「ガン」もまた然り。
「インフルエンザ」も、「風邪」もまた同じ。
昨今のSNSなどでたまに目にして不快になる文言がある。
曰く「ガンになるのは、それまでの生き方が悪い」的な!!
曰く「食生活が悪かった」とか!「考え方がマイナスだった」とかさ!
それって、「なんかの因縁が子に祟り・・・」と言ってた江戸時代的迷信・無知蒙昧ではないか?
また「わたし、発酵食品食べてるからインフルエンザとかになりません!」的発言もよ~く聞く。
けんどね、それはあなた様が、社会の多様な層と多数の人と接する機会がないだけにすぎませんばい?!
さて、「認知症」が「伝染病」ではないことはご存じだろうか?
あたりまえやろ? と思われるかもしれない。しかし、未だに、人が認知症の老人に接するときに
「眉をひそめて、ひそひそ声で、伝染るものであるかのように」話題にする気風を感じる。
プラス「悲惨さ、同情、憐憫」なども感じるね。(テレビ番組のつくりもそうなっとる)
誰だってなる可能性がある現代なのである。
なんの原因かしらないが、昔よりも老人率が高いせいかもしれないが、とにかく
誰でも年をとると何かの働きが悪くなるのである。当然だ。
人によっては「体の動きが悪くなる」かもしれない。
「足が浮腫む」かもしれない。
認知症はたまたま「脳の血流が悪くなって、認知症的な障害が出る」だけのことである。
➡ご参照★「痴呆と認知症は違うの?」
あ、それから「遺伝」でもないわよ。。
一応言っておかないと。
実際、私が「母がアルツハイマーでした」と告げたとたんに、
「それ、遺伝性?」と聞かれたのでね ヘンなの。
なんで「遺伝性?」って聞かれたんだろう・・・・
「母がアルツだから、yu-yuもいずれアルツ!」という認識をもって、今後のyu-yuとの付き合い方を考えるって意味だろうかしらん?!
将来なんて誰もわからん、わからん。ぴしゃっと!(※博多のコマーシャル)
それよりも、「隣の人は認知症だから、見守ろう」という発想になっとくれ。日本!
嫌悪感をもって「危険やね~」と眉をひそめるのではなく。
危険人物と思うなら、ちょくちょく見守りに覗いてみたらヨカバッテン。