学生がインタビュー!第4弾*マハーバーラタを通して伝えたいこと | 小池博史ブリッジプロジェクト公式ブログ

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キラキラ 
ロングインタビュー第4弾です。

第1弾インタビューはこちら

第2弾インタビューはこちら

第3弾インタビューはこちら


 

マハーバーラタを通して私達に伝えたいメッセージは? 

 

話したとおり。やはり戦わないこと、戦いに持っていかないことが大事。
協調と団結、どのようにして国境・民族を超えられるかが問われている。
結局の所、マハーバーラタをなぜ文化を超えた6カ国のアーティストで作りたいか?という点が重要。なぜマハーバーラタという崩壊の物語をいろんなバックグラウンドがバラバラなアーティストと作るか?といった点に意味がある。


 

 

どのように戦いに持っていかないか?が大事ということで文化や国境を超えた団結はどのようにして生まれると思いますか?


お互いの声を聞く。固まらないといこと。
いわゆる団結を生むには、どうしても人の声を聞いていかなければならない。

 

 

8年間の集大成に込めた思いや変化は?

 

毎回変わってきてる。2013年からやってるけど、同じ人も何人かいるけど大体違う。音楽家も美術家も違う。もちろん観客も変わる。

違うけれども、自分の中で蓄積がある。よりよく見えてくる。

「Ship In A View」をこの前映像配信したんだけど、当時はあれをつくるのに3ヶ月かけていた。今なら半分の時間でどうにかなると思う。何かが熟成されている。今までの蓄積の上において、次回はそれをさらに磨きかつ多様性のある舞台を見せられると思う。



(Ship In A View

 

今回の完全版マハーバーラタは映像を使うという変化がありますもんね。

 

 

映像を飽きさせないため、感覚的

・言語も日本語だけでない

9〜10の言語が混ざり合ってる形。


さっきもあったが言葉は意味だけでなく、ハーモはニーやリズムだ。その不思議と面白さを感じて欲しい。琉球語もいれよ。今は日本だけど、元々は独立した国だったからね。

 

マハーバーラタを日本でやる意味とは?

 

日本はつくづく狭い国。変わらない部分が多い。お金だとか権利とか、システムの中でしか生きられない、システムから外れた瞬間、そこに待つのは終わりだ。

こんなことを言うといつまで経っても青いですねと言われるかもしれないが。「自分の作品で何かを変えたい」という気持ちはかわらない。
38年間いろんな国でやってきて、日本は全然変わらないなと思うが、可能性はいつ開くか分からないから。でもやはり何か残さなきゃと思ってる人が少ない。みんな表面的に危機感はもっているけど。だからこそ自分がきちんと伝えたい

 

・若い人に伝えたい

 

若い人に見て欲しい。

子供の頃にいいものを見ることが大事。

僕はクラシックが大嫌いだったけど、中1の時マイルスデイヴィスの「未完成」をきいて衝撃を受け大っ嫌いだったものの価値観が変わった。

ガウディの建築をみて内臓がうねってるみたいで興味を惹かれた。

こうでなきゃいけないというものっていうのは好きじゃないな。ものを作っていく上では可能性の広がりが大事。

ジョグジャカルタでマハーバーラタの稽古してる時、地元の子供達が誰に言われるでもなく稽古場に集まり、3時間ほどの通しを毎日見ていった。この子たちがどうなっていくか追いかけたかった。ジャワでは芸術が身近にある。日本も昔はそうだった、浮世絵とか。

でも、いつのまにか分かりやすさばかりになり、それが無くなっていった。新しい世界を知ってほしい。

子供の頃にそういうショックを受けたかかどうか、これは人生を左右するほどのことだからちゃんと向き合うべき。そういうものが染み込んでいることが大事。染み込んでいない人には伝わりにくだろう。

子供に本物を見せて欲しい。
 

 

小池作品をこれから知る皆さんに、魅力を教えて下さい。

 

マハーバーラタ作品は、6カ国のアーティストの共演であるということ。
その上、バックグラウンドが違う。なぜ1つの舞台の上で共存できるのか?という点が見どころ。国でもトップのアーティストなので中々すごいと思う。音楽もいろんな音楽が共存している。ラップ。インドネシア、インド、琉球音楽と様々な要素が混じり合って1つの形になっていることが面白いと思う。協調と団結は、今後問われていくので、そのハーモニーを実際に形として見せていくのが1番のポイントだと思う。まさしく五輪である。オリンピック的精神は尊ばれるべき。その精神で作っていく。

 

 

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マハーバーラタって??

マハーバーラタは、今から2000年以上前にインドで生まれた壮大な叙事詩。

「マハー=偉大なる」「バーラタ=バラタ族」の名前の通り、インドをかたちづくったバラタ族の抗争を軸に、当時のインド各地に伝承されていた民話や神話を取り入れつつ、神々と人間とが入り混じった壮大な物語が展開されます。

世界三大叙事詩のひとつにも数えられます。

インドでは今でも人々の間で大人気。テレビシリーズの放送時間には街に人影が無くなるほど。

インドネシアなど東南アジア各地でも芸能の源泉となり、その深い哲学は社会の基盤ともなっています。

日本ではそれほどポピュラーではないようですが、例えばフーテンの寅さんで有名な柴又の帝釈天は、

一番人気のヒーロー、アルジュナの父であるインドラ神のことだったり、嘘をつくと舌を抜かれる地獄の閻魔様は、アルジュナの兄ユディシュティラと問答を繰り広げるヤマ神のことだったり、実は私たち身近にはマハーバーラタの登場キャラクターがたくさんいたりするのです。

(文・小谷野哲郎)

 

相関図

 

 

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2021年8月20日(金)、21日(土)、22日(日)、23日(月)

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完全版マハーバーラタ特設ページ

 

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東京都の芸術文化活動支援事業アートにエールを!
に採択していただきました。

 

 

 

 

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2、大嫌いだった演劇と舞台芸術

3、小池博史の経験

4、舞台の観かた、創作の仕方

5、メキシコと東京

6、これからの舞台芸術

7、これからの舞台芸術2

8、タラフマラ劇場

9、最終回1/舞台と制作

10、最終回

 

 

 

今後の予定

 

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