今日のブログは続編です・以前書いた記事の➡「捨てる力・高齢者にとって捨てることは脳に負荷がかかる!」
シニア世代に「ものを捨てられない」お悩みが多いのは・・・
「捨てない」選択をすることで、「可能性の保持」ができるから。
「捨てることを先送り」しがちに(脳が)働くそうである。
で、まだ中年の私たちがすべき事は、↓
「とにかく捨て活も習慣化」!
入ったら捨て、来たら出し。一個一個「すぐに」!しなきゃ。
心身をオートマチック化(=習慣化のこと)が肝要。
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さて、続きだけど
私の母親のようになって(暫定的要介護1)、「ゴミがだんだん増えてゆく」傾向になるには
「脳に負荷がかかる」以外にもう一つ理由があるようである。
「価値の順列がつけられなくなる」からだそうだ。(脳科学者の見地)
さもありなん・・・・ 昨日の「冷ご飯」と、1週間後が賞味期限の「サトウのチンするご飯」の優先順位さえわからないんだもの。
「コレ捨て!」 「コレ保存!」
って、スパッと決められないみたいだ。
①私たちが「誘導してあげる」か、
②「黙ってこっそり処理してあげる」か、
③「目の前でどんどん捨て活しちゃう」か・・・・
さて、私も曲りなりに業者である。
業者的経験から(しかもディーーープな経験から)、シニア様の一見様のお宅で「整理・収納・捨てる」作業はお受けできない・・・・。
※そんなお仕事を「してます」という収納の「プロ」がいたとしたら、その「プロ」の実績とやらはまず疑えと言いたい。
①も②も③も、後々問題が起こるから。
今や、「実家の実の親の家のゴミ」の捨て活だから何とか遂行しているのだ。
それでさえ非常にデリケートかつ、難しい作業だ。
アルツーの母は「優先順位つけられない」けれど、
やはり尊厳は大事にしないといけないのだから。
「全部ゴミよね、捨てなさいよ!」
と言い切ると、その人の人たる部分をも捨てさせるように感じるのだ。・・・
この問題はまた改めて書く。
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今日の出来事。母が電話でぽつりと言った一言が大きく後を引いた。
「ヘルパーさんっていうの?あのひとが、いろいろ冷蔵庫開けて捨てろっていうから、
もう捨てていいですよって言ったけど・・・・ なんだか
横でぼんやり 見てたの・・・」
嗚呼 。 ぼんやりしてくるよね・・・・