第404話

こんにちは
菊水千鳳です


🐻 いつも読んでくださって
ありがとうございます。
今回は、予定では「乃木神社」体験をお届けするはずでした。
連載予告をしていた京都体験日記もなかなか戻れなくて、 まだ半分くらいしかお届けできていません。
楽しみに待っていてくださっている方には、申し訳なく感じています
(_ _)。

日記に書きたい内容が沢山あります。
その中で選んでいくわけですが、
中には
【今すぐに書いてくれ!】と
緊急に訴えてくる神仏などもいらっしゃいます。

そして、一昨夜の出来事。
まさに、【今すぐに書いておくれ】のメッセージが突然やって来ました。
アイヌの祖先たちや
神々(カムイ)が上空から現れたのです!
既に何度も過去日記でアイヌに関する日記を投稿することを予告してきましたが、遂に今…。

過去日記で書いた内容も含めて、俺自身が体を張ってまでして体験した、虐げられたアイヌ人の哀しみの追体験も交えてお伝えしていきます。

実際に、俺の人生の中で、
ここまで感極まり、
号泣し尽くしたことはありません。


神々の真の救済… 

神々の究極の愛…


決して見捨てられることはないことを、皆様と共有していきたいと思います。


それでは書いていきます✍🏻


 * * * * 

昨夜、夜勤が始まる直前の事でした。
俺の回りの空気が突然変わり、
神々しい氣に包まれたかと思うと、次の瞬間、沢山のアイヌの神々(アイヌでは、高位の霊的存在をカムイと呼びます)が大挙として押し寄せてきました。

⭐ここで、オキクルミカムイが登場します。オキクルミカムイは、家造りや織物、狩猟法など様々な知恵をアイヌに授け、アイヌ民族の生活の起源を拓いた神。別名、アイヌラックル。


『おや? あー!あなたたちは?
オキクルミカムイの皆さんじゃないですか!
あー、お久しぶりです。何年ぶりかな?
あのアイヌの救済の件は一件落着したと思っていましたので、ここ最近はそちらに目が行きにくくて……
あれでひと安心かと思っていました』



オキクルミカムイ

【 だが こちらは
久しぶりではなかった 

お主をずっと見守っていた】


『あ!まだやり残してた。、日記にしてなかった内容がそのままになってた… 』



オキクルミカムイ

【 書くのは今

勇気を出して書きなさい】


更に、
オキクルミカムイ以外のカムイたち一同

【 急遽 お願いに参った
今すぐに日記を書きなさい
続けて書きなさい 時は今だ】


『やはり日記の件か…了解しました』


ここで、カムイたちに代わり、アイヌの祖先たちが、俺を囲むように
びっしり埋め尽くすほどに現れました。

そして、アイヌの祖先の代表である《シャクシャイン》とその妻が堂々とした姿で現れました。
 
ここで、シャクシャインという人物をご紹介します。
~シャクシャイン~
(沙牟奢允、アイヌ語:サクサイヌsaksaynu または サムクサイヌ Samkusaynu、
1606年(慶長11年)? - 1669年11月16日(寛文9年10月23日))は、江戸時代前期のシベチャリ(北海道日高管内新ひだか町静内)のアイヌの首長~


俺はメッセージがあると確信し、スピ友さんにリアルタイムでメッセージを忘れないようにラインしまくりました。
漢字に変換する暇がなく、ラインの文章が全部ひらがな(笑)で送信。 

おかげで今、その時にメモした
ひらがなを読みながら書いています。
 


シャクシャインの妻

 【 書くは今 

誠実に忠実に
これまで起きたことを
書いてください

そのために私たちは 
皆 ここに集まりました】


顔は真剣でした。
成仏したはずの約5000人のアイヌ人がいらしていました。

カムイたちやアイヌの一部は上空に浮かび上がったまま、まるでコンサート会場のような熱意が伝わってきました。



アイヌの長老の一人

【 アイヌの誇り
アイヌの血に誇りをもっている】



軍人風なスタイルのアイヌの方

【 調子抜かれてはならん 
やつの手の内を暴いてやろう
手の凝ったやり方だな】 



また別のアイヌ人

【 書け 今すぐに書け 
もう奴隷になるのはイヤだ】


暫くして、
カムイたちが輪になって踊り始めました。


カムイたち
【 宴じゃ 人々に放て
我らの熱き想いを語るときが来た】



アイヌの方々も踊りたかったようですが、あまりにも密集していて身動きとれず、踊りの披露を断念している様子でした。

沢山の暖かな肌色の手が触れてきました。小さな子供たちの手が印象的でした。


子供たちの一人が俺に向かい、

【 大人のみんなを助けてくれた人
よくわかんないけど

だってみんな喜んでるから】


と、ここで、太陽が現れました!
(実際の太陽ではありません)

これはスフィンクス
アマテラスさまの太陽でした。
(スフィンクスについては日記に改めて書きます)

闇に落ちていた彼らは今、太陽の国にいるという象徴を意味するものだと思いました。



アイヌ人の女性

【 助けにきました 

今こそ貴方を助ける番です
貴方と結んだ絆が解かれぬように…】


俺はここで京都でお会いした神社仏閣の神仏に言いました。


『京都の神々の皆様、今からアイヌの物語を書きますので、京都での体験を日記にするのがまた少し遅れます。ご了承ください』



京都の神々

【 どうぞ先に
書いて差し上げてください

わたしらはその後でどうぞ】 


⭐⭐⭐

ㅤ夜勤明けて、昼前に目が覚めました。
トイレで用を足していたら、
沢山のアイヌに囲まれていました。

こうした狭い空間では
霊体は丸い小さいオーブになります。
オーブから目線が向けられていました。
 


アイヌの代表のどなたか

【 沢山書かねばならぬぞ
小さい子供たちまで巻き込んだ
これまでの歴史を
人々の心に投げ掛けてくれ】 


今、自分の部屋で日記を書いています。アイヌの方々も部屋に来ています。
何から何まで久しぶりの再会…

彼ら一人一人の思いを胸に…

過去日記を交えていきます。


絆が解ける…? 俺を助ける…?
いったい何があったんだろうか…
とにもかくにも、頑張って書いていきます!

⭐⭐⭐ 


ここで、アイヌの歴史の流れを簡潔にご紹介します。

ㅤ時は、江戸時代。
幕府の名により、北海道を幕府の領地にするため、先住民族であるアイヌとの激しい戦いを繰り広げる展開となった松前藩。

松前藩は、お互いに争いは止め、和睦(和平)しようと話を持ちかけました。
しかし、これが罠だったのです!

酒の席で油断させ、シャクシャインたちをベロンベロンに酔わせ、その場で討ち取ったのでした。

首長がいなくなったアイヌ軍は敗北し、民族衰退の道へと転がっていきました…
松前藩以前の争いも、和睦を装い、騙して討ち取るやり方を繰り返したのでした。

人を疑うことを知らなかった心優しいアイヌたちは衰退し、民族絶滅の危機にさらされました。

しかし、途中で方針を変換し、アイヌ民族を保護することにしました。
しかし、保護の名目で様々な規制を強要し、あくどい手法でアイヌたちを北海道開拓の奴隷のように扱っていったのでした。


次回の日記で、もう少し掘り下げて、アイヌの哀しき一連の歴史の流れをご紹介します。


過去のアイヌ日記は
こちらからもご参照できます。

過去日記