第247話


こんにちは
菊水千鳳です



前回の日記 (その4) の続きです。



  車を走らせていると
突然スピ友さんが言いました、 
【三峰神社の方角から、ものすごい圧迫するような、威圧系な氣がくる!】と。

俺もこの時、助手席にいながら同じ方向から氣をキャッチしました。


てか、よく見たら
ヤマトタケルさんがボンネットの上、助手席の前にいるではありませんか! 

【待っておるるぞ!
気を付けてきなさい!】と。  


ヤマトタケルさんの顔は、
もはや自分の力では解放できない
疲れきった、哀しみの顔をしていました。


ヤマトタケルさんが建立した
三峯神社に、ヤマトタケルさんを
幽閉したのは誰か?


それは他でもない神々です。


父である景行天皇に疎んじ(うとんじ)られ、戦地で自分を死なすように仕向けた父に対する恨み、
天皇家への怒りなのか、


ヤマトタケルさんの
あまりの粗暴さを危惧した
神々による判断によるもののようでした。
(詳しい理由についてはまだ直接は聞いていません。)




三峯神社に到着しました。


オオカミさん達にご挨拶し、
随身門へ。


随身門の両脇に、門兵の神様がいらっしゃいました。


右側の神様が言いました、

【オーよく来た 
今日 この日をもってして 
三峯の歴史が変わるじゃろう

ソナタらの御力であの方を解放しなさい!ㅤ頼んだぞ!】と。



注)  今回は、ヤマトタケルさんに焦点を合わせて書いていますので、
詳しい三峯神社参拝の内容は
また別の機会に書きます。
ご了承下さい。


イザナギさん、イザナミさんが拝殿の前で迎えてくれました。


ご祈祷を申し込みました。

祈祷料を納めて、拝殿の中へと入りました。


俺にとって神社でのご祈祷は
初めての体験でした。 


ご祈祷が始まると、俺は目を開けたり閉じたりしていました。

正面の奥に対になっているオオカミさんがいて、オオカミさんの氣が動いてました。

それを確認したあと
すぐに2柱の神様が現れました。

これまた対になっている神様です。


イザナギさんとイザナミさんでした。


俺から見て左端にイザナミさん、
右端にイザナギさんが座っていました。

あれ? 何で神様が端に座るかな?と思って目を開けたら、
ちゃんと座ってる場所に
小さなお賽銭箱がありましたよ。


最初にイザナギさんが話しかけてきました。(内容は割愛します)

次にイザナミさんが立ち上がり、
俺の真ん前に来ました。

イザナミさんは夜勤明けで寝不足の俺に力を注入してきました。


パワーを分けてくれたのです。


ヤマトタケルさんを解放させるための力をです!


イザナミさんいわく、
【私の力もお使いなさい 
無事に解放してあげなさい!】と。


こうしてご祈祷は終わりました。


次にいよいよヤマトタケルさんを解放するための儀式(?)をどこで行うか探すことにしました。

パンフレットを見ながら歩いて、
ヤマトタケルさんの祀られている社の前に立ちました。

参拝客が通るのと、ピンと来なかったので、  
【ここじゃないなー】と思いました。


他の場所に、ヤマトタケルさんの
巨大な像が立っている場所があるようでした。

現地へ行き、像を見たとき
ここに決めました。


像の周りを周回できる歩道があり、
像の目の前にベンチもありました。


スピ友さんには特に何もしてもらう必要はなく、ベンチで座っていてもらいました。

天津神系列の流れを持つスピ友さんの、天界のパワーをも利用させていただくのに、座って居てもらうだけで充分でした。


スピ友さんと像を見つめていたら
圧迫感をキャッチしました。


ヤマトタケルさんは言いました、


【見よ!この俺がこの有り様だ!

見事に鎖を解いて見せよ!】と。



俺は了解し、この巨大像を儀式の対象にすることにしました。
(儀式といっても、氣のパワーを使って行う独自の単純なやり方なので、見た目にも周りにも迷惑をかけたりはしません。
怪しいものではありません(^^;))


像の周りを周回しました。

右回り 左回り…

場の氣に慣れるためでした。

人がいると いささか集中しにくいのですが、タイミングを見て開始しました。
まぁ、別に人に見られても良いのだが(笑)。


俺は意識と力を体のとある部分に集中させていきました。  

イザナミさんから頂いたパワーも加えて、力を一点集中し氣を込めました。


この氣は必殺の武器とも言えます。  

俺はこのエネルギーの名前を
反宇宙重力衝撃波
勝手に名付けています(笑)。

宇宙戦艦ヤマトの波動砲みたいな、
ドラゴンボールのかめはめ波みたいなものかな。

これは使いようによっては危険なので、良い理由の場合にしか使いません。

つうか、最近は使ってません(笑)。ご安心ください。



その6に続く