第366話


こんにちは
菊水千鳳です

  


 2017年12月04日の満月の日、早起きして三峰神社へ足を運びました。
メンバーは俺とSさんとC君の3人です。

*初めてここから日記をお読みになる方のために、以前の日記にも書いた内容なので重複してしまいますが、ヤマトタケルさんの知られざる過去の闇と光を先にご紹介させていただきます。


ㅤ俺は4年前、長い間 ヤマトタケルさんの自由を奪ってきた硬い《鎖》を解いた経緯がありました。

鎖で縛った相手は他でもない
《天界の神々》でした。
(神々が神を縛るという前代未聞の暴挙でした)

ヤマトタケルさんは当時、父の景京天皇に恐れられ、忌み嫌われてしまいました。
粗暴な性格の息子ヤマトタケルさんに、自分や一族がいつか殺されてしまうのではないかと恐れたからでした。

幼少期、ヤマトタケルさんは血の分けた兄弟を本当に単純な理由で殺してしまうほどの暴力的性格を持っていました。

単純な理由とは、父親の景行天皇がヤマトタケルさんに対し、
【少し兄にお灸を据えてやってくれないか】という程度の頼み事をしただけだったのに、
それを、ヤマトタケルさんは鵜呑みにしすぎて、兄を無惨にも惨殺してしまったのでした。

単純な理由で、血を分けた兄弟を意図も簡単に惨殺するような息子を、父はどれ程 恐怖したことか想像できるかと思います。

景京天皇は、戦地で息子(ヤマトタケルさん)を死なせる道を選びました。
意図的に息子を遠征させ、凄まじい激戦の果てに殉死(戦死)させる方法をとったのでした。
これならば、父親自ら息子に手を下すことなく、息子をあの世に送り出すことができますから。

度重なる遠征討伐を余儀なくされ、ヤマトタケルさん自身が、父に嫌われていることを察知し、大いに嘆きました。

ヤマトタケルさんは、叔母である倭姫命(ヤマトヒメノミコト、第11代垂仁天皇の第4皇女)さんの助言に助けられ、度重なる戦場で勝利をもぎ取っていきました。

しかし結局、ヤマトヒメさんからいただいた神剣、《草薙の剣》を持参しないで戦いに行ってしまったのがいけませんでした。

《草薙の剣》の助けを得られず、戦いに破れ、天皇家に恨みを抱きながら戦地で逝ったのでした。

狂暴性を見抜いていた天界の神々は、父親に怨恨を持つヤマトタケルさんを恐れないわけがありません。
死後、悪神と化してしまうであろうヤマトタケルさんの手により、国造りを成した天皇家に呪いをかけられては【国家が滅んでしまう!】と案じた神々は、荒ぶるこの男の力を封印すべく全力で縛り上げたのでした。

神々の結集した霊力により、ヤマトタケルさんを自由に身動きができない状態にしたのです。

ヤマトタケルさんは単なる暴れん坊ではなく、やんちゃ過ぎたのは若さゆえで、芯のある、素直で男らしい立派な人になるはずだった気がします。

天界の神々がヤマトタケルさんを封印した場所こそ、遠い山奥にある三峯神社だったのでした。

これまで、ヤマトタケルさんを祀っている各神社にもヤマトタケルさんはいらっしゃいましたが、力が抑制されているため、思うように力を発揮できないでいたのです。
(大天使ミカエルもかつて封印されていて、本来の力を発揮できずにいました。
大天使ミカエルの封印は、敵側によるものでした。
6年前にコラボで解放しました。
今は完全復活しています)


ヤマトタケルさんの解放が4年前でしたので、三峯神社が本格的なパワースポットとなったのが4年前の2014年頃からだといえるかと思います。


かつてのヤマトタケルさんは、陰の気が強すぎましたが、解放が成されてからは、陰と陽のバランスの取れたヤマトタケルさんへと完全復活が果たされました。

現在の三峯神社は、厳しさの中にある中でも調和が保たれ、邪気を祓う力あるパワースポットとなっているはずです。


話を戻します。

三峰神社へ向かう途中、コンビニに寄りました。
暖かいコーヒーを飲もうとしたら、コンビニの駐車場に停めた車の前に、ヤマトタケルさんが早々と姿を表して下さいました。

ヤマトタケルさんにもコーヒーを増やして差し上げました。

SさんとC君はまだ店内にいました。



ヤマトタケルさん

【 よくぞここ(三峯)にお越しくださった
固いことは言わん 気のままに過ごして参れよ
来たら盛大に迎えよう

コーヒー 早速 手にとらせてもらおう】

ヤマトタケルさんは片膝(ひざ)を地につけご挨拶してきました。


ヤマトタケルさんに言いました。

『 鎖を解いたことはもう終わったことなので、俺の前で膝を付いたりしなくていいですよ。俺、偉くないですし(笑)…出来ることをしたまでです。
ただ それだけ…。持ち味を発揮しただけなので…。
タケルさんらしく、改まらずに普通に接してください。』


車を走らせていたら、今度はヤマトタケルさんの奥さんがいらっしゃいました。
夫が晴れて自由の身になれたことの賛辞にきてくれたようでした。




🌳🌲三峰神社の駐車場に到着。

駐車場には、既にヤマトタケルさんや狼さんや山に住む龍神ら、そして沢山の神々が出迎えてくれていました。



『あれ?三峯にこんなに沢山神様がいらしてたっけ?』と前回参拝したことあるのに、記憶がイマイチでした。

というのも、以前はヤマトタケルさんの鎖を解くのがメインで呼ばれていたせいもあり、摂社、末社が計23社もあることをすっかり忘れていました。


ここ最近になって、C君に守護神の1柱として幼い龍神Aが宿りました。とある神社の境内で龍神Aに見初められ、C君の隠れた素質を見抜いたのかもしれません。


有名な三鳥居を潜りました。

非常に力ある、厳格な狛狼さんたちです。

参道を歩き随身門が見えてきました。



脇に鎮座している2柱の随神さんは、これより中へと入ろうとする参拝者をチェックしていました。

随身門の天井には巨大な龍の絵が
優雅にいらしていました。

龍のエネルギーは素晴らしいものがありました。
山を包むほどのエネルギー…。

こちらの大きな龍や沢山の狼さんたちが、山全体を護ってくれています。


性格の異なる、それぞれペアの狛狼さんたちに挨拶しながら参道を歩いていきました。



ヤマトタケルさんも一緒に同行してくださいました。(待遇良すぎ💦)



参道を歩きながら木々を見ていたら、



ヤマトタケルさん

【 木の声を聴いてみよ
木の切なき祈りが聴こえるかな 】
というので、
ちょうど真横にあった木に触れてみました。
 


木 (C君が聴こえた声)
【 私たちは生きている
簡単に○○しないで】←○○ は C君は聴き取れなかったようでしたが。
多分、◯◯には《粗末》が入るのではないでしょうか。
土地を開くために簡単に木を伐採して、人の住む土地にしようと開拓していくなど、心当たりがあるかと思います。



ヤマトタケルさん

【 1本1本の木にも
それぞれ木の精霊が
宿っているのだ

久しくここにおる
皆ㅤそれぞれここに仕えておる

どこへとも向かうことなく
ただひたすらに
ここに仕えておる 】


三峯の自然を大切にしているご様子でした。



長くなるので、次回の日記に続きます。

ヤマトタケルさんの過去日記はこちらからもご参照できます。
 ↓
(ヤマトタケルノミコトの真実 悪神から守護神へ )