自分を理解してあげる、育てる/ささいなことですぐに「動揺」してしまうあなたへ。
今日は先日読んだこの本をアウトプット☆☆すごい分厚くて読むの大変だったけど2週間くらいかけて2回読み返しましたε-(´∀`; )ささいなことですぐに「動揺」してしまうあなたへ。著者:エレイン・N・アーロン訳:冨田香里出版社:講談社2000/12/14 第1刷発行2001/2/26 第3刷発行私は単行本派なので、こちらは単行本ですが、文庫本も出ています♪♪著者についてエレイン・N・アーロン先生は、ユング派の心理学者、セラピスト。ヨーク大学で臨床心理学を修め、家族関係の研究者として講演・執筆活動をおこなっている。「The Highly Sensitive Person」の続編として、ワークブックと恋愛編が刊行されています(^^)恋愛編もGetしたのですが、まだ読んでないので、お楽しみです♪♪冨田香里先生は翻訳家、ライター。摂食障害からのサバイバーとして、自らの体験を発表するなどの活動をおこなっている方です。著書に『それでも吐き続けた私』、斎藤学氏との共著に『なぜ、私たちの哀しみは「食」に向かうのか』、訳書に『あなたの「大切な人」がふさぎ込んだら』(以上、講談社)『この人はなぜ自分の話ばかりするのか』(ソニー・マガジンズ)など があります(^^)冨田先生の本も気になるけど、まだ読んだことありませんε-(´∀`; )この本との出会いはいつもお世話になってる心理学の先生に半年くらい前に「HSPって知ってる?あなたおそらくHSPね。」と言われたことがきっかけでした。「HSP?なにそれ?」って感じでしたけど、調べてみてこの本にたどり着きました。読んでみて納得。これまで自分が苦手だったことや、悩んでたことの原因はこれだったのか!とゆう感じでしたε-(´∀`; )HSPとは、The Highly Sensitive Person=とても敏感な人外部からの刺激や自分の内部からの刺激(空腹,痛み,緊張感,考え,感情他)など様々な刺激に対して敏感に反応してしまう体質の人のことだそうです。遺伝がほとんどのようですが、そうでない場合もあるようで、私はおそらく後者のほうです。HSP診断テスト※『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』より引用次の質問に、感じたまま答えてください。少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。まったく当てはまらないか、 あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ他人の気分に左右される痛みにとても敏感である忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなるカフェインに敏感に反応する明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい騒音に悩まされやすい美術や音楽に深く心動かされるとても良心的であるすぐにびっくりする(仰天する)短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしているあまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる生活に変化があると混乱するデリケートな香りや味、音、音楽などを好む動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた 以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。※引用ここまでHSP診断テスト私は見事に19個「はい」がつきましたこの本を読んでいると共感できるところがありすぎて、目からウロコでしたε-(´∀`; )内容が濃すぎて、全ては説明しきれませんが、私が特に なるほどーと思ったところとしては、脳には2つの神経システムがあって、この2つの神経システムのバランスでHSPのタイプが分かれるとゆう点です。「行動活性システム」その名の通り、人を物事に向かわせるシステム「行動抑制システム」危険を回避しようとするシステムで、これは状況から知覚した情報を自動的に現在、過去、将来予測されることの比較して行われます産まれたばかりの赤ちゃんの反応は、苛立ちや不快さといったネガティヴな反応だけです。しかし生後2カ月頃になると行動活性システムが機能しはじめ、新しいものに興味を示すようになります。そして興味がなくなったらぐずるなど、この時期に様々な感情芽生えはじめるようです。生後6カ月ごろになると、ようやく行動抑制システムが働きはじめて、恐怖や不快に感じるものを避けようとするようになります。10か月にもなると、愛着システムとゆう、他者との結びつきを感じる力が働きだし、物事に対して注意の向け方を変える能力が身についてくるそうです。そして行動活性システムと抑制システムが相互に働いて、ポジティブな感情とネガティヴな感情のどちらに従うか選択できるようになってきます。両方ともの神経システム機能が低い人は内気で臆病な子になるし、両方とものシステム機能が高い場合は、好奇心も警戒心も強く、すぐに退屈してしまいます。この2つのシステムはトライ&エラーを繰り返しながら、成熟していきますが、幼少期に養育者に守られていなかったり、行動する際や恐怖心を抱いた時に適切な対応をしてもらえなかったがために、このシステムのバランスがおかしくなるようです。幼少期に適切なアタッチメント(人と人との間に形成される心理的な結びつき)を構築できるのは、人口のおよそ50%だそうですε-(´∀`; )そう考えると、私も父親は普通のサラリーマンで、いたって普通の幸せな家庭に生まれて、両親に愛されて育ちましたが、幼少期に適切なアタッチメントが構築できたかというと、そうではありませんでした。幼少期の経験とゆうのはほんとに不平等ですよね。養育者の年齢によっても変わりますし、兄弟、姉妹によっても違うし、育った環境によっても違う。世の中に敏感体質の人で、生きづらさを感じている方は沢山いると思います。私自身、幼少期から親に「あんたは変わってる。何を考えてるかわからない。」と言われてましたし、親がそんなこと言うもんだから兄弟から「あんたは川で拾われた子やねんてー」とか冗談で言われたりして、幼なながらに傷ついたもんです。一番身近で、一番理解してくれてるであろう人達に、自分の気持ちや私自身について理解してもらえず、とても辛い思いをしました。でもこの本を読んで、自分は何が必要だったのに、何がなされなかったのかを知ることができましたし、不足している点を知り、自分で自分を育てることができることが分かりました(o^^o)自分で自分を育て、自尊心を高めることで、他者に依存しない強い心を持つ!なので、少しでも思い当たることがある方に是非この本を読んでもらいたいです(o^^o)今日も1人でも笑顔の人が増えますように*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*