『Go ahead,Make my day ! 』

【オリジナルのハードボイルド小説(?)と創作に関する無駄口。ときどき音楽についても】


テーマ:

 

「……ひょっとしたら、俺はそのうち、ラブコメを書いてしまうんじゃないだろうか」

 

そんなことを思いながら、およそ一ヶ月かかって書き上げた本作、「ブラジリアン・ハイ・キック ~天使の縦蹴り~」ですが。

終章のほうに頂いた真名さんのコメントで本作のことを思いっきり、

 

「 格 闘 青 春 ラ ブ コ メ 」

 

と銘打たれてしまいました……。 _| ̄|○

  

やっぱりそうだよな、そうとしかジャンル分けできないよな……。だろうか、じゃなくて、すでに手を染めてしまっていたのか……。(遠い目)

 

そろそろブログタイトルの下の

【オリジナルのハードボイルド小説(?)と創作に関する無駄口。ときどきサッカーについても】

を、

【オリジナルのラブコメもどきと創作に関する無駄口。ものすごく気が向いたらサッカーについても】

に変えることを検討したほうがいいような気がします。

 

いや、いっそのこと、作風を変えてみてもいいかも。

すっごくヤヴァめな(「ひぐらし」みたいな)イタい学園モノとか、逆に発掘屋さんと同じちょっとエロ方向にいってみるとか。あ、どうせならスチャラカ(死語)路線でもいいなあ……。

 

ミルコ
 

 

……えー、さて。

まずは恒例のえいみす2型の発症にともなう異様な長さ(おっかしいな、予定じゃ15章で終わるはずだったのに……)の本作にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

  

さっそく頂いております感想が、いずれも「(亮太視点の)真奈が可愛い」なのはちょっと驚きなのですが。一人称主人公を他者視点で描くとこうまでギャップがあるもんかと、今さらながら驚かされますね。

人間誰しも、「自分が思っている自分」と「他人から見た自分」は大きく乖離しているものですが、真奈の場合はちょっと差が激しすぎるような気もしないではないです。

まあ、本作は真奈の性格を思いっきり曲げてしまった父親の事件の前なんで、本編(「砕ける月」「Left Alone」)と違っていても、何らおかしくはないのですが。


ところで本作をもって、一連のシリーズ(にするつもりはなかったんですが……)関連作品は完結/未完/連載中をあわせると実に8作を数えるまでになりました。以下に発表順に並べてみますと、


「テネシー・ワルツ」 (語り手 村上恭吾/未完。事実上の打ち切り状態)

「砕ける月」 (語り手 榊原真奈)

「チョイ不良探偵街を行く」 (語り手 上社龍二/休止中)

「優しい嘘」 (語り手 朽木哲郎) ※短編

「Left Alone」 (語り手 榊原真奈/連載中)

「Part-time Lover」 (語り手 徳永由真)

「Dreaming Girl」 (語り手 村上恭吾/休止中)

「ブラジリアン・ハイ・キック ~天使の縦蹴り~」 (語り手 三浦亮太)


という具合ですね。

こうやって並べてみるとハッキリするのですが、完結までこぎつけた作品とそうでない作品には明確な違いがありますよね。それは、

 

「語り手が少年・少女であるか、中年男性であるか」(「優しい嘘」は短編なので除外)

 

どうやら、わたしには「思い悩んで結論を選び取る少年/少女」というモチーフに萌 え創作意欲を掻き立てられる何かがあるらしく、主人公がそういう立場だとかなり筆が進むようなのです。

(「砕ける」や「Left」を筆が進んでいると言っていいかどうかは、かなり疑問ですが……)


逆に完結してない作品はどうかというと、プロットはともかく描写が先に進まない。

というのは、これらの主人公(村上や上社)はすでに通過儀礼を通り越した大人であって、彼らは自分が出会う苦難に対していちいち思い悩んだりしないわけで。

そのへんで、何より書いているわたし自身が感情移入できていないんじゃないかな、と思うのです。

ひょっとしたら彼らを描く物語については、三人称の導入を考えたほうがいいのかもしれません。


さて、どうも後書きとかけ離れた話になってきてますので、ここらで「ブラジリアン・ハイ・キック」についていくつか補足的なお話を。


本作は本編の長編2作とは基本的にリンクしないお話なのですが(双方に登場するのは真奈と村上、本作では名前は出てませんが由真、そして逆に本編では「コロンボのかみさん」状態の榊原誠一(真奈グランパ)くらいですね~)、アイテムや設定のいくつかは本編にも関わってます。

 

例えば、亮太がかぶるユニオンジャックのヘルメット(ナイジェル・マンセルのレプリカ)は「砕ける月」では由真の専用になっているものですし、本作で真奈がかぶっているヴァレンティーノ・ロッシのレプリカは、同じく「砕ける月」第9章の由真が真奈の部屋に泊まった翌朝のシーンで出て来るものです。

一方、本作でも重要な役回りをする真奈の愛機、真紅のスズキ・バンディットですが、こっちは「砕ける」登場のとは別の機体です(本作は250、「砕ける」では最終生産型の250V)。

実は本作では真奈には別のバイク(父親所有のスズキRGV-γ250)を用意していたのですが、そのちょっと前の記事で「真奈といえばバンディットのイメージ」というコメントを頂いたので、急遽変更したのですね。ただ、「砕ける」のほうで”高校入学の記念に父親に買ってもらった”という記述がありますので、型式が違うものを選んだというわけです。

ちなみに亮太が乗ったヴェスパは、「砕ける」第14章、真奈が由真の実家に乗り込む前に空手の師匠と会うために天神に出る場面で、榊原家のガレージでバッテリー切れで動かなかったアレです。(笑)

 

他に関連があるというと、真奈の軸線外しのカウンターは「Left Alone」第19章、高利貸しに囚われそうになった吉塚和津実を助けるシーンで使われてますし、逆に本作第5章ラストの真奈の意味ありげな発言は、「Left」第32章後半(連載ベースで60回)での高坂菜穂子への嫉妬心が下敷きになっています。

そして何より、本作のラストシーンの真奈が出てるファッション・ショーは、「Left Alone」第10章のショーのことです。ま、これはバレバレかもしれませんが。

 

他にも本作は時制を2003年としている関係で引用の制約があったりして、そのせいで逆に不自然に見える部分も少なくなかったりします。

その最たる例が終章の回想シーン、「セーラー服と機関銃」を真奈が古いと言い切る場面。

今だと長澤まさみのリメイクがあるんで中学生が知ってても何の不思議もないんですが、このリメイクは2006年なんで、この時点では「古い」んですよね。

他にも第一次原政権のことやら武蔵がドロドロの判定で優勝した2003年のK-1JAPANのこととか、時事関係の考証にはずいぶん気を使いましたね。(そうそう、作中では宮地岳線と呼ばれている西鉄の路線も、現在は貝塚線に変わってますし)

まあ、それが作品にどの程度のリアリティを与える効果があったかというと、いつものように疑問ですが……。

 

あと、本作は語り手が格闘技オタクなおかげで、格闘技関連のウンチクをずいぶんと詰め込んでおります。

この辺は語り手自身がアクションをしながらウダウダいうのも変なので、真奈視点ではどうしてもサラッと流さざるを得ないのですが、こういう”解説者”がいると楽ですね~。

そう何度も使える手ではないのが難点ですが。(笑)

 

――――――――――

 

さて、番外編という名の逃避(笑)も終わりましたので、さっそく「Left Alone」のほうを再開させたいと思います。その前に一つ、創作考のネタもあるんで、そっちも早いうちに手をつけようかと。

 

 

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