●アルツあるある①薬を飲む | お掃除でラッキーを呼ぼう。キープ・キレイ部!プロが語る効率アップの掃除術はカンタン・最速♪
実家の母は、ずっと病気知らずだった。

田舎育ちのため、食材もこだわり良いものを手を掛けた料理を作ってきた。

病院に行ったらいけないかと思って、、、という理由でお医者知らず。


それが後期高齢者になって初めて「ちょっと困った」ということに。

➡「ホームドクターがいないので、紹介状がもらえず 大きな病院にかかれない」事態になった。

大きな病院で検査したかったけれど、2か月待ちです! 紹介状ないんですか~?能面と(仕事も人間性も)使えない看護士が電話の向こうでのたまう。
本当にね、「看護士さんも忙しいんだから」という言い訳を10トン積んで廊下を走っちゃいけませんよ。
患者への接遇マナーは常に最前列に積んで置いてください。


しかし「世間の仕組みは大事」なので 患者側がきちんとホームドクターをつくり、一度でも二度でも診察を受けておくべきなのだろう。

ああ、古き頑張る世代の母なぞは「なるだけ世間に迷惑かけないように、医療費を無駄遣いしないように、病院にかからないように」努めてきたというのに、この矛盾について誰も「ヘンや」って思わないのだろうか。
日本の財政基盤を考えて頑張ってきた老人が、損をするとは!

それはさておき、私は我が身かわゆさに

自分の美老活メモに一つチェック項目を加えた次第である。

 □ホームドクターをつくろう


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とにかく、紹介状紹介状と督促する大病院は、キャンセルして

すぐに見てくれる個人病院へ行った。

電話対応からして大病院とは違う!捌けている!

そこで診断が下り、今回母にとって初めての

「毎日、薬を飲むこと」という大仕事が言い渡されたのだ。

通院歴なく、薬飲んだことがない後期高齢者が

「つつがなく、間違えず、毎朝、1錠だけ投薬」!って、かなり高いハードルでは?

しかも・・・

アルツさんですよ。

「飲むこと自体」忘れないだろうかしらん?

そんな新しい概念と習慣を、人間はすぐに身に着けることができるのだろうか?



「毎日、水滴を一滴残さず拭くべし!」と、キレイコンシェルジュ講座で口にしただけで、

私は「鬼っ!!」扱いされるのよ?!

若い受講生のママさんでさえ、「できるかどうか」とか弱気になってるのに・・・


アルツさんが、「人生初めての投薬」習慣という変化に対応できるのか?!

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 そこで、娘である私が習慣化するしかないと切り替えて、

「毎朝定刻に、薬飲んだか電話する」ことにした。

若い私でさえも、忘れそうだから「携帯にアラーム登録」。

朝、モコズキッチンを見ながら電話して「飲んだ?」と確認。

案外とすっきりした声で「ちゃんと飲んだよ・朝起きてすぐに」と張り切る母だった。


おお~ 「この薬なんだろうか?」なんて、違和感も疑問も持たずにちゃんとやっとるやっとる!関心したのも束の間。

その日の午後、叔母から私に緊急電話。
「あんたのお母さんに薬のこと電話したのよ」という。
びっくり
(以下、叔母と母のやりとり)

 叔母 びっくり「今日は薬のんだの?」

 母 うさぎ 「今朝、ちゃ~んと飲んだ」

 叔母 びっくり「よかった。今日の分は終わりね」

 母 うさぎ 「でもね、飲んだあと気分が良くない気がする」

 叔母 びっくり「そうなの?」

 母 うさぎ 「だから、夕方、もう一錠飲んで 試してみる
 
 ガチャン! と電話を切られたそうだ・・・


しかたない。。。。私の習慣が増えた➡夕方電話して「薬は夕方は飲まんでいい」と言うことに。


※今、練習期間なので、万が一「2回飲んでしまっても許容範囲の薬量」にしてもらってます。ムラサキハート


ご参照【解決策として】お薬をちゃんと飲んでいるかもヘルプしてくれる