第779話

神仏の声を聴いて
皆様にお届けしています
菊水千鳳です


今回も引き続き、ちょっとホラーかもしれません。
(前回と同じく幽霊みたいな怖い話 とも違います)

今回も対象は
〈 妖怪(魔物) 〉
幽霊とかその辺の悪霊とは
異なる存在です。 

それでは書いていきます。


🌸前回の日記
(新型ウイルスの拡大 その裏に人々の心の隙間に入り込もうとする魔が存在していた?)
   
の続きです。


前回の妖怪退治で、一件落着したのですが、その日の帰り 
神々から以下の不可解なメッセージを受け取りました。

神々
【今回のような また別の魔物(妖怪)が他の都内の
複数ヶ所の○○に潜んでおる
 
今すぐにとは言わぬが
近いうちに魔物どもを
退治しに向かってほしい】


これを聴いて
Sさんは早速 予定を組もうとしましたが、俺とC君は何となくですが中々乗り気にはなれませんでした。

まー、正直に言えば
俺たちも人間ですから、
腰が重いというか、
(この時は この)新しい依頼は自分たちと直接 利害関係の無い出来事と思われたし、
そこそこ全力で勝負してナメクジ妖怪を倒した矢先でもあったわけで…。

それに魔物が複数ときたもんだ(笑)

『えー!また戦うのー?終わったばっかじゃーん』
ってな感じで、平和ボケな俺たちにとって、何となく億劫(おっくう)な気もなったのでした。

三人が同時に休める貴重な機会があれば、神社仏閣巡りがしたかったのもあり、
この新たな妖怪退治の件をズルズルと引き伸ばしてしまっていました。


そうこうしているうちに、
先月 再びメッセージが…。


神々
【新型コロナウイルスの流行の勢いが続いておる

これに合わせるように
人々の不安をエサにして
魔物(妖怪)が勢いづくから
退治しに向かいなさい

我らも伴う

このまま
野放しにするならば 
今後 魔物は勢いを増していくだろう 


(魔物は)これまで静かにしていたが
この機会に活発化する前に
手を打たねばならぬ


世の不安は 
これまで封じ込めてきた
かかる守りの型(=結界)が弱くなりやすくなるもの


いかなる時であっても
世の秩序は保たれなければならぬ


人々が落ち着きを失い
身勝手な行動に出てしまいがちな 今

魔物はそこに憑こうとする


我ら神々
人々の健全なる精神
健全な態度 他所を気遣う心を保つよう願う 


お主らの形が整えば
向かうが良い】

ここで、ようやく俺たちは納得しました。
神仏はコロナウイルスが蔓延するのを予知していて、予め魔物(妖怪)を排除するように依頼しに来られたのだと。

そのことを理解し、
事の重大性を知ったのでした。


神仏が依頼してきたのは
10月末…。

そして、新型ウイルスが世界で初めて発生したのが
11月初旬…。

ピタリと一致しているのでした。


ズルズルと引き伸ばしてしまったのに、神々は俺たちを怒ったりはなさらなかったのがせめてもの救い…。

勝負するのに必要なのは
強いモチベーションです。
これがなければ、力を発揮しにくくなるものです。

言い訳で申し訳ないのですが、11月に妖怪退治をしたとしても、果たして良い結果を出せたかは疑問です。


レンジャーチーム3人、
休みを同じ日に強引に合わせ、妖怪退治へと向かいました。

妖怪退治に良いと感じた場所を選びました。

遠隔除霊です。


C君とSさんの霊感アンテナで
東京 文京区にある
〈護国寺〉を選びました。
3人で行ったことはない場所でした。





スイッチが入りました。
日本を守らねば!
と、決死の覚悟を決めました。


次回、いよいよ妖怪退治第二弾!

驚くべき出来事が待っていました。


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