薄い合板の接合 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 これまで,薄い合板を“べニア板”と言うのだと思っていましたが,べニアとは,かつらむきした単板の事だそうです。合板はべニアの方向を縦横と交互に重ね張り合わせたものだそうで,今まで薄い合板をべニア板と呼んでいたのは誤りだったようです。

 4 mm厚の薄い合板を切って,ガレージの波板の下に張って日よけにしています。区画ごとに張って行くので,定尺の薄合板から切り出していました。そうすると半端が出ます。大きな端材は何とか活かそうと接合することを考えました。当然ながら薄板では側面にボンドを付けて合わせても強度が取れずくっつきません。

 そのため,相欠き継ぎにするのも一計ですが,接合の端部は半分の暑さとなってしまいます。そこで裏表を交互に相欠き継ぎする方法を試してみました。写真はそう加工したものに木工ボンドを付けたところです。

 

 相互に差し込み,奥まで入るよう,ハタガネで締め付けました。接合部はボンドが固まるまでしっかりと締め付けたいところです。両脇に近いところはクランプで締めました。ただ,中側は締められないので仮にネジで締めました。合板は4 mm厚です。そのような短い木ネジを持っていないので,反対側が飛び出しています。ボンドが固まったら抜く予定です。