子供アトピーの激しいかゆみ対策について
最近死ぬほど暑いので汗によるアトピーの悪化もなかなか厳しいものがありますよね
とは言っても春は花粉でかゆくなるし
冬は乾燥だし、などなど
外部的な要因は割と年がら年中転がっているのがアトピーの辛いところ
完全にかゆみを消すのには
それなりの時間と根気が必要だけど
お子さんがかきむしるのを見て
傷にならないか心配
かきむしらずにはいられないほどの強いかゆみだけでもひとまずなんとかしたい
と思われた時に
最初に是非取り組んでみて欲しいな
と思うことがあります
それはまず砂糖を断つということ
シンプルにこの一つ
勿論その他にも
色々したほうがいいことは沢山あるけれど
お子さんの場合どうしても
色々と制限をするのが難しい場合も多いので
シンプルにこれだけでも
まずは徹底してみる価値があるかなと思います
ただ、正確に言うと
「砂糖」と書かれたものを控えるだけでは
不十分で
果糖、液糖、ブドウ糖等も含めて
糖類を避けていく必要があります
甘いものをなんとなく避けるというよりは
食品の裏側の成分を確認することが大切です
中でも特に気をつけたいのが飲料
清涼飲料水によく含まれる
「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液」は
異性化糖と呼ばれ
最近良くないイメージも定着してきているので
避ける方も増えているけど
果汁100%のフルーツジュースや野菜ジュースは
まだまだ摂取されているお子さんが多い印象です
果糖はその名の通り果物に多く含まれる糖なので
もちろん通常の果物にも含まれているのですが
果物にはなんだかんだ
食物繊維や水分も含まれていて
おまけに噛んで食べるのでまだマシで
(それでも積極的におすすめできないけど)
それが飲料になっている場合は
一度に大量の量を
しかもものすごいスピードで
吸収することになるので
余計に影響を受けやすいです
仮に果汁100%で
他の糖が添加されていなかったとしてもです
(お薬など飲ませたいけどそのまま飲んでくれないという時に使われたりやむを得ない時もあると思います。その際飲み合わせにはご注意ください)
その他乳酸菌飲料やスポーツドリンクなど
味のついた飲み物は基本的に避けます
一番優秀な飲み物は味気ないようだけど
なんだかんだでお水という
この時期は特にお水の摂取量が減ると
あせもなど肌トラブルも
格段に起こりやすくなるし
脱水症状なども怖いので
その予防策としてもやっぱりお水が最高
例外なのがプロテインで
(そもそも飲み物に分類するのかというのも謎だけど)
お肉やお魚の消化が追いつかない時に
胃腸の負担も減らせるのでおすすめです
その際も成分には注意して選ばれてください
スナック菓子よりマシに見える
ドライフルーツなども同様におすすめできません
そもそも砂糖が入っているものが多いし
イメージはほんと当てにならなかったり
じゃあおやつなし?となりそうですが
唐揚げや煮干しなど
いわゆる「甘くないおやつ」は
むしろ積極的に摂りたいところ
バナナをお手軽おやつとして(むくだけだし)
食べているお子さんをよく見かけるのですが
バナナは果糖以外にもデンプンなど糖が多く
そういう意味でも実はあまり多用しすぎたくはない存在
私も滅多に食べませんが
食べる時も丸々1本ではなく半分だけにします
分子整合栄養医学の方
お聞きすると私も半分って言う方多いです笑
もし果物を摂るなら柑橘類など
糖度が低いもののほうがまだおすすめです
砂糖断ちしただけでも
かゆみの感じ方がかなり変わった
というお声は実際多いので
大人みたいにあれもこれもとできないアトピーっ子の最初のステップとしては
砂糖断ち、とても効果的かなと思います
よかったら試してみてください
勿論忙しい大人アトピーさんの最初のステップとしてもおすすめです
今日はここまで
読んでくださりありがとうございました
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