事の始まりは丁度4年前・・・
トイプードルのブリーダーの死去に伴い、51頭のワンコ達が路頭に迷うという、所謂ブリーダー崩壊の一種が兵庫県で発生
その際、地元のボランティア団体さん等と共同で引き出しを行い、特定非営利活動法人ワンワンレスキューのメンバーさん達によって保護され、こっちに連れて来てもらった11ワンコの内の1頭がウチのりん
その後、当時預かりボランティアをされていた方の下で愛情を注いで頂き、仕事の出来る派犬社員として我がちょろり商店にやって来た
( ;゚ω゚)オマイダレ!? ヾ(゚ω゚*)リンデンガナ
そんな訳で、うちのイッヌには誕生日がありまてん・・・
正確には、レスキュー時に血統書等は放棄されている保護犬のため不明なだけなので、レスキューされた7月7日を勝手に誕生日認定
オメ!(*゚ω゚) (゚ω゚; )ナニガジャ?
当時のレスキュー現場の様子を見る限り、昨今メディアで取り沙汰される様な多頭崩壊に比べれば、りんの飼育環境は割とマシな方だとは思う
とは言え、当然大した手入れはされず、ガリガリに痩せていた姿を見ると、1日も早くこういった現状への法整備が必要だと強く思う
また、ペット産業の負の側面のシワ寄せを一手に引き受けている保護ボランティアさん達の活動に対して、もう少し認知・理解が進んだ世の中になる事を切に願う
りん達を、この陽の当たる世界に連れ出してくれた保護ボランティアさん達の活動には、行政等からの援助・補助は全く無く、皆様の厚意や支援・寄付によって成り立っている
彼等の活動を認知し、ご理解・ご協力を頂ける方、ワンコ・ニャンコ及び様々な保護動物の里親・預かりボランティアになってくれる方々
またすぐに里親は無理な方々も、心にホンの少しの余力がある方がいらっしゃるなら、何卒ご支援のほどよろしゅーおなしゃす
またこーいった現実がある事を、SNS等で拡散して頂けるだけでも非常に有り難く思う
シャス(*゚ω゚ (*゚ω゚)シャシャス
よーやく動き出した改正動物愛護法は、その実行速度を低下されはしたものの🐶
販売時の8週齢規制・マイクロチップの義務化等、生体販売の鈍化を狙った法の整備が、徐々にではあるが実行されて行く
それに加えて重要だと思うのは数値規制
「糞尿まみれの劣悪な狭いケージの中に押し込まれ、ただ命を生産するためだけに飼育されている環境を改善するため」だけでなく、飼育者1人当たりの飼育可能数の制限が早急に必要だと感じる
この飼育者とは、ブリーダー・繁殖業者等の販売目的の者達だけに限らず、所謂一般家庭の飼育者(我々の事)、及び動物保護ボランティア団体をも含む全ての飼育者を指す👉
りんの例を出す迄も無く、繁殖業者の崩壊・廃業による集団レスキューは後を絶たない・・・
(つい先日も愛知で、猫のブリーダー崩壊による250匹レスキューが起こった)
それと同時に、可哀想だと次々野良ちゃん達を引き取った個人飼育者が限界を迎え、ある時崩壊が発覚するパターンもまた同様
それらにプラスして、動物保護ボランティア団体(個人をも含む)もまた、アニマルホーダー的な要素を多分に含んでいる以上、多頭飼育崩壊の危険を大いに有する
コロナ禍の元、STAY HOME によって膨らんだ昨今のペットブーム🌀
これから徐々に、「最後の売り時を捌き切った」繁殖業者達から、彼等の親達が大量放出されるだろー
更に、「勘違い」で飼育を開始してしまった家庭が、「飼えなくなった」と遺棄・持ち込みをする
その終着点が動物保護ボランティア団体になる事は、火を見るよりも明らか
前述した通り、この動物保護ボランティア団体には行政等からの援助・補助等は無く、しかも元来同じ目的で活動をしているにも関わらず、驚く程横の繋がりが希薄なため、いつの間にか無理な頭数を引き受けざるを得ない状況に陥りがちだからだ
現時点で膨れに膨れ上がってしまい、過剰供給となってしまったペット達の数を考えれば、「お題目だけの殺処分0」を闇雲に唱えていても焼け石に水🌊🔥
改正動物愛護法を軸に蛇口を締める活動を進めながらも、並行して「10年後の望まれない命(この言い方は好きでは無いが・・・)を産み出さない法整備を進めなければ歴史は繰り返すのみ
もし可能ならば、地域や自治体レベルの保健所・動物愛護センター・厚労省等の認定事業として援助・補助を行うと同時に、動物保護ボランティア団体に権利・義務を発生させた上で適正に管理
大きな傘の元、彼等の行動力を「民間事業主」として保護・活用するのもあり
また日本の高齢化社会の中でかなりの絶対数を有する、シニア・リタイア世代の活用も必要不可欠
大まかな年齢制限が、それぞれのボランティア団体で規定されているのは知っているが、直結的に里親は無理にしても、預かりさん(保護動物達の一時的飼育援助者)の様な形で取り込む事は、保護活動の裾野を広げ、且つ潜在的な里親・支援者の増加にも繋がる
加えて子育てがひと段落し、金銭的・時間的に余裕がある彼等を、寂しさを理由とする安易な「ペット産業からの生体購入」へ向けさせないだけでなく、身を削り・寿命を削って働いて来て、比較的余生の短くなった繁殖引退動物達とのマッチングは、互いにとって有益だと考える・・・
塚・・・
重要な事だから、この場を借りて言っておくけど
ウチの稲葉りんさん・推定5歳ぐらいってば
いちおー♀だかんね
ソラヨット(゚ω゚*)⌒-=☔プシュッ
(*゚∀゚);',*',;*ブハッ