第673話

こんにちは

神仏の声を聴いて
皆様にお届けしております

菊水千鳳です


 以前、東京赤坂にある
豊川稲荷 東京別院に参拝した体験日記を投稿したことがあります。

 
そろそろ そちらでお借りしてきた「融通金」をお返ししに伺いたいな…と思っていたら
荼枳尼天さんがいらっしゃいました。



そこで、荼枳尼天さんとの過去のやり取りについて
荼枳尼天さんに直接 確認してみることにしました。

 ✤ ✤ ✤

 当時の俺は、荼枳尼天さんに対して、あまり好意的な印象がありませんでした。


♢♦その時の荼枳尼天さんとの無謀なやり取りを行った内容を記載した、問題の過去日記はこちら♦♢

『俺が荼枳尼天さんを負かした』的な内容になっています。


~~~~~


月日は流れ…


今からちょうど1年前、
レンジャーのメンバーで
豊川稲荷へ参拝に行くことになりました。

この頃には、狐さん、荼枳尼天さんへの印象も変わってきてはいましたが、内心は
『呼ばれたから行くしかないなー』
でした。


ところが
いざ行ってみると、
思っていた以上に歓迎…
されていました。



♦♢豊川稲荷へ参拝するに至った体験 そして、実際に参拝した体験日記はこちら♢♦




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今から2ヶ月ほど前のこと。

起床して顔を洗い、シャキッとしていたら
荼枳尼天さんがいらっしゃいました。


『荼枳尼天さん、 暫くぶりです。おはようございます。
最近、自分が書いた過去日記を読み返していて、荼枳尼天さんのことを考えていました。
荼枳尼天さんに出会って直ぐに、俺が貴女に喰ってかかっていった時は、実際にはどうだったのですか?
闘い態勢で挑んだ俺ですが、あの時は貴女はバトルを避けて逃げたような感じでしたが…。

もう過ぎ去ったことだし、お互いに蟠(わだかま)りは生じていないはずですが、当時のお気持ちをお聞かせ願えますか?』 



荼枳尼天さん
【あの時のことか…
正直に申すとするなら

いくらでも闘うことはできた

だがソナタのような
まだまだ伸び代のあるはずの小物を倒そうとするほど
ワタシは卑劣(ひれつ)ではない】




『おー!出た!本音!
まー、あの時はあんな風にマジに貴女に向かっていきましたよ。
実際に闘いはしませんでしたけど。
やり合うかなって時に貴女は逃げた、というか去っていったというのが正しいのでしょう。
ただホントに俺の方から最初の一撃を加えるとしたら、ガブッと喰らいつく勢いだったってことは事実です。
何せ、あの時は最強の軍神(外国の神)のパワーを借りて貴女に襲いかかろうとしたわけですから』


荼枳尼天さん
【ふん   遊びではなかったようだったしな

例え 一時にソナタが荒ぶる軍神と一体となったとして 鍛え抜いた状態のまま維持する事など困難だったろう?

闇雲に戦って
ワタシに勝てるわけがなかろう

ちと静かに
大人しくしてやったのだ

それにの 争ったところで
ソナタを護る神仏に申し訳が立たないではないか】

 



『確かに俺は普通の人間であり、日々の糧を得るために仕事をしないといけません 。
六時中戦いモード、対処モードという訳にもいかない。
その意味でも俺は小物だろうし、今でも小物(ニヒヒ😁エッヘン)

専門でもないのでね』


荼枳尼天さん
【神仏(かみほとけ)を相手にするな

少々 譲って
身を引いてやっただけだ】
 



『相手が神仏ならば尚更。
よくよく考えたら勝負は見えているでしょうね。
神仏はまともな存在であり、悪霊や悪魔と違い、しっかり宇宙万物の根と繋がっていますからね。

肉体を持つ人間なんぞ、肉体があるだけでハンディですから。
すぐに怪我するし、寝ないといけないし、飯も食わないといけない。
トイレもしかり、か弱い存在なんですよ。

でもでも…  
俺は確かに  当時、
貴女の波動から微かに感じたのは、悪人の願いでも貴女が気に入ったならば願いを聞き入れていたってこと』



ダキニ天さん
【 ……… 】



『まー、おかげでこうして貴女とは語り合える仲にまでなれたことですし』


荼枳尼天さん
【その点は褒めてやろう 
いい加減な 虚無心を露わにしている連中には気をつけよ

(=恐らく、昔ながらに荼枳尼天は人を喰らう存在だと鵜呑みにしている人たちのことを指しているのだと思います)

ソナタの場合 その大切な力を研ぎ澄ませていけば良い

それだけの事
ワタシからは以上】




『仏の道に入り、完全な仏に至るのには、長い月日が流れてもおかしくは無いですから。 
かつて、死者の心臓を喰らうほどの貴女でしたから…』
 


更に

『いつから死者の心臓を食べなくなったのですか?』


荼枳尼天さん
【1000年ほど前になる】



『呪詛(じゅそ)が横行していた時代ですね。

今はもうまるで過去の悪しき面影は一切感じません。

そんなところです』


荼枳尼天さん
【今は仏として衆生に尽くしておる 安心されよ】


ここで、神々しいオーラが溢れてきたかと思うと、狐さんたちが大勢 ダキニ天さんの方を見て、眷属としてしっかり繋がり、従っている様子が視えました。


荼枳尼天さん
【だとしたところで
消え去ったものはもう無い
明らかであろう?
難しいことは考えるな】


俺 
『そうですね。
過去は過去 、今は今、未来は未来。
良い意味でこうしてお話が出来て光栄です』


荼枳尼天さん
【ソナタは 神仏と交信できる数少ない中の一人だ

これからも益々
人に伝えてゆけ

歩みを見守っておるぞ  
ソナタの仲間らにもよろしくとな】


こうして帰られました。


純粋無垢な小物(俺)に
敢えて勝たせてくれて、
俺の顔を立ててくださった

荼枳尼天さん…

荼枳尼天さんの優しさが現れていました。



(新)荼枳尼天日記へ

次回に続く



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