着物美人になりませう -3ページ目

今年一年お世話になりました!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

弊社もいよいよ27日水曜日で仕事納めです(来年5日から営業)大掃除も無事に済みあとは年始の振袖商戦の商品発送や集金業務で追われております。

 

本年最終のブログは11月のLCさんの催事でクリスマスパーティー用のお着物と帯を誂えていただきましたY様のご紹介です。

Y様も弊社の催事には必ずお越し頂だいております(感謝感謝)

 

 

岡重謹製の小紋着尺に博多織の袋帯をご提案させていただきました。更紗柄の岡重さんらしいお着物で、黒地ベースですが挿し色がシックなためY様好みでジャストフィットでした。

生地も「伊と幸」さんの最高級縮緬地です。他のスタッフさんもどんな帯を合わせるのか興味津々のようでしたがこちらのあっさりとした博多帯を合わせ!て完璧◎を頂戴しました。

 

今年一年本当にありがとうございました!インフルエンザなど流行っているようですので十分にお気を付けいただき良い年をお迎えください!

 

 

 

あっという間に12月!

お疲れ様です。タイトル通りあっという間に12月!しかもすでに10日以上たってのブログ更新に猛省しております。

毎週末催事続きでいよいよ今週末がラストですので頑張ります。

ネタは本当に尽きないのですが(まだまだ沖縄編が・・・・)取り急ぎ大変お世話になっています本丸の催事にお邪魔した際のお客様ネタを今回はアップします。

 

出会うこともう4年以上になりますかね?色無地のイエロー系を探されているお客様でありとあらゆるメーカーさんに催事があるたびに担当者さんがお願いをして持ってきてもらったようでそれでもA様のお気に召す色と違ったようで、最後の砦(笑)の弊社の催事にて「これよ!この色!」といってご納得されてから一気に弊社のファンになってくださり毎回催事ごとにお嬢様お二人分のお着物を誂えてくださるようになりました(大大感謝です)

 

今回は真冬にもかかわらず夏のお着物をご提案させていただきました!

 

絽の附下を仮仕立てしたものです。手描き友禅の五泉生地上等品です・・・ラベンダー系のお色目とローズピンク系ですが画像が悪く申し訳ございません!(そろそろスマホ変えるか?)

帯板が寂しい感じですが、夏帯は来年の催事までの宿題ということで・・・・本当にいつもいつもありがとうございます。お嬢様お二人も素直な美人さんで毎回お会いするのが楽しみです。

 

夫婦で着物!意外と初かも

11月になりました!言い訳ではありませんが長女の結婚式がありまして色々あわただしくブログ更新できず申し訳ございませんでした。

さて今回は「夫婦で着物!」というテーマで進めていきたいと思いますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

実はわたしの姉の二女(姪)が結婚式を挙げるにあたり是非皆さんお着物で!というリクエストがあり主人に聞いたら「もちろん!」と快諾してくれましたので名古屋から2名分宅配便でホテルまで配送しました。

 

場所は目黒にあります「ホテル雅叙園東京」百段階段で有名なホテルです。なんてったって久しぶりの東京ですから完全お上りさん状態です。主人は10年近く東京にいたので後をついていくだけでした。名古屋のホテルとはスケールが違いますね・・・まさに到着したとたん浦島太郎状態です。外観は割愛しますがなんだかキャッスル、東急、ヒルトン、名観、ストリングスの5ホテルを混在したイメージです。

 

 

中庭には大きな滝があり錦鯉たちが戯れ、コスプレした着物女子がSNS用の写真撮影を行ってました。

 

料理やお部屋を掲載したいところですがあくまでもテーマが「夫婦で着物!」ですのでいきなりいきますよ・・・・金屏風の前で

 

 

私の着物は結納の時にいただいた柿本一郎先生の色留袖を五つ紋の比翼仕立て。袋帯は二女の振袖で活躍した龍村美術織物の伊調馨さんが国民栄誉賞でいただいた袋帯をコーディネイトしました。

主人の着物と羽織は墨流しのお召着物!って言ってました。袴は訪問袴です。

長女の結婚式は沖縄でのリゾート婚のためかりゆしでしたので本当に良い機会に恵まれました。

次回は沖縄リゾート婚&宮古島の旅を備忘録として綴りたいと思いますのでご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーガンジー素材の長羽織

愛知県西部のLCさんの催事で最近弊社のことをお気に召してくださるお客様のコートのお話です。

6月にご提案させていただきましたオーガンジー素材(絹糸はブラタク社)の長羽織を取りにお越しになるタイミングが弊社の催事と重なり約4か月ぶりにお会いしました。

「ぜひこちらのコートのお供として!」と塩沢のお着物に博多織の袋帯をご提案して満を持して出来上がってきたばかりの羽織を着用していただきました!

ご本人様はもちろんお友達の方からもイメージ通り!と絶賛いただきご購入いただきました。

 

ただ羽織紐をご提案するのを前回忘れまして宿題ということになりましたが全くイメージがわきません!近々京都に出向き小物屋さん巡りをしなければ・・・・(笑)

 

加賀友禅紋紗コート

最近ブームなのは「紋紗」のコートです。時期的には桜が散り始めのころから盛夏を除き10月のスポーツの日くらいまででしょうか?

弊社の得意先でもご協力いただいて顧客様にご提案していただいており年間ではかなりの点数を販売させていただいております。

一般的に着物兼用の着尺が安価でお求めやすいのですが、正装でご提案させていただいているのが加賀友禅作家に描いていただく所謂「絵羽」といわれるものです。

一年前の催事にて担当者の方が顧客様に紋紗のコートをお勧めしたいという連絡があり、一発でこちらの画像の稲出先生の作品をお気に召していただき道中着として誂えることになり、一年後にご多忙の中、見せにお越しいただきました。

 

ご年齢は六十代後半のお客さまでしたがこちらのお色目が大変よく似合いました。コートというと暗い感じのお色目のイメージがありますが紋紗に関しては季節柄明るめのほうが良いと今更ながら感じました。

純国産繭【松岡姫】

年に二度の催事に必ずご来店いただいております幼稚園の園長先生H様。本当に毎回楽しみにご来店され「今回は何かしら?」みたいな感じでわたくし自身かなりハードルを上げてしまい今ではほどよいプレッシャーになっています(笑)。

さて今回ご提案させていただきましたのがこちらの作品です。

 

日本を代表する優良な繭【松岡姫~山形県庄内藩発祥の優良蚕品種】より繰り出される良質な生糸を使用し製織し、生糸のセリシンを落とす精練工程を経て、美しい白生地の絹織物となります。すべての生産工程が日本国内にあり、作り手の顔が見えるトレーサビリティー認証済み純国産絹の信頼のブランド【松岡姫】使用の江戸小紋を単衣でご提案し袋帯は洒落系の小千谷縮の染帯がドンピシャで決まりご納得いただきました。

次回は7月ですがまたお似合いになられる作品探しの旅が始まります(笑)

祭礼用紫幕のご依頼

今年もあっという間に残すところ3か月となりました!いつ秋が来るのでしょうかね?さて

とあるご縁で(ローカルチェーンの統括部長が数年前に定年退職されてます)「この案件なら堀文さんにお願いしよう!今から行くわ」みたいなノリでゴールデンウィーク後にお越しになられました。

破れもありかなり日焼けした紫幕の修繕のご依頼でした。正絹でシボのある一越の縮緬で誂えた立派な紫幕でした。

私もやぶれた箇所を当て布してから糊伏せして染め直しと簡単に思っておりましたが悉皆屋さんに相談しに行きましたが答えはNOでした。そこからが本当に大変でしたがなんとか秋の大祭に間に合うことができました。週末の天気の良い日に試しにかけてみました!と満足げに氏子総代から写真を送っていただきました。

 

初めての経験でしたがまだまだお役に立てることのできる仕事があるんだと思いました。つくづく先代が申しておりました「日々是勉強」重い言葉です。

 

 

担当者様に感謝!

西陣織で有名な「川島織物」さんとは長いお付き合いですが、我々の業界は色々な流通ルートがあり西陣買継問屋経由➡地方問屋が一般ですが弊社ではおかげさまで直接取引をさせていただいております。当然過去にも出回らないような逸品や目玉商品など専門店様ローカルチェーンストア様経由でエンドユーザーのもとにお嫁に行くわけです。

 

それでたまーに「シークレットの出物が入荷しましたのでいかがですか?」とLINEで画像が送られてきて商売をさせていただくわけです。担当者のパワーバランス次第で弊社としては感謝以外ありませんね!

 

川島織物さんの定番商品上代43万円です。

 

 

こちらも振袖には最適な上代58万円

 

 

派手目な訪問着などにも最適な亀甲紋様上代63万円

 

 

若向きな訪問着・留袖に最適な熨斗柄紋様上代93万円

 

川島織物さんは千總さんと同じく全国統一共通価格にての設定になっており中々お値引きも厳しい商材ではありますが、内緒シークレットLINEでの商談でしたので破格な提示をいただきました!改めまして感謝申し上げます。さあ秋商戦頑張っていきます!!!!

振袖☆藤井寛作品展

先日着物フリークの方々でも大人気の藤井寛先生の振袖作品展に出かけました。

皇室の方々も愛好者の多い所謂 皇室献上作家さんです。春の園遊会でもひときわ目立っていた印象がありますね!

 

ただ記憶に新しい大横綱・白鳳関の断髪式は「参りました!」言わざるを得ないお嬢様型の艶やかな振袖姿は圧巻の一言に尽きます。

 

奥様は千總なのですが、お嬢様たちは藤井先生。この写真を見るだけで幸せオーラ満載のショットだと思います。

 

さて肝心のさくひんてんの写真です。白ベースにピンクや赤もいいし!迷いに迷ってチョイスしてきました!またどなたのもとに行くか非常に楽しみです。

 

 

 

弊社お客様のI様です。まさにTHE・藤井寛作です。

 

世間ではくすみ、くすみという流れですが栄枯盛衰やはりTHE・古典を弊社では推奨していきたいと思います。

平日のデパート巡り

たまーに思い立って某百貨店にフラッと行きますが、昨日は長女が帰省しておりランチに「昼だけうなぎ屋」さんに誘われ12時30分待ち合わせだったので早めに出かけデパート巡りをしました。デパ地下ではお惣菜やおこわを買い求める大勢のお客さん。また名古屋では有名な

東鮨さんは80代くらいの女性同士のランチ会でにぎわっており長蛇の列にびっくりしましたね!本当の目的は市場調査(笑)で、エスカレーターで最上階の呉服売場に行きました。

目立つところに鎮座しておりました振袖が印象的で写真を撮らせていただきました!

 

そうなんです!二女と意匠が同じなんですね。まったく お色目が違いますので別物に見えますね!さわやかなペパーミントの振袖 さてどなたが射止めるか非常に興味のあるところですが(笑)親バカですが古典柄はいいですね!まさに「不易流行」