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技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前に,サンダはスイッチを切っても惰性で動いていて作業台に置くと動き回ってしまうことを述べ,その対策の実験について書きました。今回は,実際に使うためのサンダ受けを作製しました。

 サンダの先の方を掛けるのはφ10のアルミ管です。サンダがずれ落ちないよう,アルミ管の先端には,φ20の丸棒を短く切り,中央にφ10の穴を開けたものを挿しこみ,ボンドで固定しました。一辺が20 mmの角棒の端からφ10の穴を深く開け,アルミ管を挿しこみました。これが抜けないよう,1か所ねじ留めしました。ねじの位置のアルミ管にはあらかじめねじの挿さる穴を開けておきました。

 

 サンダの後ろ側を支えるのは一辺が20 mmの角棒です。先端には木材の小片をねじ留めし,こちらからもサンダが滑り落ちないようにしました。これらを作業台にF型クランプで固定して出来上がりです。ここにサンダを掛けると,惰性だけではなくスイッチONのままでも安定して置くことができるようになりました。

 

 スーツケースのキャスターがオイル切れで向きを軽く変えることができなくなり,旅行中応急処置をしましたが,帰宅後正規のオイルを付けました。その際,付けすぎて玄関の床を汚してしまいました。最初は台所洗剤をかけてふき取ってみました。泡が出なくなるまでふき取るのにたくさんの紙を要してしまいました。次にスプレー瓶に入れたアルコールを床に吹き付け拭きました。すぐに乾くので,拭いた効果がどの程度かすぐにわかりました。2, 3回繰り返すと汚れが取れることが分かりました。写真左が拭く前,右が拭いた後です。まだむらがありますが,それぞれの場所にこの方法を適用すればきれいになることでしょう。

 サンダは底に取り付けてある紙やすりを振動させ,木材の表面を研磨する電動器具です。1か所のサンダ掛けを終えて次に移るとき,サンダを作業台の上に一旦置きます。サンダをOFFにしても惰性で何秒間か振動しています。下側の紙やすり部より上側のモータ部の方が重いので,振動が止まるまで作業台の上を動き回ってしまいます。そのため,これまでは,サンダをOFFにしてから止まるまで手で持っている必要がありました。考えてみるとモータ部を引っ掛ける台があれば惰性で動いていても,軽い紙やすり部を振動させるだけなのであまり揺れないで済みそうです。普段サンダを保管するときは,モータ部の2か所を壁に挿してある木ねじに引っ掛けています。作業の際用のそのような引っ掛けがあればすぐに置くことができるはずです。そこで,惰性で動いているときも本当に安定して置けるか実験しました。サンダの前の部分はフ型になっています。φ10 mm程度の管に引っ掛ければ落ちません。後ろの方は手で持つ部分になるので角材で支えられます。仮にF型クランプで管と角材を作業台に固定してサンダを置いてみました。モータONの状態でもほとんど揺れません。したがってこの形のサンダ置きを作ればサンダを掛けた後すぐに置くことができるはずです。この実験の結果から作業台から管と角材をせり出させるように工夫したいと思います。また,少しの振動で手前にずれて外れるといけないので,角材と管の手前側にはストッパーを取り付けたいと思います。

 Chat GPTを使い始めたところでいろいろ試してみています。これまでイラストなどを描かせてみました。今回は写真処理について試してみました。下の左の写真をChat GPTにアップロードした後,「ここに写っている人のうち,3人ほど残して消した写真画像をつくって」(31文字)と指定しただけで,右の写真のようになりました。写真をアップロードして,31文字を書いただけで人の通りの少ない写真が出来上がってしまったのです。おそらく,右の写真を細かく分析すると「矛盾点があるので,証拠写真とはならない」と言うことができるかも知れませんが,今後,どんどん精密になっていくと思います。すると,写真は信用できなくなります。もう1,2年で“証拠写真”という言葉は死語になると思います。

 椅子は座っている人の体重が脚に集中するので,床がへこみやすいです。椅子脚カバーにはいろいろな製品が出ていますが,面積を広くとっているものは見当たりません。そこで,脚受けを作りました。12 mm厚の合板にφ60 mmの穴を開け,下に薄合板を貼り付けました。床の色に合わせてステイン塗料を塗りました。

 

 立ち座りの時,椅子をずらすことがあります。薄合板だけの底だとずらしたとき,床に傷をつけやすいです。そこで,百均で購入したフロアマットを脚受けの大きさに切り貼り付けました。実際に使ってみると椅子をずらしても軽く滑り傷つけにくく軽く動くようになりました。

 

 

 iPhoneの通知で「このデバイスは動作しなくなる」というポップアップが出てしまいました。これを抜けるには「保護する」をクリックするしかありません。PCでWeb検索のAIにて尋ねると,「OSを最新のものにすべき」と出ました。このポップアップは怪しいとは言っていません。OSを最新のものにしたり,iPhoneを立ち上げなおして(ネットの記事から)みたりしましたが,Safariを立ち上げるたびにこのポップアップが出ました。私は,このようなメッセージ(「機能しなくなる」などの不安をあおるもの)は怪しいと考えます。AIにいくつかの尋ね方をしたところ最後に「怪しい」と言うようになりました。

 PCでも閲覧記録が邪魔をして新しい表示にならないトラブルにあったことがあります。この類推からiPhoneで「設定」→「アプリ」→「Safari」をタップし、「履歴と Web サイトデータを消去」の操作を行いました。その結果ポップアップがでなくなりました。しかし,このポップアップは本当に怪しいものなのかどうかはまだ不明です。検索部分にtotal-005.infoとなっているのも疑問です。このサイトはNomad Tools Ltd.のTotal Securityというサイトでした。関係ありそうです,詐欺サイトかもしれません。

 ここ数年カトレアが花を付けません。混みあっていて,株が弱っているようです。2, 3年前に少し整理して植え替えた株も花を付けません。もう株自体が老化してだめなんだろうかと感じていました。

 

 最近,カトレアの植え替えの記事を見ました。カトレアは1方向に新しい芽がでて,そちらの方向にだんだんと進んでいきます。それがいつも鉢の端に届いてしまい,その先がうまく進みませんでした。記事によると,そこから3個ほどの葉付きバルブを切り離し,植えると良いとのことでした。ただ,すでに先頭のバルブが小さい状態になってしまっています。鉢の端からはみ出し,根がうまく張れなかったためでしょう。それでも何とか一番良い状態のものを選び出しました。

 

 写真は植え替えたカトレアの1つです。端の方に植えました。今後これがどんどん成長してくれることを祈ります。

 

 この胡蝶蘭の鉢は買った時からすかすかで,根環境は悪いと感じていました。植え替えたいとは思っていましたが,陽がぎんぎらと輝いていたこの暑い夏はなかなか植え替える気分になれませんでした。ようやく涼しくなり曇りの日があったので植え替えしました。抜いてみるとバーク材と少量の水苔が入っていました。内部の根はほとんどが枯れていました。葉がやせてきたのもこのせいでしょう。バーク材と水苔を取り除き枯れた根は切り取りました。


 新しい水苔を水でほぐして植えました。これでしばらくして元気になることを祈ります。


 

 前に伸びすぎたポトスを,土を入れた隣の鉢に誘導してそこにポトスを生やす試みを書きました。それに加えもう一つの方法を試みました。伸びすぎたポトスの鉢自体の土部分に茎を誘導する方法です。ポトスは上の方ばかり伸びます。茎を切ればその下の葉の付け根から新しい芽がでますが,上の方で切れば,上の方に芽が出るので意味がありません。下の方で切れば,上の方がさみしくなります。

 そこで柱の上端から更に伸ばし,柱の2倍くらいまで伸ばしました。そして,その茎を土まで誘導し,アルミ線を逆さU字型にして,茎を土に押さえつけました。根が出てきたら,上からの茎は切って,挿し芽する予定です。ポトスは挿し芽も容易ですが,本体につながっている状態で気根から根を生やさせるのが一番早い方法だと思います。

 古い洗濯ネットを用いたとき,洗濯を終えて見ると開いてしまっていて,保護したい洗濯物が外に出てしまっていることがあります。洗濯ネットのファスナーを締めきった位置に布が付いていて,引手をそこにくぐらせておくことにより洗濯の際,開きにくくなります。しかし,古くなってくるとその布も緩くなり開いてしまうことがあります。そこで,引手の穴にひもを縛り付けました。これにより洗濯の際,ネットが動くときひもが揺れてスライダーを閉まる方向に引き寄せます。これにより開いてしまうことはなくなるはずで,実際その効果が確認されました。