第556話

こんばんは
菊水千鳳です


前回の日記の続きです。

次に拝殿の前に移動しました。

他の参拝者がいらっしゃらないので、お賽銭を入れましたが、柏手を打つ前に既に2柱が目の前に並んでいましたので、見逃さないように直ぐに霊視を開始しました。
(このパターンはなかなか無い状況で、霊視をある程度してから柏手を打ち鳴らしました)

アマテラスさまの服装は
空のブルー(少し白っぽいような水色)に、赤い刺繍がしてあって、着物の裾とか袖の部分に金色の筋がありました。
ブルーの部分が7割に、日の丸のような赤い丸がぽつぽつ、それに白い雲が散りばめられているお召し物で、帯をしめていました。

ツクヨミさんは
上着は白系、
下には夜の空のような黒系に、黒っぽい帯をしめていました。

先に
アマテラスさまが話し始めました。
【 我々は兄弟姉妹(きょうだいしまい)の間柄であるから
似てるといえば 似ているであろう?】

よく視ると、
背丈が一緒
目線も一緒
髪の長さも一緒
(2柱とも下に長くおろしていました)

拝殿の扉の真ん中から
向かって左にアマテラスさま
向かって右にツクヨミさんが並んで立っていらっしゃいました。

アマテラスさま
【(視えない) モノが視える人が来るのは
たいそう久しいぞ】


ここで、ツクヨミさんは
しゃがんで、俺達の目線まで降りてきてくださいました。

アマテラスさまは、
そのまま立ったままでいらっしゃいます。

俺 
『あれ?俺達の目線に合わせるかのようにワザワザしゃがまなくても…  恐縮です( ˊᵕˋ ;)💦』


アマテラスさま
【(私は) 何もそこまで
しゃがむほどのことはしない 】

おお(*゜∀゜)! 上からアマテラスさま!


アマテラスさま
【 私はこの方より
(ツクヨミさんを指しながら)
人に対して厚くはない

     が、

異なる形で見守っているから
このような(立つ)姿勢でいるのである


太陽を見続けることは
出来ぬであろう
目が焼けるであろう


逆に月はどうだ

月はもっとも優しい姿で人の前に現れることができるであろう

月明かりで人の目が悪くなった話しは聞いたことがない

それだけ人と身近な存在
ツクヨミなのだ


私は天より見守っていることが好きだ

恐れを抱くこともあろうな
ひとたび太陽の日差しが暴れれば 日照りとなり 人々の喉を掻き裂く(かきさく)であろう
植物は死に絶え
哀れな墟(きょ)と化す

それゆえ昔から人は
太陽を畏(おそ)れ敬(うやま)ってきた


わかるか?

もし私がソナタ達と同じ目線で現れたりするなら
一瞬にして 焼き消されるだろう

その意味もあって
私は(この場では敢えて)しゃがまないのだ】


なるほど!

続けて
アマテラスさま
【 その点 月はどうだ?

月明かりは漆黒の闇を照らし 人々の心に優しさをもたらすことができる

柔らかな月明かりの下で
人々は安堵(あんど)の思いで過ごせるであろう

親しみやすいだろう】


隣でツクヨミさんは
うんうん と頷いてる( ˇωˇ)"


アマテラスさま
【 だが 現実はどうだ

月は太陽と比べて
それほど見られていない存在であろう

夜は月明かりを見るより
地面を見ないと転んでしまうからな

それは仕方の無い事


だが同じ天に座(ざ)す私達は
等しい存在である事を
理解してもらえたら
幸(さいわ)いである】

並んでいる
二柱の大きさも一緒でした。


アマテラスさま
【それぞれが光で照らす
 星である

本来なら
ツクヨミはもっと親しまれても差し支えない存在であるのにのぉ】


ツクヨミさん
(苦笑いしながら (^_^;)
【 ははは
言われてしまった

こうも はっきり言われるとはな】

続いて
ツクヨミさん
【 月には 隠された相当な役割りがあるんだよ

それを知ってもらえたら
今日の収穫だ

人は月に対して
まだまだ無知な面があるからな】


アマテラスさま
【 今日はこれで
話しは終わろうかな】


ツクヨミさんがアマテラスさまを指さして
(アマテラスさまはSさんのことを)
よく頑張ってる
娘と思っている】
と教えてくださいました。


アマテラスさま
【今日はこれで
お開きにしましょうかね】

そう言うと2柱が揃って
すーっと後ろに下がったかと思うと、スッ と上に上がっていきました。


ほぉー(〃´o`)
すごい話しだねーなどと、ホッとひと息つこうと思ったら、どなたかが戻って来られました。
初老の男性のようです。

初老の男性
【 言い忘れた事が…】
と言いながら

続けて、 

【 モノには 陰と陽 がある

どちらか一方だけでは
片方だけでは 成り立たない

事は皆 陰陽のバランスで起こるべきである

陰陽のバランスが崩れると
弊害が起こりやすくなるから
そのことは注視いたせよ】

白髪まじりの初老の男性は、ツクヨミさんのお付きの方(か家来の方)のようでした。


この話を聴いたとき、アマテラスさまの額の冠の図柄が太陽と月が重なった日食だったことを思い出しました。
天に昇る同じ大きさの太陽と月が重なり合う姿は、まさに陰と陽の重要性を感じました。

だから、ここは日月(じつげつ)神社と呼ばれ、姉弟で祀られてる珍しい神社なのかもしれません。 


続いて、拝殿の裏にある摂社、末社に軽くご挨拶しました。

稲荷神社の狐さん
【 太陽と月に関するいい事が聴けたな

この辺はいつも静かだよ】


時間が押してきたのでそろそろ帰ろうと、鳥居まで戻ろうとした時、ヘビに睨まれたカエルのように2人で絶叫してしまいました!

何とこれを見てください!
灯籠の写真





俺が霊視したアマテラスさまの額の上の図柄がまさにこれでした!
驚きのあまり目が飛び出し鳥肌が立ちました。そして、蚊に刺されました(笑)


日月神社 以上です。 

日月神社はこちらからもご参照できます。


関連事項で
追加)
以前、1度だけアマテラスさまが目の前でしゃがんでこられたことがありました。
アイヌ民族の祖先の方々を何とか光の道へと案内することが叶った頃でした。
(過去日記参照)


その日は満月で夜勤をしていた時でした。
アマテラスさまとツクヨミさんが目の前にお越しになられたのです。

『アマテラスさま?
アイヌの祖先達は太陽の光では届かない深い闇に堕ちていました。そこで、俺は月の光として、ツクヨミさんの役割を演じました。彼等の追体験をさせられたことはキツかったです。ですが、闇を照らす月の光で、最終的に彼等をアマテラスさまに明け渡すことが叶いました。

俺はアマテラスさまやツクヨミさんの肩代わりをしたことになりますよね?
俺の労を労(ねぎら)ってください』

この時、アマテラスさまの隣にいたツクヨミさんは立ったままで、
アマテラスさまは俺の前にしゃがんでこられました。

アマテラスさまは俺の右目、左目を片方ずつ覗きながら、最後に両目を覗いてきました。

アマテラスさまは俺の頬に
両手で軽く、優しくそっとですが触れてきました。

アマテラスさまの目にはうっすらと涙が浮かんでいました。
優しい月の明かりに照らされて、その瞳は慈愛そのものでした…。

そして、俺の瞳にも光り輝くものが滲んできました…。
(アイヌの祖先に関する日記は以下からご参照できます。
是非とも読んでいただければ幸いです)


⭐虐げられたアイヌ民族の復活への道のり~闇から光の道へ~
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