道具類を販売するイベント「蚤の市」。

2024年8月25日(日)に開催されます。


「蚤の市」
8月25日(日)11:00~15:00
会場:
◆本町の長屋(川越蔵の会 事務局)
川越市元町1-12-2
◆喜多町弁天長屋(弁天横丁)
川越市喜多町2-1


主催:特定非営利活動法人 川越蔵の会
お問い合わせ:
FAX 049 - 222 - 2330
E-mail jimukvoku@kuranokai.org
HP:

https://www.kuranokai.org/
facebook:

https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai/


川越蔵の会が特別に譲り受けた食器・道具類を販売する蚤の市。
食器や漆器、お弁当箱などなどお安くお譲りします。

 

会場となるのは、2ヵ所。

◆本町の長屋(川越蔵の会 事務局)
川越市元町1-12-2
◆喜多町弁天長屋(弁天横丁)
川越市喜多町2-1

 

2ヵ所で同時開催されるので、二つの長屋を行き来してお気に入りを見つけてください。

 

「本町の長屋(ほんまちのながや)」があるのは、一番街の札の辻~川越市役所の通り沿いにある建物。

建物は「NPO法人川越蔵の会」の事務局として使われています。

◆本町の長屋(川越蔵の会 事務局)
川越市元町1-12-2
 

落ち着きある通りの落ち着きある長屋ですが、「長屋BAR」などのイベントも行われている建物です。

 

蚤の市のもう一つの会場が、「喜多町弁天長屋」。

表通りにあるのが、本町の長屋としたら、その裏側、弁天横丁にあるのが喜多町弁天長屋。

この長屋は川越蔵の会がリノベーションしたもので、飲食・雑貨・アートなどのお店が入っています。

◆喜多町弁天長屋(弁天横丁)
川越市喜多町2-1

 

2つの長屋を会場として、古い食器・道具類を販売する蚤の市。

 

「蚤の市」を主催する川越蔵の会は、川越のまちづくりに取り組む団体。川越のまちづくりに興味ある人は誰でも加入することができます。


1983年(昭和58年)5月に市民団体として発足。
2002年12月12日「特定非営利活動法人 川越蔵の会」として法人登記。
任意団体の時点では会員数約270名であったが、NPO法人化に伴い若干減少し約200名となった。会員の属性をみると、一番街及びその周辺の商店経営者や住民、建築家、まちづくりの専門家、学識経験者、埼玉県及び川越市の職員、一般市民など。また、全会員の約2割を川越市在住在勤ではない会員、すなわち“川越ファン”とも呼ぶべき人たちが占めている。
会の活動目的:
地域に根ざした市民としての自覚を持って、まちづくりをみずから実践するとともに、住民が主体性を持って行うまちづくりの支援を行うことによって、地域社会の発展に寄与すること。


発足の経緯:
川越市は、蔵造りの町並みで知られているが、1960年代からその中心である一番街周辺の旧市街地が衰退化の一途を辿り、蔵造りのファサード改変や取壊しが行われ、歴史的な都市として一時は大きな危機を迎えた。1980年代に、商店街活性化による町並み景観保存を謳いながら、一番街の若手の商店主が、建築やまちづくりの専門家、個人的興味で参加した市役所若手職員とともに勉強会を行ったのが蔵の会の始まりである。このような様々な立場の人が集まり、市民主体で進めるまちづくりのスタイルは現在も受け継がれている。2002年には活動範囲を広げるためNPO法人となった。

●まちづくりデザイン活動
市民へのアドバイス、商店街へのアドバイス、建築設計コンペの開催・協力、川越市への提言等
●まちづくりのイベント開催
川越の文化を育む活動、アートイベントの開催、ネットワークの形成
●伝統的建造物の保存活動
旧川越織物市場の保存運動・活用検討、鏡山酒造跡地の活用検討 、伝統的建造物の保存要請、伝統的建造物の記録保存・実測調査

●広報及び啓蒙活動
景観賞の贈呈、会報発行・メール配信、視察団体への対応、講演会・各地見学会の開催、講師・委員の派遣

 

蔵の会の近年の大きな事業が、弁天横丁にある「喜多町弁天長屋」のリノベーションです。

蔵の会が長屋のリノベーションを手掛け、テナント誘致して再活性化させています。


「喜多町弁天長屋(きたまちべんてんながや)」
住所:〒350-0061埼玉県川越市喜多町2-1
HP:
https://kuranokai.org/wp/
X:
https://twitter.com/BYokocho
Facebook:
https://www.facebook.com/BentenYokocho/
 

喜多町弁天長屋には現在、9つのお店や事務所が入居しています。

一つの施設で色々なお店巡りができ、様々な体験ができます。

■「喜多町弁天長屋」入居者
① 「江戸和竿 小春」
② 「bero弁天長屋」
③ 「Caoli Art Studio」
④ 「ギャラリー なんとうり分室」
⑤ 「THE SUN」
⑥ 「キモノ・キツケ ハナノワ」
⑦ 「川越人力車 いつき屋」
⑧ 「REMODULE PAINTING」
⑨ 「トモリ食堂」
 靴鞄修理 SAKANIWA(坂庭)

(川越style「bero弁天長屋」喜多町弁天長屋 bero iron works
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12734061273.html
 

そして、蔵の会が2024年5月に蓮馨寺で開催したのが、「蔵フェス2024」~川越の今までとこれからを語るHOTな川越人トークセッション~『川越のまちに心動く瞬間(とき)』でした。

様々な切り口のトークセッションを軸として、楽しいフェスの雰囲気の中で、みんなでこれからの川越を考える場。

熱い熱いトークセッションを展開。

 

2024年2月に「中央公民館分室の今後を考える会~歴史的建造物・旧山吉別邸~」の会が発足し、今年のテーマはズバリ、「中央公民館分室」です。

中央公民館分室・ワンテーマで開催しました。

「蔵フェス2024」
今年のタイトル「中央公民館分室の今後を考える~歴史的建造物・旧山吉別邸~」
■開催日:2024年5月26日(日)12:30~15:00
■開催場所:蓮馨寺境内
■開催時間:12:30~15:00

 

 

蔵の会主催で定期的な開催となっている、職人の技ワークショップイベントがあります。
大工、左官、鍛冶、木挽きの職人さん協力のもと、職人の技の体験、「職人の技 体験市」。
大工:

①金物を使わない伝統的な木組みのやり方でジャングルジムを組み立てる体験

②かんな削りの体験

③かんなの削り華を使ったフラワーアート
左官:

①伝統的な竹の木舞掻き(土壁を塗る下地を竹で組む作業)

②土壁塗りの体験
鍛冶:鉄の角棒を叩いて和釘をつくる体験

木挽き:3種類の大鋸(のこぎり)を使った丸太切りの体験

(第一回「川越の職人と手しごと体験市」鍛冶町広場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12234855151.html

 

他にも、川越の様々な催しに協力していて、一番街商店街の「江戸の日」などに協力しています。


(「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html

 

蚤の市の会場である、本町の長屋で毎年行っているのが、「長屋BAR」。

長屋BARのテーマは、地域の住民や観光で川越を訪れた人など、色んな人たちと蔵の会との交流の場にしよう!ということ。

思い起こせば、蔵の会が事務局を開放して長屋BARというものを始めたのが、2007年の夏のことでした。

回を重ね、毎年9月に開催されています。

$川越style

 

8月25日(日)に開催する「蚤の市」。

川越の貴重な食器・道具類を引き取ってください。

 

「NPO法人川越蔵の会」
TEL/FAX:049-222-2330
(電話は事務局開設時のみお受けできますので、以下HPの「スケジュール」をご覧ください。)
Email:(以下HPの「お問い合わせ」のフォームからご連絡ください。)
HP:

https://www.kuranokai.org/
facebook:

https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai/

 

 

地元人が集う川越の人気酒場。

 

2023年4月にオープンしたのが、アジアンバル「MONJI(モンジ)」さん。

お店があるのは、川越市新富町2丁目。

本川越駅から南へ、西武新宿線踏切、ときわスポーツさんがある交差点近くにあります。

一階が美容室「Biew」さんがある黄色とグレーのツートンカラーの建物二階。

本川越駅・川越駅・川越市駅のどの駅からも行きやすい場所にあります。



「MONJI(モンジ)」アジアンバル
川越市新富町2-32-4小澤ビル2階
営業時間
18:00〜27:00

水曜日 18:00〜24:00

定休日 木曜日、日曜日休みの時もあり
049-228-2526
Instagram:
https://www.instagram.com/monji_kawagoe/

MONJIさんは、中華をベースにアジアな料理と美味しいお酒が楽しめるアジアンバルです。

店内は、テーブル席に、奥にはカウンター席があります。

2階にあるので西武新宿線の電車を見下ろすロケーションです。

 

「おや?」

とすぐ気づくのが、入口に駄菓子が置いてあること。

実は駄菓子屋としての機能もあるMONJIさん。

なぜ駄菓子を?

というストーリーはこの後明らかにしていきます。

「駄菓子」と店名の「MONJI」からあるお店がピンと来た人はある世代に必ずいるはず。

そのお店が由来となって名付けられた、MONJI。

 

MONJIさんは今の川越で圧倒的人気の酒場。

本川越駅・川越駅・川越市駅のどの駅からもアクセルしやすく、既に地域の常連が多くいるお店です。

川越の酒場を呑み歩き、知り尽くしたコアな面々から絶大な支持を得ています。

中でも同業、同じ飲食店の店主たちからの評価が高く、そこから口コミであっという間に広がりました。

オープンしてすぐにお店の存在が広がったのは、この口コミによるところが大きい。

出色なのが、深夜帯の賑わいがMONJIならではと言えるでしょう。

通常の居酒屋だと、17時ほどからオープンして22時・23時にクローズというお店が多い中、MONJIさんはその時間からもお客さんが流れ続ける。

深夜0時に満席、なんていう状況が当たり前のようになっています。

お酒をメインにつまみを楽しむ、

中華料理店として食事を楽しむ、

それぞれのお店の使い方があります。

そのどちらの顔を持つのがMONJIの独特な所で、酒場であり中華料理店、中華料理店であり酒場というバランスの良い展開をしています。

 

川越は、特に中心市街地は夜の「飲み屋」が多い街としても知られ、多種多様なお店があります。

お酒とつまみと共に、仲間と語らうのも川越らしい文化で、夜な夜な飲み屋では賑やかに盛り上がっています。

その中でも、深夜3時までという最も遅くまで営業しているであろう個人店が、MONJIさん。

それゆえ、「行けばやっている」という安心感から、「この時間にやっているお店ならMONJI」、「遅い時間にはMONJI」という選択コースが浸透しています。

遅い時間にやってるお店ないか、やってるお店ないか、と彷徨う酒呑みにとって、オアシスが出現したようなお店。

遅い時間まで営業していることで、周辺の飲食店のスタッフが営業終了後に飲みに行く場所としても定着しています。

長い時間営業していることで、ある時間にお客さんが集中するというより、来店が分散していつでも入れるのが特徴。

 

MONJIさんのメニューは、お酒に合うつまみから、しっかりとした食事にデザートまで、幅広く用意しています。

中華をベースに、ベトナム・タイなどのアジアン料理を提供しています。
注文率が高いメニューが、「棒棒鶏(バンバンジー)」や「エビマヨ」。
この辺りはお酒のつまみとして定番人気。
つまみだけでなく、食事メニューもあります。
酒場のメニューとは思えないほどの本格中華料理が登場します。また、この時期限定のメニューもあり、時期によって変わっていきます。

 

MONJIのオーナー・中島さんは、がっつり中華料理の家系の人。

 

中島さんの実家は、国道16号の脇田新町交差点近くにあった今はなき中国料理店「湖月楼」です。
「湖月楼(こげつろう)」
川越市脇田新町15-8 102 

(かつて「湖月楼」があった建物)
湖月楼といえば、川越の本格中華料理店の代表格だったお店で、30年営業しファンガ沢山数多くいたお店。

湖月楼の店主・中島さん(父)は、陳建民氏に近い関係にあった人物。

「陳建民(ちんけんみん)1919年-1990年」氏は、四川料理の料理人。中華民国四川省富順県李橋鎮(中国語版)陽家嘴生まれ。日本における四川料理の父といわれました。


湖月楼の店主・中島さん(父)は陳建民氏の弟子、という記述がネットで見られますが、正確な関係性を伝えます。

陳建民さんと湖月楼の店主・中島さん(父)は、お店で共に働いていたという直接の師弟関係はありません。

陳建民さんの二番弟子にあたる料理人が、湖月楼の中島さん(父)のお姉さんでした。

二番弟子が湖月楼の中島さん(父)と姉弟であり、今のMONJIの中嶋さんの叔母さんになり、親戚関係です。

直接的な繋がりはなくとも、姉弟、叔母が陳建民の直々の弟子だったというのが凄い事。

湖月楼の中島さん(父)は都内で中華料理店を開いていた時期もあり、その後、川越で始めたのが「湖月楼」です。

 

MONJIの中島さんは、小さい頃から家で食べる中華料理はお父さんが作っていたと言います。

普段、家庭料理はお母さんが作っていても、中華料理となるとお父さんの出番。

一家は、湖月楼が入ったいた建物内に居を構えて住んでいた時期もあり、下に降りて来て湖月楼で食べることもしばしばでした。

ゆえに、中島さんにとっては、

「中華料理=お父さんが作る料理=湖月楼」

という知らず知らずのうちの中華料理の英才教育を受けていたようでした。

何が美味しいのか、

どうしたら美味しくなるのか、

という体験を幼少の頃から、父の料理を食べることで自然と身に付けていたようでした。

 

今から10年程前には、中島さんは湖月楼に入り、父と一緒に仕事をしていた時期もありました。

そのまま湖月楼を継承するという話しもありましたが、すぐに継ぐよりも色々な経験をした方がいい、と各地のレストランで修行をしていました。中華というだけでなく、和洋様々な料理を経験。

厨房のみならず、お店全体のマネジメントにも従事していました。

ただやはり、料理の経験としては、小さい頃から湖月楼の料理を食べてきたことが大きな財産。

湖月楼閉店後、2023年に自身のお店「アジアンバルMONJI」をオープンさせました。

湖月楼時代とほとんど同じ味というのが、

「棒棒鶏(バンバンジー)」
「雲白肉(ウンパイロー)」
「油淋鶏(ユーリンチー)」など。

そでもMONJIでは人気メニューになっていて、湖月楼の味が継承されています。


そして。

ここで、店名MONJIの由来のストーリーです。
昔、湖月楼から徒歩20秒ほどの所にあった駄菓子屋が「市川商店」。

(「市川商店」跡 川越市野田町)

市川商店と聞いても分からない人が多いでしょう。

では、これなら。当時の子どもたちが呼んでいたお店の通称名が、もんじ。

市川商店には、店内に代名詞のように鉄板が置いてあり、自分たちでもんじゃ焼きを焼いて食べることができた。

子どもたちに人気だったのが、もんじゃ焼きならぬ、もんじ焼き、もんじ。
もんじ焼きのお店だから、皆もんじと呼んでいた。
もんじ焼きだけでなく、駄菓子の他ゲームコーナーもあり、順番待ちするほどの人気ぶり。

近隣の小学生、中学生、高校生も含めて集まっていたそう。

 

「もんじ行こう!」

「もんじ食べに行こう!」

 

子どもたちのコミュニティであり、こどもたちにとってのワンダーランド。

鉄板にまつわる記憶を辿ると、小さい頃に体験した駄菓子屋のもんじゃ焼きにぶつかる人もいるでしょう。

そうそう、あったよね、って。

 

「ちゃんとした屋号は覚えてないんだけど・・・
自分たちはもんじ、もんじって呼んでた。

そこで出してたもんじ焼きをよく食べに行ってたんだよ」

そんな風に思い出す大人が多い、市川商店、いや、もんじ。
子どもにとってのワンダーランドで食べる特別なおやつだった、もんじ焼き。

中島さんも子どもの頃から近所だったもんじに通い、遊んでいました。

その後、高校生の時に市川商店は閉店し、この地域の駄菓子屋はなくなりました。

「人が沢山集まっていたあのもんじのようなお店にしたい」

と、中島さんは自身のお店をMONJIと命名。

脇田新町のもんじはなくなりましたが、新富町二丁目にMONJIが復活のように誕生しました。

もんじ、市川商店に敬意を表し、MONJIでは駄菓子の扱いもしています。

 

MONJIさんでは、店内でDJイベントを開催するのも恒例で、他にも外のイベントに出店することもあります。

イベント出店することが少ない中で、唯一定番として出店しているのが、クレアパークで開催されている「サンロードビアパーク」です。
2024年8月18日(日)クレアモールのクレアパークにて開催されるのが、第3回「サンロードビアパーク」。

 

川越の人気酒場が集結する、酒場フェス。
「クレアパーク」がこの日だけ、「ビアパーク」になる。
 ビールと美味しいおつまみ
そして心地の良い音楽で
リラックスした夏のひとときを

川越の人気酒場がお酒やつまみをずらりと提供、ノンアルコールも提供。
MONJIさんもこのイベントは楽しみにし、毎回人気ブースになります。

(川越style「サンロードビアパーク」クレアパーク サンロード商店街

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12756623981.html
「サンロードビアパーク2024」
2024年8月18日(日)
11:30~19:30
入場無料
会場:クレアパーク(クレアモール内)
主催:サンロード商店街振興組合
協力:ラジオ川越
 

川越野地元人が集う、人気酒場。

 

気軽さを大事にしながら、お酒と手間をかけた料理を提供しています。

 

「MONJI(モンジ)」アジアンバル
川越市新富町2-32-4小澤ビル2階

営業時間
18:00〜27:00

水曜日 18:00〜24:00

定休日 木曜日、日曜日休みの時もあり
049-228-2526
Instagram:
https://www.instagram.com/monji_kawagoe/