『朝だべぇ~早く起きるだべさ~~』
って・・・・
もうちびっこ達はここにいないんだった
本日もさみしい朝を迎えました。
オラ、村長です。
さあ、元気を取り戻して、
この夏のとびっきりの体験。
真夏のちびっこ開拓隊『総集編』
だべし
オラから最後に、みんなに伝えたい想い、
ち~~~と長いけんども、最後まで読んでけれ。
まず…
第60陣・第61陣・第62陣のみんな
この夏のダブルミッション
春の開拓隊から続く『物置小屋作り』
&『マスの養殖場づくり』
達成おめでとう
そしてこの夏
オラ達を信じて送り出してくれた父ちゃん母ちゃん
ありがとうな
お前たちに与えたこの課題が
ついに達成したことには、
オラも感動した
父ちゃんでも母ちゃんや大人でも、
こんな経験したことがないだろう‥。
実際にやってみると、めちゃくちゃ大変なんだべ
大人でも大変な作業じゃ。
掘った土を運ぶのにも、なまら重い。
一つ一つの作業が大きい分
やり直しになった時はなんまら時間がかかるし…
だから『やり直し』は許されねえ。
お天気だって、晴れていて開拓がどんどん進む!と思ったら
次の日は雨で、振りだしに戻るし…
でも、それを諦めずに、言い訳せずに、純粋に、みんなで協力して完成させた
父ちゃんも母ちゃんも、今度、実物を見に来てくれ。
ぜったいに感動するはずだ…
でもな、今回完成させたことよりも、
完成を諦めずに挑戦したことが一番の感動だ
「成功とは、今出来ないこと、
出来そうもないことに挑戦して
出来ないことだから、何度も失敗して、
その失敗から多くを学んで、
出来る方法と、今まで以上の努力の上に築き上げたもの」
なのさ
みんなさ、
本当に色んな事があったよな
今じゃあ、笑い話もあるけんども…
あの時は必死だった
オラ達もめちゃんこ叱ったこともあったべ。
オラや隊長達はここでは、お前たちの父ちゃん母ちゃんのつもりだからな。
だから、心を鬼にした
よう言い合いしてるやつもおったべな
でも二人とも開拓がしたいっていう気持ちは同じ。
だからオラはもっともっと言い合いしたらいい、と思っていたべ
だって、それは、単に二人の「主張」だから。いいことさ。
結局なんだかんだ
言い合いしたり、遊んだり、一緒に乗り越えたりして行く中で
めちゃんこ仲良しになったもんな
大人がすぐに介入して、
言い合いしている子どもの「言葉に」振り回されて、
「喧嘩」とか、「いじめ」って敏感になりすぎてさ、
子ども達同士の話なのに、大人が介入してしまうと
子どもの成長をとめてしまうべ
今年も沢山の涙をみた
しんどくて・辛くて・さみしくて・・・
それでも「がんばれ」って言われて・・・
精一杯力振り絞っていたな。
悔しくて、出来なくて泣いたこともあった。
でも、絶対に、その涙を流した分、お前たちは成長している。
本当によく頑張ったべお前たちは強い
そんな風に泣いていたら
声をかけてくれるのも
仲間たちだった。
『俺も、昔は泣いてたよ』って励ましてくれたり、
『大丈夫だから私たちがいるじゃん、頑張ろう」って声かけてくれたり、
その言葉に何回も助けられたよな
泣くのも「主張」「感情を出せる」ってことさ
ちびっこ達はまだ、大人への練習中。
泣いたって、いいのさ
毎日いろんな感情に振り回されながらも
みんなと過ごしていると、気づいたら開拓に必死になっていた
「みんなが頑張るから俺も頑張る!!」
そんな気持ちがお前たちから感じられたべ
そして、みんなのことがが大好きになっていた。
本当の家族のような、兄弟、姉妹のような、
そんな存在になっていた
そしてお別れの時・・・
みんなと離れるのがさみしくて、ここでも大泣きした
「また会えるかな会えるよね」って何度も約束した。
ここにくればきっとまた、会える
っとな~~
またついつい話が長くなっちまっただ~
この調子だと、あと半日くらい話し続けそうだべ
いつも話が長いんだよ~~って
うるせぇ~
最初はさ、
特に、ここに来た初参加のチャレンジャーは
ファームのルールだって知らない
周りは初めて出会う友達ばかり。
父ちゃん母ちゃんは、もちろんいねぇ。
もしかしたら、ミッションのこともよく分かっていないかもしれない。
「何で、僕は、私は、ここに来たんだ」って
「寂しい・・・・・」
って、泣いているちびっこもいたよな。
母ちゃんだって、もしかしたら、
「うちの子、友達いないんじゃ・・」って
心配してたんじゃないか
はじめは友達いなかったけど、
すぐにできた
「友達は大事にしよう」って、みんな言うよな
友達を大事にしよう・・・
本当に大事なのは、、、
「友達を作ることを大事にしよう」だべ。
今の友達だって、もともとは友達じゃなかった。
でも、勇気出して話しかけてみたら、
気づいたら友達になってた
お前たちは、笑顔・挨拶を意識してきた
だから友達ができたんだ。
お前たちならもっとこれから、素敵な友達ができるさ
今回お前たちに出来た新しい友達は、一生の友達かも知んねぇ
子ども達がちいせぇ時に、必要な経験は、
学校の勉強だけじゃねぇ
数字ばっかりじゃねぇ
と、オラは思う
もちろん、それも大事だ、。
でも、理屈ばかりを先に学んでしまうと、
理屈で考えて出来ねぇ事に、
挑戦しなくなっちまわねぇか
出来ねぇことに挑戦する
まずはやってみる
やりたくないこともやってみる
知らないことをやってみる
”子どもには自分の好きなことをさせよう”
ってよく言われるけど…
オラは思う。
子どもはまだちびっこなんだ。
出来ないことが多くて当たり前。
知らないことばかりが当たり前。
そんな時期に、自分が本当に好きなことなんて
分からない方が当たり前。
大人がもっと沢山の事を教えてあげて、
もっと広い世界を教えてあげて、
やったことがないことも、
知らないことでも
もしかしたら、その時は嫌がる事でも、
経験させることで、たくさんの学びをするし、
興味を持つかも知れねぇ…ってな
もしかしたら、やっぱり自分には合わないって言うかもしれねぇが、
それも、きちんと理解できたってことだ
大人が勇気をもって、子どもに経験させること、
体験させること、挑戦させることが、
実は、その子の未来を大きく膨らませることになると思うんだ
ちびっこの時から
出来ること、好きなことばかりやってると、
その子の可能性を削いでしまうんじゃないかって
送り出した父ちゃん、母ちゃんは、心配だったろう
でもな、現地で子ども達を見てて、オラは、はっきり言う
そんな心配は無用だ。
子どもの順応性はとびきりだ
理屈じゃなく、感性で考える、動く。
だから、自然に友達も作るし、
話もできるようになる
甘えられないこの環境では、
ちゃんと自己主張するようになる
「うちの子にはできないわ」「まだ早いわよ」って…
参加をお誘いするときに、よく言われるんだ
でも、本当に、子どもの順応性と可能性を信じてほしい。
そこで、子どもの可能性を閉ざしちゃならねぇ
だから、オラがお前たちに、改めて教えられたよ…
「出来ると信じてやる」ってことを
成功とは、成功したいと思った者だけに与えられるんだ。
成功するかどうか分からねぇことに挑戦するからこそ、
だから、美しいんだ…
オラは、お前たちが必死で挑戦してる姿が美しく見えた。
でっかいことに挑戦するには、
難題もある
時間もかかる
人もかかる。。。
そして何より、
「強い意志」
「強い気持ち」が必要なんだ。
今回、与えられた課題は、期日までに完成しなかった。
一度は未達で終わった。
達成できなかった、最終日前夜
ゆうすけが『強い意思』をもって
『僕は開拓、達成させたい』って、
泣きながらでもみんなに想いを伝えた。
ゆうすけの想いがみんなの気持ちが動かした…
”自分たちで達成したい”って思って、最後までやった
与えられた課題が、まさに自分たちの課題になった瞬間だった。
与えられた目標が、”自分で立てた目標に変えられた”からこそ出来たんだ
たまに親御さんから
『結局自分たちに目標を立てさせてないじゃないですか』
とか
『結局やることは大人が決めて、子ども達の意思を尊重してないじゃないですか』
って言われたこともあるんだけど・・・
なんでもそうだけんど、
『自由』っていうのは、決められたルールの中で自由があり
自分たちの目標だって、
一定の限られたルールや規定や社会の中で目標を立てるんだ。
まだ子ども達はちびっこだからこういった課題を与えて、
その範囲で自分たちの目標を立てさせることが大事で
なんでもかんでも条件つけずに自分たちの意思ですると
たった数歳の過去の経験の中でしか目標を立てない
例えばさ、
”サッカーの試合で、手を使う自由があってもいいんじゃないか”って言ったらおかしいだろ(笑)
そういや話変わるけど
この前X(エックス)で若者が
『挨拶なんてしたくない、挨拶を強要する会社はおかしい。挨拶しないでいいという会社に僕は就職したい』と
書いてる人がいた
ここに来たちびっこ達が社会人になって、
どこかの会社に入った時…
『挨拶』というのはルールだからやるんじゃなくて
相手に対して周りに対して、気配りをすることや、
相手を幸せにするためのものが挨拶だ
ってことをちゃんとこいつらは分かっている
笑顔の無い挨拶も意味がない。
目を見ない挨拶も意味がなし、
気持ちのこもってない挨拶に意味がないってことを
開拓隊のちびっこは十分わかっているはずだ
笑顔は人を幸せにするし
目を見て聞く、目を見て話す
だからこそ気持ちがお互いに通じ合うんだ。
そんな人として大事なことを
ここでちびっこ達は学んだはずだ・・・
お前たちよ、挨拶の自由を主張するような
変な若者になるなよ
片付けや掃除や開拓でも
色んな事を指導され、いっぱい叱られたけど
それは自分のためだけじゃなくて
周りの人の気持ちを考える事だっていう
人としての心を、お前たちは学んでくれた
って
えらく長くなってしもうたわい。。
まだまだ話してぇところだけんども
これで最後にしてやるか
第60陣、第61陣、第62陣に挑戦した
真夏のちびっこ開拓隊のみんな
この夏も、沢山の感動をありがとう
泣きながらでも、そんなちっせえ身体でも
素直に純粋に、頑張るお前たちの姿に、
感動した‥‥
改めて、頑張る事、挑戦し続けることの大切さを
お前たちに教えられた
2024年
真夏のちびっこ開拓隊はこれで終わりだ
勇敢なちびっこ達
次の開拓も、お前たちに任せるぞ
待ってるからな
ここでの仲間は…
ずっと一緒だ
もちろん、オラも、
お前たちとずっと一緒だ
ずっと・・・・・な
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私たちの想いと、子ども達の頑張りに共感して頂けたら!
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