がっかりされないように今日も絶対がんばろう
今日はいろいろ良いことがあったんだけど、今日のお昼にいただいたこのメッセージは本当嬉しいな。今年一うれしいです。
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...先日生まれた長男の名前をチャプターエイトさんから勝手にパクらせて頂き、エイトとつけてしまいました。
いきなり報告しても変な人になってしまうと思いお伝えするつもりはなかったのですが、今回がいい機会でしたので
報告させて頂きました♪後にはなってしまいましたが、ありがとうございます。
高野:おおおお!うちの息子もエイトにしようと20年前から考えてましたよw
どんな感じですかー??漢字。
まじすかー、ありがとうございます!!漢字は瑛斗ですね!斗も使わせて頂いてますm(__)m嫁も気に入ってくれています。
高野:おおおお、うれしい!仮に嘘でも嬉しいです!
匿名で共有させてくださいw
嘘ではないんですよ!だけど会ったこともない人間がいきなり報告してもキモいかなと思い報告は控えてました笑
僕は高野さんの人間性がすごく良いなと感じているので、部下や周りに対しての姿勢を見習っていきたいと思っております。
共有は寧ろ光栄です!脚色して頂いても結構ですんで使ってください笑
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まだお会いしたことない方だけど、実際に会った時にがっかりされないように、
熱くて誠実でかしこくて、それでいてアホでごっつおもろい人間と思っていただけるようこれからも頑張っていこう。
もちろんいけるところまでどこまでも。ご出産おめでとうございます!
息子さんも含め近いうちにお会いできることを楽しみにしております!高野勇斗
集中できる空間について
あのですね、ここで書くのもどうかなと言う程度の話なんですけどね、ものすごい子どもの頃からの悩みとかいうか一人っ子だからなのか、永遠のテーマがありまして、それが「集中できる空間」についてなんですよ。
仕事や受験資格勉強でもそうなのですが、1人で集中できる場所の確保というのが必要じゃないですか。僕の場合は、自分の家だとまったく持ってイッサイガッサイ集中できないんですよ。子どもの頃からそうで、誘惑に負けてしまうんですよ。1ラウンド目のゴングがカーン!鳴った瞬間にはもう負けてるんです。口から泡ふいてますもん。切羽詰まった状況でも、12ラウンド持ったことないんですよ。知り合いや身内がいる環境だともう絶対無理です。減量の段階からもう無理や〜てなるんですよ。
いざ家から出て、カフェやファミレス行くでしょ。ここであっても70%以上の確率で集中できないんですよ。今日もららぽーとの1階のスタバにいて、PCをカタカタしたり本読んでたんですよ。すると、隣に座った大学生か新卒ぐらいのさわやかなカップルがアイスカフェラテかフラペチーノかアルパチーノか飲まないのでよくわかりませんが、甘い飲み物に甘いトークをしてたんですよ。3連休だし、本当さわやかで服装も似た良い感じのカップルなんですよ。すがすがしい気分なんですよ。それで、彼氏が野球好きなんでしょうか。彼女もカープ女子か何か野球詳しいのでしょうね。2人でバットの振り方とかいろいろ話してるんですよ。趣味が合うから付き合ったんでしょうかね。めちゃめちゃすがすがしいんですよ。ものすごい良いじゃないですか。あとはディズニーランドに行った思い出話とかしてるんですよ。ここはディズニーランド近いですからね。たぶん思い出したんでしょうね。スマホで撮った写真とか一緒に見てるんですよ。楽しそうですね。さわやかなカップルで2人だけの空間みたいな感じで良いですね。30,40分経ってお腹すいたんでしょうね、チーズケーキと、あとマロンケーキなのかナロンエースなのか食べないのでよくわかりませんが甘〜い食べ物を追加で買ってきてシェアしながら食べていて、とにかくさわやかなんですよ。柑橘系というかシトラスの香りが漂ってくるようなんですよ。
それで次の話が、浮気するかしないかの話になってきましてね。彼女が、浮気する?私は絶対しなーい。彼氏も、浮気はしない。みたいな同じラリーを永遠といろいろな角度から事例とか出して話してるんですよ。ここらへんからだんだん爽やかやな〜から腹立ってくるんですよ。一旦腹立ち出したらどんどん腹立ってくるんですよ。
君たちちょっと待てと。「浮気はするよー!ガンガンするよー!隙あらばかましていくよー!」とか言うわけないやん。答えは片方しかないやん。1択やん!最近めちゃめちゃ使うのですが、この質問「1択やん!」。このトークの落とし所どこやねん!どの段階に到達して、次の話行くねん!彼女がバッグから誓約書でも出してきて判子押さすみたいなシーンがあるんかいなと思ってたらぜんぜんないし。一向に出てこーへん。待てど暮らせど出てこーへん。一旦散らかしてもうたトークをどこに持っていくねん!
みたいなことを考えてしまうんですよ(泣)ぜんぜん集中できないんですよ。
共感してくださる方いるかどうかわかりませんが、ぜんぜん集中できないんですよ。カフェスペースに行って、隣で日本語で話してると自然と耳に入って来てしまいまして、まったく仕事や読書に集中できないんですよ!ぜんぜん集中できないんですよ!
もう永遠の悩みの種なんですよ。重い重い頭の痛い悩みで、ナロンエースを飲んだぐらいでは治らない類のものなんですよ。ずっとズキンズキンするんですよ。
全員が同じ一票
ハグとディープキスを
あのですね、ものすごい気になったので、一つ言っておきたいんですけどね、僕ね10代20代を応援してるって書いてるじゃないですか、だからこそ書きたいんですけどね、でも10代20代には読んでほしくないのですが、
彼らが挑戦して何かを成し遂げるじゃないですか。多くは報告してくれますね。うれしいからですね。その時「こうこうすべきだ」「こうするのが良かった」とか言う人いるんですけどね、まったくわかってないんですよ。なまじか経験があるからでしょうけどね。はっきりとそういうのじゃないんですよ。
まずは
「よっしゃーーー!!!!キターーーー!!!!おめでとう!!!!」
ですよ。それでなんならハグしてディープキスですよ。嫌がらなければ本気でするぐらいの勢いですよ。それは自分が成し遂げたと錯覚するぐらい自分も嬉しいからじゃないですか。社内社外問わずですよ。
どんな些細なことでもわずかな進歩でもいいんですよ。むしろ成功でも失敗でもいいんですよ。挑戦という進歩がそこには必ずあるんだから。
「うっしゃーーー!!!よっしゃーーー!!!!キターーーー!!!!おめでとう!!!!飲みにいくぞー!!!今日はたらふく食うぞ!!!」
それが良い出来事だったら、みんなの前で晒しまくるんですよ。ソーシャル上でも。
「今日、彼が彼女がものすごいことを成し遂げました!!イエーーーーイ!!!セイホーオ!!!ホーオ!セイホホ!!!ホホホ!!ホッホ!エビバディ、騒げーーー!!!!コングラッツ!!!」
ですよ、まずは。そのあとなんですよ。改善すべきとか、こうするべきだったと言う話は。それはなくてもいいぐらいなんですよ。それで言われて改善した結果より、自分の意思で決定して進めた結果の方が良い場合が多いんですよ。
まずはハグとデープキスですよ。フレンチキスじゃなくてデープなキスぐらいの勢いなんですよ。
伸びてくる人をさらに伸ばすようにしないとダメなんですよ。
植物の成長には、水と光が必要なように、人間の成長にも、水と光が必要なんですよ。その心に灯った炎、指した光を消すようなことをしちゃダメなんですよ。
マジおめでとう!!!我が事のように嬉しいわ!!!おまえの成功が俺の成功!おまえの成長が俺の成長!!!
この調子でいけるところまでどこまでもいこう!!!
信頼
長渕剛
長渕剛で思い出したエピソード。
あれは忘れもしないアドウェイズに新卒入社して3年目の2009年12月。
入社とほぼ同時に立ち上げた大阪支社が軌道に乗った頃だった。その年の8月に東京本社から小倉が部署移動し、ワンルームマンションにて名古屋支社を立ち上げている最中であったが、大阪の広告主とのミーティングのため、大阪支社に戻ってきていた。その小倉に1通のメールが来た。
「高野くん!◯◯ (某FX会社)さんから出資の依頼メールが来たよ!」
「おおお!よくわかんないけど社長と取締役とのミーティングじゃないか。初めて会うことだし、取り敢えず伺おう。アポって!」
先方からの依頼は、年内つまり今月中に出資をお願いしたいとのことだった。
「これは広告取引量拡大の絶好のチャンスだ。ただ月末まであと2週間しかない。本社と相談して決済していたらかくーじつに年が明ける。時間がない。ここは社長である岡村さんに直接電話しよう。」
となった。当時たまに社長の岡村から電話が来ることはあったが、こちらから電話することはなかった。
「今から俺が岡村さんのケータイに電話するから、静かにするように。他の電話はすんな。」
当時の大阪オフィスは陽が射すこともない10畳満たないマンションだったため、声がこもり、全員で電話することができず、特に声が大きい玉置が話し中の時は玉置につられるため、他は外やトイレで電話をしていた。ちなみに、大阪オフィスの電話は家庭用コードレス電話だったため10mは離れて通話することができた。
「よし、岡村さんのケータイにかけるぞ。090-××××-××××...」
番号をプッシュした次の瞬間、、、、
「クロォージョアイズ!!!!!!!!!!!!」
という絶叫が僕の耳をつんざき、僕は驚いて電話を切った。
「うわわわ!!岡村さん、ごっつ怒ってる!!アカン!!めっちゃ怒ってる!!確実に怒ってる!!なんでかわからんが、目潰れ!?目潰すぞ!?英語で言うてる。わからん。とにかくごっつ怒ってるわ!アカン泣きそう。俺ごっつ泣きそう。アカン、ちょっとちびった,,,,」
しばらくしてもう一度だけ電話してみることにした。
「090-××××-××××...........クロォー!!ジョアイズ!!!」
「うわわわ....ん?ん?」
よく聞いてみたら、社長の声とは少し違った。
それは長渕剛であった。どうやら長渕剛の『Close your eyes』という曲であることがのちにわかった。社長が長渕剛の大ファンで、その曲を自分のケータイの待ちうたに設定していたのだ。声も似てるし、しゃべりもちょっと似てるから紛らわしい。
その1週間後、東京本社にてFX会社への出資が決まった。大阪支社は無事年越しを迎えることができた。
「Close your eyes!!!!!!!!!!!!!!!!」
まるで桜島がいや富士山が噴火したのではないかと思うほどの熱量ある声が、
大阪時代の激闘の記録と記憶とともに、
今でも僕の耳に残っている。
面と向かっては言えないけど
ここで書くことでもないのですが、面と向かって言うのもものすごく恥ずかしいということもあり書き残しておきます。
ご存知の通りですが、毎年8月6日に広島に必ず行きます。長崎は隔年行きます。広島に行き始めたのは2009年で新卒3年目の時です。朝6時に新大阪から始発の新幹線に乗り、広島駅で市電に乗り換え、8時前に平和記念公園に到着します。当時はFacebookやその他もやっていなかったため文章にはしていましたが発信もしていませんでした。インドネシアにいた時も必ずそのために帰国しました。
5年ぐらい前から大阪支社を共に立ち上げたメンバーも参加するようになりました。ただ僕が行くことは伝えてますが、旅程はその当日まで明かしておらず、日頃連絡は取っていても広島の話はしません。その日長崎に向かったり、違うところに向かったりします。
今年はメンバーとはほとんど連絡を取っておらず、僕は8月5日に前入りしましたが、6日の朝も1人で平和記念公園に向かいました。8時に式典がはじまり、おどろしいおどろしい何か大きな怪物でも出てくるのではないかというような音楽がいつも通り流れます。そして市長や小学生、総理大臣、国連事務総長(代読)が挨拶し、式典が終わります。
そして文章書いて、パッと立ち上がると、
「おーひさしぶり、入口の方におったわー」
といつもの2人が現れました。一緒に行こうとかついてきてくれとか一言も言ったことないのですが、会社が別々になった今でもなお同じ日の同じ時間に同じ場所に必ずいるというのはすごいことだなと改めて思います。それがリゾート地などに行くなら別ですけど、早朝の平和記念式典ですからね。今年は休日ですが、平日の方が多くて、必ず8月6日に有給申請出してるらしいですからね。大阪でも往復2万円の交通費と滞在費用をかけて来てるんだからちょっとやそっとの見学体験ツアーみたい気持ちで行動できないですよ。
「毎年ここに来ると、改めて考えさせられるからほんまええよなー」
と言って、我々は喫茶店エイトに向かいました。
来ても来なくても仲間は仲間なのですが、そういう仲間がいてくれるということは非常に有難いというか心強いですね。僕は、人生を諦めるとか、人生を投げ出すとか、そういう気がイッサイガッサイこれぽっちも起きたことがないのですが、それってメンタルとか性格というより、彼らのおかげなんじゃないかと思えてきましたわ。
これを読んでても読んでなくてもいいけど、
改めてありがとう。
これからもよろしく。
「山の日」の本当の意味【完全版】
今年に入り、中学生や高校生、高専の学生と話したり、仕事をしたりすることが、多くなったので感じることを書きます。日本中いや世界中の中学生高校生に伝わってほしいと思います。
今日は「山の日」という祝日であることも高校生に教えてもらいました。
前回や今回参加している学生若者向け事業開発者支援プログラムには、様々なプロジェクトがあり、北海道函館というド田舎出身の僕の学生の頃では考えられない体験や経験をしています。彼らは学校が夏休みの期間、このオフィスで連日徹夜しているのですが、それが僕らでいう学園祭の準備や部活の合宿レベルじゃないんですよ。そこらのIT企業の新規事業レベルかそれ以上のことをしているんです。しかもそれは労働ではなく、創造なのでお金をもらわなくても、時間が決まってなくてもモチベーションが下がらずできるんですよ。
若者の成長を阻害する要因は、「労働による対価」「労働時間」なんです。逆説的ですけどそうなんです。それにとらわれてしまうと長期的にはその考えがない人に負けます。これらを「主体性」に変換できるかがキーなのですが、学生はまさにこれなんです。本当の意味でのプロジェクト。
さらに一流の大人向けに何度もプレゼンしているので、もう伝える力やコミュニケーション能力も鍛えられて鍛えられて半端じゃないんですよ。
そして彼らにアイディアや事業を始めたきっかけについて話を聞いてみると、プログラミングに出会ったきっかけは友達とかね、親からPC買ってもらったとかね。完全に環境によるものなんですよ。
やはり今やインターネットの時代で、誰でも情報を得られるといっても、アクセスできる端末を保持していなければ無理じゃないですか。このラストワンマイルの情報格差というのはなかなか縮まらないんです。
格差というのがどこに現れているかというと、やはり「都市と地方」です。この事業開発プログラムというのも多くは東京ばかりで、いっても大阪ぐらいです。つまりそこの周りに住んでいる学生しかなかなか享受できないんですよ。逆の立場なら、企業側がこういうプログラムを開始して、学生があまりいないような田舎でやってもしょうがないので当たり前と言えば当たり前ですが。
この場合だと、どうしても地方で生まれ育った学生が、上記の観点に限定した場合は、経験や体験するチャンスが不足するので不利になります。「自然に囲まれた環境で生まれ育って良いこともある!」と言う人もいるんですが、それはだいたい大人になって何か成し遂げた人が、過去を再定義している場合が多いのです。
ここで時代とともに変わったものと反対に、変わっていないものもあります。それが「受験」です。「受験」で出題される問題って、全国の学生にも公開されていますね。ネットじゃなくても赤本でも、青本でも、グリーン本でも。図書館にも置いてあります。「受験」する人によって、問題が変わるとか、中国みたいに受験する人によって合格点が違うとかそういうのがないじゃないですか。国立や私立の一般試験では間違いなく同じです。受験する際に必要なものと言えば、未だに鉛筆と消しゴム。PCが必要であればそこに差が生まれますが、鉛筆は誰でも貸してくれます。くれたりします。
はっきり言ってしまって、地方の田舎で生まれ育ってしまったら、まずしのごの言わずに、東大か京大を目指して勉強した方がいいです。もう悪いことはいいません。それだけでいいです。そこに入ってから得られるチャンスが圧倒的に大きいからです。君が技術もなく、突き詰めたい研究分野や、親も企業勤めか何かなら、まず受験勉強するのをおすすめします。さらに片親で生まれ育ったら、100%大学にフォーカス。よく家が貧しいので大学に行けなかったという話があるのですが、国立の大学なら無料になる場合も多いし、奨学金はあるし、東京や京都に出てきたら働き口はたくさんあるので絶対いけるから。結果からいうと、大学に行かずして働いて得られるお金と、大学に行きながら得られる金なら後者の方が圧倒的に大きいです。そしてその差は社会人になるどどんどん開いていきます。
重大の事実というか真実ですが、大学受験以降で、全ての人が受験する資格を得られて、かつ鉛筆で書いた文字だけで、平等な結果が得られる制度に出会うことは、死ぬまで一生ないです。一生です。
これ以降、就職活動でも難関資格の試験であっても、オーディションでもコンテストでもなんでもだいたい何かしら不平等なことがつきまといます。
受験だけは、あなたを顔の容姿で落としません。あなたを親の収入で落としません。あなたが学生時代素行が悪かったり成績が悪かったとしても落としません。
そしてもっといってしまうと、最近ソーシャルの時代なので、FacebookやTwitterや、名刺管理アプリでその人の経歴を見ることができます。実は大企業行っても、官庁行っても、政界でも、弁護士などの士業であってもそれこそリスクを取るイメージのある起業家でもあっても、ベンチャーの経営者であっても、出身は同じような大学ばっかりなんですよ。驚きでしょ。リスク取ってる、取ってないとか言い合ってるんですけど、元は同じ大学なんですよ。完全にイデオロギーの違いだけで同じキャンパスで似たような授業受けて似たような居酒屋で騒いでただけなんですよ(笑)日本に1000以上の大学や短大や専門学校などあると思うのですが、限られた大学の出身者です。これは本当です。よくそういう人のインタビュー記事とか見ますが、幼少期の話とかの多くは後付けで、大学で自分の人生を決定する経験や情報や人脈を得てから行動した場合が圧倒的に多いです。その後もその人脈に基づいて行動していきます。
あなたが、発明家でもなく、スポーツもたいしたできず、病気もなく、ただ体が鈍っている、地方に住む学生であれば、より多くの選択肢に出会うためにも、大学受験に集中した方がいいです。恋愛もしなくていいです。恋愛は後からできるけど、人生決定づけるという意味での受験はできません。
そして、もし「受験」に失敗したとしても、その経験はなくならない。合格しなかったとしても、本気で勉強して得た知識はのちのち生きてくる。ぜんぜん無駄じゃない。「教養」の根幹となる受験勉強で得た知識は後々の人生でじわりじわりと効いてくるのを実感すると思う。
さあ、今日は「山の日」。
君は「山の日」の意味を知っているか。
まさか、国が7月に「海の日」があるから、8月に「山の日」をお盆休みに合わせて作ったなどというんじゃあるまいな。
ちげーよ。そんなことだと海で溺れて死んじまうぞ。
山は、海と違って、必ず「頂き」があるだろ。
そこを見つける日だ。
大人なら、山の日は、人生において、自分がどこの山を登っているのか、自分が登っている山は間違いないのか、そもそも頂きまでしっかりと登っているのか、遭難していないかなどと、自分の位置を再確認する日なんだ。
君がまだ学生なら、どの山を登るかを探す日でもある。
昔から「夏は受験の天王山」っていうじゃないか。
別に受験に限定しなくたっていいんだ。君がもし登る山をすでに決めているのであれば。
でももし君がどの山に登るか決めかねているなら、
今日からでも遅くはない。あの山のてっぺんまで登りつめよう。
いけるところまでどこまでいこう。
1年ぶりの喫茶「エイト」
1年ぶりに記念式典後に平和記念公園から徒歩1分の喫茶店エイトへ。
83歳にもかかわらず当時の記憶が鮮明。でもトラウマとのことで何度も言葉を詰まらせていた。爆心地と呉市のちょうど真ん中にある矢野町には今の震度3ぐらいの揺れが起きたとのこと、直後に救護のため広島市へ。戦中は、男子は竹槍、女子は薙刀で戦う訓練をしていた。小4以降教科書で勉強をした記憶がない。教育の大事さを身を以て語る。2時間ほど戦前戦中戦後の体験について伺った。
今年で開店52年目となる喫茶店「エイト」の意味だが、「人間は無限∞に拡大すれば資源の取り合いになり戦争が起きる。何でも八分目ぐらいがいい」という意味。戦争のない世の中を誓ってつけられた。
おばあちゃんは、チャプターエイトを覚えてくれていた。
また来年8月に!
17歳の君へ
1999年の10月に初めてこの場所に訪れて以来、18年の月日が流れました。
当時17歳であった少年も、幸運にも35歳の青年になることができました。
今日が土曜日、明日は日曜日ということもあり、園内には、アメリカ人、フランス人、中国人、韓国人など外国人の家族ばかりでなく、多くの学生、若者が訪れています。
同じ場所にいても、見える景色が変わっていることを実感し、自分の成長と時の流れの速さを感じています。
私はこの場所についたら必ず向かうところがあります。それが平和記念資料館の地下資料室です。毎年、ここ一年で被爆者の遺族から提供のあった遺品が展示されています。去年は写真でしたが、今年は1つの絵が飾られています。
軍服を来た男性が藁に包まれた子供をおぶっている絵です。こう添えられています。
どんなに熱かっただろう。
どんなに痛かっただろう。
どんなに苦しかっただろう。
お父さんと帰ろう。
家に帰ろう。
非常に短い文章です。
これは18年前に、私が見たと記憶している絵ー女性が子供をおぶっているがその子供は既に亡くなっているーと非常に似たもので当時の記憶が蘇ってきました。
当時その絵を見た瞬間、自分の母親のことを考えましたが、今年は、自分が父親になったらどう感じるが瞬時によぎりました。
多くの学生がその絵の前で立ち止まりじっと見ています。彼らの目にはこの絵はどう映っているのだろうか。しばらくそこで眺めてました。幾人かの彼らのまなざしを見て、18年前に、あの絵の前で呆然と立ち尽くした自分を思い出しました。
明日8月6日は日曜日。学校は休みです。以前から広島や長崎では休日であっても「登校日」と指定されているようですが、それがなくなると地元のメディアでは報じています。
私はそれはいいそれでいいと考えています。
いつか君が「行かないとダメだから行く」から「誰に言われなくても自分の意思で行く」という日がきっと来るでしょう。
そんな日に出会うきっかけが8月6日や8月9日でないとしても。
その日がその日こそが、君の君という人生がスタートする日です。
17歳の僕がまさにそうでした。
スタートしたなら、いけるところまでどこまでもいこう!