真夏のちびっこ開拓隊『村長からみんなへ』

『朝だべぇ～早く起きるだべさ～～』

って・・・・

もうちびっこ達はここにいないんだった

本日もさみしい朝を迎えました。

オラ、村長です。

さあ、元気を取り戻して、

この夏のとびっきりの体験。

真夏のちびっこ開拓隊『総集編』

だべし

オラから最後に、みんなに伝えたい想い、

ち～～～と長いけんども、最後まで読んでけれ。

まず…

第60陣・第61陣・第62陣のみんな

この夏のダブルミッション

春の開拓隊から続く『物置小屋作り』

&『マスの養殖場づくり』

達成おめでとう

そしてこの夏

オラ達を信じて送り出してくれた父ちゃん母ちゃん

ありがとうな

 

お前たちに与えたこの課題が

ついに達成したことには、

オラも感動した

父ちゃんでも母ちゃんや大人でも、

こんな経験したことがないだろう‥。

実際にやってみると、めちゃくちゃ大変なんだべ

大人でも大変な作業じゃ。

掘った土を運ぶのにも、なまら重い。

一つ一つの作業が大きい分

やり直しになった時はなんまら時間がかかるし…

だから『やり直し』は許されねえ。

お天気だって、晴れていて開拓がどんどん進む！と思ったら

次の日は雨で、振りだしに戻るし…

でも、それを諦めずに、言い訳せずに、純粋に、みんなで協力して完成させた

父ちゃんも母ちゃんも、今度、実物を見に来てくれ。

ぜったいに感動するはずだ…

でもな、今回完成させたことよりも、

完成を諦めずに挑戦したことが一番の感動だ

「成功とは、今出来ないこと、

出来そうもないことに挑戦して

出来ないことだから、何度も失敗して、

その失敗から多くを学んで、

出来る方法と、今まで以上の努力の上に築き上げたもの」

なのさ

みんなさ、

本当に色んな事があったよな

今じゃあ、笑い話もあるけんども…

あの時は必死だった

オラ達もめちゃんこ叱ったこともあったべ。

オラや隊長達はここでは、お前たちの父ちゃん母ちゃんのつもりだからな。

だから、心を鬼にした

よう言い合いしてるやつもおったべな

でも二人とも開拓がしたいっていう気持ちは同じ。

だからオラはもっともっと言い合いしたらいい、と思っていたべ

だって、それは、単に二人の「主張」だから。いいことさ。

結局なんだかんだ

言い合いしたり、遊んだり、一緒に乗り越えたりして行く中で

めちゃんこ仲良しになったもんな

大人がすぐに介入して、

言い合いしている子どもの「言葉に」振り回されて、

「喧嘩」とか、「いじめ」って敏感になりすぎてさ、

子ども達同士の話なのに、大人が介入してしまうと

子どもの成長をとめてしまうべ

今年も沢山の涙をみた

しんどくて・辛くて・さみしくて・・・

それでも「がんばれ」って言われて・・・

精一杯力振り絞っていたな。

悔しくて、出来なくて泣いたこともあった。

でも、絶対に、その涙を流した分、お前たちは成長している。

本当によく頑張ったべお前たちは強い

そんな風に泣いていたら

声をかけてくれるのも

仲間たちだった。

『俺も、昔は泣いてたよ』って励ましてくれたり、

『大丈夫だから私たちがいるじゃん、頑張ろう」って声かけてくれたり、

その言葉に何回も助けられたよな

泣くのも「主張」「感情を出せる」ってことさ

ちびっこ達はまだ、大人への練習中。

泣いたって、いいのさ

毎日いろんな感情に振り回されながらも

みんなと過ごしていると、気づいたら開拓に必死になっていた

「みんなが頑張るから俺も頑張る！！」

そんな気持ちがお前たちから感じられたべ

そして、みんなのことがが大好きになっていた。

本当の家族のような、兄弟、姉妹のような、

そんな存在になっていた

そしてお別れの時・・・

みんなと離れるのがさみしくて、ここでも大泣きした

「また会えるかな会えるよね」って何度も約束した。

ここにくればきっとまた、会える

っとな～～

またついつい話が長くなっちまっただ～

この調子だと、あと半日くらい話し続けそうだべ

いつも話が長いんだよ～～って

うるせぇ～

最初はさ、

特に、ここに来た初参加のチャレンジャーは

ファームのルールだって知らない

周りは初めて出会う友達ばかり。

父ちゃん母ちゃんは、もちろんいねぇ。

もしかしたら、ミッションのこともよく分かっていないかもしれない。

「何で、僕は、私は、ここに来たんだ」って

「寂しい・・・・・」

って、泣いているちびっこもいたよな。

母ちゃんだって、もしかしたら、

「うちの子、友達いないんじゃ・・」って

心配してたんじゃないか

はじめは友達いなかったけど、

すぐにできた

「友達は大事にしよう」って、みんな言うよな　　　

友達を大事にしよう・・・

本当に大事なのは、、、

「友達を作ることを大事にしよう」だべ。

今の友達だって、もともとは友達じゃなかった。

でも、勇気出して話しかけてみたら、

気づいたら友達になってた

お前たちは、笑顔・挨拶を意識してきた

だから友達ができたんだ。

お前たちならもっとこれから、素敵な友達ができるさ

今回お前たちに出来た新しい友達は、一生の友達かも知んねぇ

子ども達がちいせぇ時に、必要な経験は、

学校の勉強だけじゃねぇ

数字ばっかりじゃねぇ

と、オラは思う

もちろん、それも大事だ、。

でも、理屈ばかりを先に学んでしまうと、

理屈で考えて出来ねぇ事に、

挑戦しなくなっちまわねぇか

出来ねぇことに挑戦する

まずはやってみる

やりたくないこともやってみる

知らないことをやってみる

”子どもには自分の好きなことをさせよう”

ってよく言われるけど…

オラは思う。

子どもはまだちびっこなんだ。

出来ないことが多くて当たり前。

知らないことばかりが当たり前。

そんな時期に、自分が本当に好きなことなんて

分からない方が当たり前。

大人がもっと沢山の事を教えてあげて、

もっと広い世界を教えてあげて、

やったことがないことも、

知らないことでも

もしかしたら、その時は嫌がる事でも、

経験させることで、たくさんの学びをするし、

興味を持つかも知れねぇ…ってな

もしかしたら、やっぱり自分には合わないって言うかもしれねぇが、

それも、きちんと理解できたってことだ

大人が勇気をもって、子どもに経験させること、

体験させること、挑戦させることが、

実は、その子の未来を大きく膨らませることになると思うんだ

ちびっこの時から

出来ること、好きなことばかりやってると、

その子の可能性を削いでしまうんじゃないかって

送り出した父ちゃん、母ちゃんは、心配だったろう

でもな、現地で子ども達を見てて、オラは、はっきり言う

そんな心配は無用だ。

子どもの順応性はとびきりだ

理屈じゃなく、感性で考える、動く。

だから、自然に友達も作るし、

話もできるようになる

甘えられないこの環境では、

ちゃんと自己主張するようになる

「うちの子にはできないわ」「まだ早いわよ」って…

参加をお誘いするときに、よく言われるんだ

でも、本当に、子どもの順応性と可能性を信じてほしい。

そこで、子どもの可能性を閉ざしちゃならねぇ

だから、オラがお前たちに、改めて教えられたよ…

「出来ると信じてやる」ってことを

成功とは、成功したいと思った者だけに与えられるんだ。

成功するかどうか分からねぇことに挑戦するからこそ、

だから、美しいんだ…

オラは、お前たちが必死で挑戦してる姿が美しく見えた。

でっかいことに挑戦するには、

難題もある

時間もかかる

人もかかる。。。

そして何より、

「強い意志」

「強い気持ち」が必要なんだ。

今回、与えられた課題は、期日までに完成しなかった。

一度は未達で終わった。

達成できなかった、最終日前夜

ゆうすけが『強い意思』をもって

『僕は開拓、達成させたい』って、

泣きながらでもみんなに想いを伝えた。

ゆうすけの想いがみんなの気持ちが動かした…

”自分たちで達成したい”って思って、最後までやった

与えられた課題が、まさに自分たちの課題になった瞬間だった。

与えられた目標が、”自分で立てた目標に変えられた”からこそ出来たんだ

 

たまに親御さんから

『結局自分たちに目標を立てさせてないじゃないですか』

とか

『結局やることは大人が決めて、子ども達の意思を尊重してないじゃないですか』

って言われたこともあるんだけど・・・

なんでもそうだけんど、

『自由』っていうのは、決められたルールの中で自由があり

自分たちの目標だって、

一定の限られたルールや規定や社会の中で目標を立てるんだ。

まだ子ども達はちびっこだからこういった課題を与えて、

その範囲で自分たちの目標を立てさせることが大事で

なんでもかんでも条件つけずに自分たちの意思ですると

たった数歳の過去の経験の中でしか目標を立てない

例えばさ、

”サッカーの試合で、手を使う自由があってもいいんじゃないか”って言ったらおかしいだろ（笑）

そういや話変わるけど

この前X（エックス）で若者が

『挨拶なんてしたくない、挨拶を強要する会社はおかしい。挨拶しないでいいという会社に僕は就職したい』と

書いてる人がいた

ここに来たちびっこ達が社会人になって、

どこかの会社に入った時…

『挨拶』というのはルールだからやるんじゃなくて

相手に対して周りに対して、気配りをすることや、

相手を幸せにするためのものが挨拶だ

ってことをちゃんとこいつらは分かっている

笑顔の無い挨拶も意味がない。

目を見ない挨拶も意味がなし、

気持ちのこもってない挨拶に意味がないってことを

開拓隊のちびっこは十分わかっているはずだ

笑顔は人を幸せにするし

目を見て聞く、目を見て話す

だからこそ気持ちがお互いに通じ合うんだ。

そんな人として大事なことを

ここでちびっこ達は学んだはずだ・・・

お前たちよ、挨拶の自由を主張するような

変な若者になるなよ

片付けや掃除や開拓でも

色んな事を指導され、いっぱい叱られたけど

それは自分のためだけじゃなくて

周りの人の気持ちを考える事だっていう

人としての心を、お前たちは学んでくれた

 

って

えらく長くなってしもうたわい。。

まだまだ話してぇところだけんども

これで最後にしてやるか

第６０陣、第６１陣、第６２陣に挑戦した

真夏のちびっこ開拓隊のみんな

この夏も、沢山の感動をありがとう

泣きながらでも、そんなちっせえ身体でも

素直に純粋に、頑張るお前たちの姿に、

感動した‥‥

改めて、頑張る事、挑戦し続けることの大切さを

お前たちに教えられた

２０２４年

真夏のちびっこ開拓隊はこれで終わりだ

勇敢なちびっこ達

次の開拓も、お前たちに任せるぞ

待ってるからな

ここでの仲間は…

ずっと一緒だ

もちろん、オラも、

お前たちとずっと一緒だ

ずっと・・・・・な

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C

2024真夏のちびっこ開拓隊 『振り返り編』

わらしだち～～～

げんきだか～～～

昨日で真夏のちびっこ開拓隊が終わっちまってよ。

なんだか急にシーンとしちまってよ。

ま、別に寂しかねえけど

独り言が止まんねえや

あおとみどりにも

『また今日からお前たちかよ～』

みたいな顔されてよ

『そ、そんな顔するんだったらご飯やんねえぞ』なんつって

話し相手はあおとみどりだけさ（笑）

ま。別に寂しかねえけんども。

ま。オラに会いたくなったらいつでも帰って来いよ？ってのが言いたいだけさ

さてさて。

昨日で最終陣の第62陣が終わり

ちびっこ達も無事に帰れたようじゃ。

第６０陣・第６１陣・第６２陣のちびっこ達による

この夏の約３週間の奮闘を

振り返るべ

まずは第６０陣

初参加のちびっこも多くってよ

『虫が怖いよ～～』

『軍手忘れた・・・』

はじめはだらだら～

そして返事も小さいし・・・

『こりゃ大丈夫か』って正直心配だったべ

ファームに到着したらまず・・

ファーム敷地内を散策

約30ヘクタールもある広大な土地は

歩くだけでへっとへと・・・

都会っ子が多いちびっこ達は、

開拓村に移動するだけ一苦労だった

今回も、リーダーを任されたちびっこもいたよな。

なんまら緊張しているのがオラにも分かった

でも、できないことなんてない、

絶対にやってくれると信じて・・任せてみた

早速作業開始してみるが・・

初めの方は何だか、力が入らなくって・・

開拓は本当につらくて・・・

涙するちびっこも。

そのたびに何度もケツを叩かれ・・

甘えたい気持ちを必死にこらえた

仲間と上手くいかないときもあったな・・

雨の中での作業は、全身ドロドロに・・・

隊長から『頑張ってるじゃんその調子』と言われると

なんだかうれしくて、やる気になった

でもそんな開拓もずっとは頑張れない・・

何もせず遊んでるやつもいたり

集合時間守れなかったり

整理整頓が中々できなかったり

叱られることもあった

頑張りたくない訳でも、

頑張りたい気持ちが無い訳でもない

開拓したい気持ちはみんなと同じだったはずだ

夜、みんなで過ごす時間は純粋に楽しくて

毎日が爆笑の嵐・・・

あ、そうだこれは、第60陣の特権

みんなで花火も見たよな

この夏の最高の思い出になった

そんな毎日を送っていると、気づけばみんな仲良くなってた

楽しすぎて、ちょぴし夜更かしすることも

毎日続く開拓・・・

とにかく大変だった。

やっと完了したと思ったら

『やりなおし』って言われることもあって、、

白目向いたよな（笑）

でもそんな大変な開拓の中でも

時にはご褒美があったりして・・

代表が焼いてくれるとうきびは最高だったよな

夜ご飯前だっつうのに、お代わりが止まんねえ

続く開拓・・『物置小屋づくり』で、

今自分たちが形ある状態からスタートできているのは

『春に開催した仲間が頑張ってくれたからだ』ということを知る。

そして今自分たちが頑張っているのは

『未来の仲間に繋がっている』ことを理解した

一人の力じゃ到底できないことも・・

仲間と協力すればできた

仲間と、呼吸を合わせることが大事なんだって気づいた

第６０陣はチームワークが良くて

天気も味方してくれ

作業がぐんぐん進んだ

見事目標を達成させ、次の陣に

想いを託した

続く第６１陣

これまた賑やかなやつが多くってよ

初日からみんな一緒になって遊んでたよな

早速開拓村に行こうって向かうけど・・・・

これじゃあたどり着けないよ～～ってな。

スリル満点の丸太橋は命がけ

作業開始したばかりの初日。

『返事は！？』って何度いっても声が小さくて・・・

何度も何度もオラから叱られる

前陣の第６０陣は見事に目標を達成させ、

想いを受け取り、

負けていられないって燃えた。

なれない道具は、

毎日何時間も・・何度も何度も訓練。

でも、日に日に上達していって、開拓も楽しくなってきた

第６１陣は、悪天候が続いた。

開拓が中断になることも。

『どうしよう。これじゃあ、間に合わない！』って、焦りが募った

厳しい開拓の中でも

みんなで食べるご飯の時間は最高に美味しくて楽しくて・・

初めはバラバラだった第６１陣も

共に過ごす中で、仲間意識が持てるようになってきた

そういやラフティングもしたな

『ひゃっほ～～い！』って、思わず叫びたくなる

スリル満点のシーソラプチ川のラフティング

最高に気持ちよかったよな

開拓は続き・・・・

「お父さん、お母さん元気かなぁ」

「開拓が辛い・・・」

って、急に思い出して涙することも・・

そんな時『大丈夫？？』って声をかけてくれるのは

仲間たちだった

泣きながらでも、しんどくてもやるしかない

そんな毎日・・・

次第にどんどん形が出来てくる・・・

自分の作業に必死になって、自己中心的になることも。

「仲間と協力しなさい。時間を意識しなさい。

隊長やリーダーから言われた指示を聞けないと

開拓させないぞ！！」って叱られたことも。。

誰のため、何のためなのかを考えるきっかけになった

仲間を思う気持ちがさらに強くなった

さあ、いよいよ開拓も大詰めってとき

全員の想いが一つになった。

それは次にやってくる第62陣のために・・・

第61陣も見事に目標達成

目標達成させたときの

みんなの笑顔は忘れられない・・・

そして、

続く最終陣第62陣

最終陣は、『絶対に完成させる』と

意気込むチャレンジャーが多数

これまた面白くなりそうな予感でいっぱいだった

さすが。。『えいえいお～』の気合いも違うべ

開拓作業開始

『それじゃあだめだ！』

『やり直し！』

って・・・・

モノづくりの難しさを知った。

１ミリに拘る大切さを知った。

数ミリのズレでのやり直しが続いた。

ついだらだらしちまうちびっこもいて

叱られることも。。

オラも、厳しく叱ることもあった。

だってそれは。。最終陣だから

ここまでミッションに関わってくれた仲間たちの想いを

絶対に無駄にしてほしくなかった。

マスの養殖場づくりは、足元がドロドロ・・

長靴の中もびしゃびしゃ。

もはや長靴の意味をなしてないほどに。

今回、5歳から開拓隊にチャレンジしている３人が

今年、10歳・１１歳になってちびっこリーダーになった

「この春卒業だから、最後の夏の開拓隊だ。」ってな。

頼もしくなった姿に嬉しい反面

ちょっと寂しくもなった

開拓は順調に進んでいく。

みんなで集中してたらあっという間の一日。

みんなと過ごしていると

なんだか寂しい気持ちなんて吹っ飛んでいく。

でもふいに思い出す、パパママの温かさ。

そして、開拓のしんどさに、涙する・・。

でもどんなに大変だった日も、

夜の時間はみんなと一緒にワイワイ過ごして・・

寂しさも辛さも、忘れる時間

開拓はついにラストスパート

マスの養殖場は、とにかく拘っていた。

「もういいんじゃない」

「いいや、もうちょっとこうしよう」

「これくらいかな」

「ん～～～もう少し」

二つの課題の

完成期日は、１６：００。

１５：１５のタイミングで

一足先に「マスの養殖場」が完成

みんなで抱き合った

え、でも待てよまだ物置小屋が完成してない

残りの４５分。全員で取り掛かる。

しかし・・・・・

目標時間には完成させられず

「未達」で終わった。

その日の夜。みんながワイワイ騒ぐ中、

１人だけ部屋にこもるちびっこがいた。ゆうすけだ。

「完成させたかった」と隊長の前で涙する。

そのご、隊長から背中を押されたゆうすけは

全員集合させ、涙ながらに

「みんなは完成できなかったこと、どう思ってますか僕は達成させたいです」と。

そんなゆうすけの想いが、第６２陣の仲間の気持ちを

もう一度奮い立たせた。

「やろう」「絶対に完成させよう」と、

気持ちが一つになった

最終日、与えれた最後の３０分。

もうやり直しの作業は許されない。

ここで完成出来なかったら本当の終わり。

全員で取り掛かる。

あと少し・・・・あと少し・・・・・

そしてついに・・・

『物置小屋』も完成した

『よっしゃ～～～』と全員で喜んだ

そして、ゆうすけのほっとした笑顔も見られた・・。

ついに退村式。

オラの目をしっかりとみて

堂々とした姿に、お前たちの成長を感じた。

第６０陣・６１陣・６２陣

課題達成、おめでとう！

達成したとき、お前たちの喜ぶ姿・・・。

これまで関わった、たくさんのチャレンジャーのお陰で、

オラ達大人も、こんな素敵な感動を味わえた。

この夏も勇敢なちびっこ達に出会うことが出来た。

みんな、ありがとう

長いようであっという間だった３週間。

なんだか振り返ると・・・

ついついしんみりしちまって

酒でも飲みたくなってくるべ・・・

ってなことでおいで

オラのなが～い回想に付き合ってくれて、ありがとうな

まだまだ、たっくさんおめぇ～達や、父ちゃん母ちゃん達に伝えたい事があるんだ。

思い出話だけでなく、オラのみんなへの“想い”をまた、聞いてやってくれよな。

真夏のちびっこ開拓隊最終ブログ

『村長からみんなへ』は

明日更新

最後まで見てくれ

今日はここらで、したっけなぁ～～～

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第62陣（26）真夏のちびっこ開拓隊『ミッション完遂！』

第62陣、

本当の本当のさいごの・・・

これまでの７日間の想いを込めて・・

けっぱったぞ！！

えいえいお～～～！！！

みんなの笑顔がまぶしいべっ

んじゃ、胸を張って

父ちゃん・母ちゃんの元に帰るべ～

社長～～～

次、またいつ会えますか～～～

社長、だいすき～～～

とミスターニシヤマとの別れを惜しむちびっこ達

ここでお別れするのはミスターニシヤマだけじゃねぇべ

道産っ子、きいもだ

オラたちには見せないような

この嬉しそうな表情

さすが父ちゃん・母ちゃんじゃな

「また絶対会おうな待ってるからな」

と、どんどん寂しくなっていく・・・

マイクロバスに揺られること３時間

新千歳空港に到着

ここで本当に全員と解散じゃ・・

長かったようで

とっても短かった７日間。

「はじめまして」がいっぱい

初参加がいっぱいの第62陣のみんなじゃったが

同じ釜の飯を食い

同じ寝床で寝て・・

そして何より

同じ目標に向けて一緒に取り組めば

あっという間に仲良しに
 

とにかくみ～んなで

仲が良かった第62陣じゃ
それは、見ているこちらから

言わせてみればまるで「兄弟」のようじゃった

喧嘩もいっぱいしたし
言い争いもしたけど
次に見たときには仲良くなっててな
言いたいことも言いあって・・
そうやって仲間になった

この夏、

ちっせぇ身体とでっけぇ勇気で挑戦した

みんなのこのファームでの経験と
この大切な仲間が

みんなにとっての宝物さ

まだ離れたくない～～～

とちびっこ達

大丈夫さ

またファームに戻って来い

そしたら、

また会える

この７日間、

ちびっこ達は本当によくがんばった！！

そして今回、参加してくれた

第60陣・第61陣のちびっこ達の

父ちゃん・母ちゃんからこんな声をもらっただ。。

『61陣では大変お世話になりました。

楽しかった思い出を目をキラキラさせながらたくさん話してくれました。

冬の開拓隊も行く！と今から張り切っております。

目を見て大きな返事ができるようになり、兄弟の絆もますます深まったようですし

良い変化を感じております。ありがとうございました。』

『第60陣でお世話になりました。

参加中、毎日ブログを楽しみに見ておりました。 毎日の活動を見て、

夫と「参加させて本当に良かった」と思いました。

昨今の生活では厳しい体験をする機会がへっている上、

私たちの子供たちは海外のスクールに通っているため、

自主性を伸ばす生活はしておりますが、

先生などから厳しく「指導をうける」 ことや、

集団生活、掃除、といったことが少なく、

そういった意味でも とても貴重な体験だったと思います。

日本人としては、経験してもらいたい内容でもありました。

与えられたミッションに意味を見出し、

頑張る姿は頼もしかったです。 

帰ってきて、疲れた、厳しかった、もう行きたくない、

の話も出ましたが 厳しい生活環境で、気持ちを切り替えて頑張ったり、

自分より小さい子の 面倒を見たことに 自信を持てたことと思います。

 日本にいる期間も限られていますので、また帰国中のタイミングと合えば 

親としては参加させたいと思っています。 ありがとうございました。』

・・ちょっと待て

父ちゃん母ちゃん達・・・・・

さては・・・

オラ達を泣かせようとしているな

そ、その手には乗らない・・

そう簡単にはいか・・・ねえええええ

ぐぶぶぶぶぶぶぶ・・・・

御礼を言いたいのは、オラ達じゃ

大事な我が子を、

勇気を出して送り出してくれてありがとう。

７日間、オラたちを信じてくれて

本当にありがとう

最後まで見守っていてくれて

本当にありがとう

ちびっこ達は、

そんな父ちゃん母ちゃん達の勇気があったから

こんなとんでもねえ経験ができた。

大切な仲間が出来た・・・・

オラ達はこれからも、父ちゃん母ちゃん達と一緒に

ずっとずっとちびっこ達の成長を見守っていきたい・・

って、ちょ・・・

こんな事言ってたら・・・

ぐぶぶぶぶぶぶぶぶ・・

ちょっとオラ・・・すまねえ・・・

鼻水かみにトイレに行ってくるわ・・

てなわけで・・・・

真夏のちびっこ開拓隊2024

これにて・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

完　遂　

ちびっこ達、

この夏、

最大の感動をありがとう

したっけなぁぁぁぁぁぁ

まだまだブログは続くべ～

次回は・・・

『真夏のちびっこ開拓隊　振り返り編』

お楽しみに～～

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R

第62陣（25）真夏のちびっこ開拓隊『人生で一番大切なもの』

第62陣のみんな、

おめぇたち、本当によくやった・・！！！

ファームを出発する前に

ごほうびじゃ！！

この大自然を遊びつくせ～～

いえ～～～い

ブルルン・・ブルン・・！！

代表のうしろはいつも大人気

スリルを求める勇敢なチャレンジャーは是非どうぞ　(笑)

達成して、あおとみどりも嬉しいだワン

軽トラに乗れるのも、ここだけ～～ってな

さ！お昼ごはんだべ！

『今日はたまごまつりじゃー！！』と

代表より集合の合図がかかる(笑)

メニューはこちら

玉ねぎのふわふわ卵とじにゅうめん

　～自家製いりこと昆布出汁～

ファーム特製ＴＫＧ
 

ふわっふわのたまごがポイント
そして、TKGにはちょっと多めの醤油と

かつおの粉末をかけるのがファーム流のおすすめじゃ
もちろん、ごはんは釜たきごはんで

大人気ＴＫＧ！！

出汁がマジうめぇ～～

と、最後の１滴まで飲み干す

達成祝いのごほうびはまだまだあるべー

南富良野町の皆さんからいただいた、

富良野メロンで祝杯じゃ～～

と、あっちゅうまにこの時が来ちまった・・

退村式じゃ

今回も、キッズ・コムの代表がみんなに話をしてくれたべ。

頑張った自信があるひと～？

ちびっこ達『はい！』

よし

大人になるにつれて、
みんなはいろんなことを経験していかないといけない。

みんなが今しんどいなと思うことがあったとしても
もっとしんどいことがでてくるだろう。

だから大事なのは

今、みんなができるギリギリいっぱいの努力をすること。

そうすると成長するんだ。

でもまた一年経つと…もっと難しいことやしんどいことがでてくる。

その時もできる限り、ギリギリいっぱい頑張る。

そうするとまたできることが増えていく。

そうやってできることが増えていくのが成長なんだ。

何が大事かって、できたことよりも

できるようになるために

”頑張る”っていうことが大事。

今回、時間を延長して開拓をしたんだよね？
で、諦めないでもう一回やろうとしたら完成したんだよな。
そう、諦めずに頑張ることが大事。

ただ、難しいけど覚えておいてくれな。

世の中、
「頑張ったら手に入るもの」
「頑張らないと手に入らないもの」はいっぱいある。

お金も頑張れば稼げるよね。
知識も頑張ればいっぱいついて頭が良くなる。
いっぱい考えれば「考える力」がつく。
お友達もたくさん作ろうと思っていいことをすればいっぱいできるかもしれない。

だから頑張れば手に入るものっていっぱいあるよね。
でも頑張っても手に入らないものは

なにかな～？わかるかな～～？

ちびっこ『・・・お金・・？』

「お金は頑張ったら手に入るじゃん（笑）」

お金がたくさん手に入る人と、

たくさん手に入らない人の違いは
頑張り方の問題、頑張るレベルの問題、工夫の問題さ。

ただお金が簡単に手に入るような環境もあるから
お金をたくさん持っている人が偉いんじゃなくて
頑張ってる人が偉い。

頑張れば手に入るものはいっぱいあるけれども
お金があっても、努力をしても手に入らないもの、
お金持ちも、貧しい人も、頭がいい人も
同じように手に入らないもの

それは”時間”なんや。

時間だけが

どんどんどんどん減っていく。

時間を大事にすることが
実はほんとはすごく大事なんや。

この期限で努力しよう、

ここまで頑張ろう
って時間に区切りをつけて
そこまで頑張る、そこまで勉強する、そこまで働く
その時間の区切りを意識してできたら
君たちはもっと凄い人になれる

今回は少し延長しちゃったけど、
最初から時間を大事にして
もっと早く、もっと正確にできていたら、

昨日までに完成出来たよね。

まあ、ある意味成功でもあり、失敗でもある。
でも失敗というのは必ず学びになる。

成功体験よりも失敗体験の方が大事なのさ。
成功したことを自慢する人って
自分がやれることをやっただけ、
失敗した回数が多い人ほど挑戦したってことなんだ。

自分ができないことに挑戦すればするほど
失敗の経験が多くなる。


だから失敗は成長の勲章なんや。
君たちも今できないことに挑戦して
今分からないことを勉強して
挑戦して、失敗して、練習して
だんだんできるようになる
それを繰り返してくれ！

お父さん、お母さんの前でいいところ見せような。
お疲れ様でした！

ちびっこ達『ありがとうございました！』

そして、オラから

このキッズコムファームに来た証

村民票をひとりずつに手渡ししたべ
 

けい　

けいのこだわりは素晴らしかった。

おかげで良いものを作れたよな！また来いよ
 

ゆうすけ！！
おめぇの男気には惚れたぜ！

ゆうすけがいなかったら、

この夏、達成できなかった・・

これからもみんなを引っ張っていってくれよな！

ミハイル

第62陣のムードメーカーだったな

きっとミハイルは、

人に喜んでもらうことが好きなんだな

どんな時でもミハイルの笑顔は

周りを明るくしてくれた

全員分は書ききれねぇけど・・

ひとりずつ、そんな話をしたさ

初参加のはるは、

一生懸命スタンプの数を数えて

スタンプいっぱい貯めたいねって話しておったべ

そのためには、またチャレンジすることさっ

そして、ベテランチャレンジャーのりょうたたちが

今、６枚目～～なんて話を隣でするもんだから

びっくらこいておったわ

達成させるための道のりが思い出され

感極まるきい・・

そして、オラからもみんなに話をしたべ。

この開拓隊では、
挨拶をすること、

人の顔を見て話を聞くこと、

自分の荷物は自分で整理すること、
そういった「人として当たり前のこと」を学んでくれたと思うべ

これは家に帰っても必ず継続してやること！

父ちゃん・母ちゃんがびっくりするぐらい
大きな声で返事をしてくれよな


『はい！！！』


それと、ファームはもうみんなの故郷（ふるさと）だ。
これまでにもいろんなものを作ってきた。

今回は物置小屋とマスの養殖場をつくった。
これからもどんどん続くべ。
ここはみんなの故郷だ。
いつでも戻ってこいよ！ってな
 

そして、いよいよ村旗の降納じゃ。

こうして、

真夏のちびっこ開拓隊の幕が閉じた・・・

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R

第62陣（24）真夏のちびっこ開拓隊『ついに・・Wミッション達成なるか！？！？』

真夏のちびっこ開拓隊を未達で終わらせたくない・・

みんなの気持ちはただひとつ。

そうして昨晩、

全員でオラのところに

『明日、開拓する時間が欲しい』

とお願いにきたちびっこ達。

だが、明日は最終日。

最終日はというと、もう毎陣恒例のごとく、

飛行機に間に合わせなきゃなんねぇし

朝からやらなきゃなんねぇこといっぱいで

本当に予定がパンパンなんだべ・・

だから、オラも即答ができなかった。。。

『この返事は明日する』と

オラも時間をもらった。

だが、朝起きても

みんなの気持ちは変わってなかった。

オラが、開拓の時間を取れるとも

取れないとも返事をする前に、

ちびっこ達は全員いつもよりも早く起きていて

いつでも開拓に行けるように準備はバッチリ。

朝ごはんも

「みんなで食べる最後のごはんだね」って言いながら

全員で輪になり、いつもより早く食べ終えていた

朝食メニューはコチラ

さんまと茄子とキャベツの味噌炒め 

小松菜のおひたし 

自家製いりこと昆布出汁のみそ汁

で、食べ終わったら

オラのところに駆け寄ってきただ。。

そこまでされたら、もうオラだって

なんとかやるしかねぇ

『もう時間がない！おめぇたち、行くぞ！』

ゆうすけがみんなに声をかける

『開拓にいけるぞ！！

絶対、達成させるぞー！

おー！！！！！！！』

開拓開始

７：１５

与えられた時間は

９：００まで。

これが、本当の本当の最終期限だ。

これ以上の猶予はもう本当にない、

ということは全員理解していた

「時間がないからな！！

やり直しの仕事を絶対に発生させるな！」

ちびっこ達「はいっ！！！」

第62陣、あと残る開拓課題は

①昨日敷いたレンガの隙間に砂を埋める作業

②棚の設置

③ドアの設置

じゃ。

つまり、まだまだじゃ

果たして

９：００までに達成できるか・・

もう１分１秒も無駄にしない、と

目の色変えて、過去一番のスピードで

開拓作業を進めていくちびっこ達。

無駄口をたたくやつはひとりもいねぇ

虫で遊んでるやつもいねぇ
 

ケンカしそうになると

「ケンカしている場合じゃない！」

「そんな時間もないから！」

と仲間がすぐさま止めに入る

ゆうすけ・きい・はやと・ゆうまが皆に声かけ

役割分担もバッチリじゃ

👇レンガの隙間に砂を埋め、

レンガが動かないようにするチーム

👇棚の設置チームは、

棚の上段・下段になる木の板を

かなづちで打ち付け設置していく

そして、年下チャレンジャー達はというと

年上チャレンジャー達をフルサポート

年上チャレンジャー達からの指示には

テキパキと行動し、

足元にいらない廃材や道具あったら

作業しづらいから…と言い、

それらを片づけ、開拓しやすい環境をつくる

自ら考えて行動できておる

そして、ナイスサポートじゃ

👇そしてこちらは

ドアの設置を担当するチーム

物置小屋のドアは観音開きになっているから

両扉がちょうどピッタリ合うように

微妙にかみ合わないところをやすりで削っていくという

地道な作業じゃ

ドアには取っ手も必要だよな！

と、鹿の角をつける

これは、ファームの原っぱに落ちていたのを

今日のためにオラが取っておいたんだべ

そして、最後はドアに蝶つがいを６か所つけて

柱にドライバーでねじ止めしていく作業だ

これができれば完成だ・・・！

左のドアはついた・・！

あとは右のドア・・！

ちびっこ達も全員で応援する

ゆうすけ

「できた！！

あとは最後の１か所！！」

これができたら、完成だ！！

最後の１か所を託されたのは、

真夏のちびっこ開拓隊

第60陣～３陣連続参加のゆうまだった

ぐいっ

ぐいっぐいっ

・・・・・・・・

よし！！

できた！！！！！

物置小屋、

完成だ～～！！！

最後に、自分たちの名が刻まれた看板を立てて・・・

見事な物置小屋じゃ

完成したのは、

９時ちょうどのことだった・・・

本当にギリギリ、

最後の最後での達成だった。

ところが、

「ねぇ、マスの養殖場の方は、ちゃんと水流れているかな？」

と気になる様子のちびっこ達

たしかに、ちゃんと水が流れて初めて

「マスの養殖場づくりの完成」と

言えるかもしれんな

見に行ってみよう！！
と、池までダッシュ

するとそこには、
取水溝から水が流れてきて
排水溝から水が流れていく、

マスの養殖場がちゃ～んと形になっておったべ

そして、完成から１日たち、
水も綺麗になっていた！！

ここから２～３日経てば、

もっと水がきれいになるそうじゃ

ということは・・

これで自信もって、

マスの養殖場づくりも達成！！

つまり、2024年夏

第60～62陣　真夏のちびっこ開拓隊、

2024年春のちびっこ開拓隊からの想いを繋ぎ・・

2024年春のちびっこ開拓隊

第59陣

第60陣

第61陣

第62陣

これにて

「マスの養殖場づくり」

「物置小屋づくり」のダブルミッション

達成じゃ～～～

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第62陣（23）真夏のちびっこ開拓隊『想いが人を動かす』

ちびっこ達に与えられた目標は

１６：００には達成できず

３０分の猶予をもらった。

しかしそれも達成できず、

開拓は終わった。

真夏のちびっこ開拓隊　

未達で終わった。。

ホストハウスに帰る車内は、

シーーーーーーン。

いつもおしゃべりが止まらないちびっこ達が

誰もしゃべらなかった。

しかし、ホストハウスに到着すると、

『お風呂どうする？』
『ねえ、明日で最後だから住所教えてよ手紙送る』

と、ちびっこ達同士で普段通りの会話がなされていたべ。

そんな中で・・・・・

あれ？ゆうすけがいない。

と思ったら、1人部屋にこもっていた。

隊長が『ゆうすけ、何か思ってることがあるんでしょ』と聞くと

溢れだす涙・・。

『俺は達成させたかった』と。

ゆうすけは何度も開拓隊に参加しているちびっこじゃ。

今まで年上のちびっこ達の

成し遂げる姿を何回も見てきたんだ

だから、達成させること以外、

きっと考えられねえんだろう。

隊長が

『ゆうすけがみんなに伝えたい想いがあるなら、

隊長はみんなを集めることはできるよ。』

と、背中を押す。

そして…

ちびっこ達がもう一度集合した。

ゆうすけは声を震わせ、涙しながら皆に

『みんなは達成できなかったこと、

どう思っていますか？

僕は達成させたいです』と。

その言葉だけを言った。

たったその一言が、ちびっこ達の気持ちを動かした

ちびっこ達『やろう』『達成させたい』

きい『みんなで話そう円になろう』

そして、これまでの改善点を話しあった。

・ケンカが多い

・人の話を聞いてない

・いつまでも虫で遊んでいる人もいる

・ちいさい子への指示ができてない

・やることが無くなった人は声を上げるべき

と。

そして、意識して行動することとしては３つ

１．人の話を聞く

２．素早く行動する

３．時間を守る

というのが、決まった

全員でオラのところに

『明日、開拓する時間が欲しい』

とお願いにきた。

オラは、『明日の予定は既に組まれている。

まずは調整しないと、どのくらい時間が取れるかは分からない』と

返事をした。

オラからの返事を待つ状況のちびっこ達。。。

話し合いは夕方遅くまで続いた。

明日の朝、少しでも開拓する時間がもらえる事を願って…

話し合いは終了。

この日、ちびっこ達はクタクタじゃった

あっという間に夜ご飯の時間だ

今日は、外で、鉄板でジンギスカン

色んな壁にぶち当たろうが、ごはんの時間だけは別。

ちびっこ達は、大盛りあがり

でも、ひとり

ゆうすけを除いて…な。

楽しそうなみんなの姿を、

そばから見ているゆうすけ。

実は、ちびっこ会議の後も、

ゆうすけはきいを風除室に呼んだ。

『明日のためにもう少し考えたい、

一緒に考えてほしい』と。

そして、

”もし２０分、

時間がもらえたらどう動くか”

”もし１０分しか

時間がもらえなかったら…”

と想定して、やるべきことを考えていた。

ゆうすけがいなかったら、

きっとこの夏の開拓はもう終わっていただろう。

ゆうすけの勇気ある一言が、

ちびっこ達の心を動かしたんだ。

そうなんだ。

役職でもない。

肩書でもない。

想いや情熱を持ち、

『人の気持ちを動かすことが

出来る人間がリーダー』だ。

オラは、そんな真のリーダーをここで育てたい・・・。

今日は、ゆうすけの気持ちを聞いて

そう思った。

ゆうすけ、

最後まで頼んだぞ・・

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第62陣（22）真夏のちびっこ開拓隊『残り４５分』

１５：１５

マスの養殖場づくりは、見事達成

でも、今は喜んでいる場合じゃない

まだ物置小屋が完成してねえ

この夏の課題は二つ。

『マスの養殖場づくり』と

『物置小屋作り』だ。

この二つの課題を完成させて、

”真夏のちびっこ開拓隊、達成”なんだ。

完成期日は１６：００

あと４５分しかない急げ

全員で、急いで物置小屋に向かう。

後は

・床にレンガを敷く

・棚の作成

・扉の作成

のみ。

しかし・・・・

『これじゃあ全然だめだ！』とオラ。

敷き詰められたレンガはガッタガタ‥。

またもややり直しの作業に。。

 

時間は刻々と迫っていく。

もう時間は・・・・・ない。

タイムリミットの１６：００。

『16:00だ。』と、オラ。

ちびっこ達

『・・・・・・・・・・・時間を下さい。』

オラ『何を言ってるんだ。だめだ。期限は期限だ。

時間は無限にない、ずっと言ってきただろう。』

ちびっこ達は黙る。

きちんと正確に出来ていれば完成出来ていただろう。

完成まであと少しのところだった。

しかし、ちびっこ達は引き下がらない。

『もう少しやらせてください』と。

その後、オラは１６：３０までの３０分、ちびっこ達に時間を与えた。

その３０分は全員が必死で作業に打ち込んだ。

与えた３０分。みんなで必死にやった。。

しかし

・・・

・・・・・・

『物置小屋』の完成は間に合わなかった・・・・。

真夏のちびっこ開拓隊は、

未達だ。

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第62陣（21）真夏のちびっこ開拓隊『残り３時間・・・』

第６２陣　6日目の午後。

やり直しが続いた午前の開拓

課題の達成期日は、１６：００。

マスの養殖場づくりは、達成の兆しが見えてきた

しかし物置小屋が、やり直しの連続で

なかなか前に進まない・・・

あっという間に午前の開拓は終了。

残すは午後の３時間のみじゃ

このまま開拓してえところだけんども

開拓と同じくらい大事なのが

お昼ご飯

腹が減っちゃあ戦はできぬ、だべし

午後の戦に出てもらうためにも

しっかり食うがよい

というわけで、お昼ご飯くらいは

真剣な顔するんじゃなくて

みんなで楽しく食べようぜい

今日のお昼ご飯は

鶏の親子三代丼 （そぼろ ・鶏のしぎ焼き ・たまご）

いりこと昆布出汁の、厚揚げ豆腐のお味噌汁

今日は、ホストハウスまで帰ってる時間もねえ！

ということで現場めし

ご飯をもったら、適当に原っぱに座るちびっこ隊

物置小屋を目の前にして

『あとちょっとなんだけどなあ・・』

『完成できるかな・・』

と不安そうな声

まあでも、そんな不安な気持ちと

食欲は別物

今日もしっかり平らげていたべさ

さあ、午後の開拓じゃ～！

残す３時間

与えらえた二つの課題

『物置小屋作り』&『マスの養殖場づくり』は

完成なるか！

まずは『マスの養殖場づくり』チーム。

もう完成は目の前

あとは、

①網の設置

②土手の成形

じゃ

土手は正直、どこまで拘るか。

でもその少しの拘りが大事だったりする。

進めていくと

『もういい感じじゃない？』と男子チーム。

しかし、『まだだよ！ここも掘って！』と女子チーム。

ちゃちゃっと掘る男子。

『できたよ。どう？』と女子に聞く。

『ん～～いいんじゃない？』と。

”え・・・全然さっきと変わんねえよ。”

という男子の心の声が完全に漏れている（笑）

”拘る女子”と、

”拘ってないわけではなく、早く達成させたい男子”（笑）

女は強し

『もうちょっとこうして！』

『これじゃだめだよ！』

と、女子たちかはっぱかけられ・・・・・

ついに！！！

『これでいいんじゃない？』

『よし！中園リーダーに言ってみよう！！』

と、拘りぬいたマスの養殖場を

中園リーダーに見てもらった。

中園リーダー

『うん！！完成！！！！』

ちびっこ達『やった～～！』

最後は、取水溝と沢の間の土を掘って

ついに放流！

『どう？流れるかな？』

『きたきたきたきた～～！！』

マスの養殖場づくり

完成だ！！！！

抱き合って喜ぶちびっこ達。

その時、時間は１５：１５。。

喜びたいところじゃが

喜んでいる場合ではないのだ

残すは、物置小屋作りじゃ。。。

お前たち、走れ～

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第62陣（20）真夏のちびっこ開拓隊『ファームで出来るいろいろ』

ちょっくらここで、ちょっと一服

『これはCMです』

昨日、シーソラプチ川での

ラフティングぅ～～～

だったよな

このブログを見てくれているみんなは

『真夏のちびっこ開拓隊』たのしそう～～って

思ってくれたんじゃないかな

じゃが、実は

キッズコムファームでの楽しみ方は

夏だけじゃねぇべ

キッズコムファームでの楽しみ方は

ちびっこ開拓隊だけじゃねぇべ～～～

ちょっくらここで

キッズコムファームの楽しみ方を紹介させてけれ

キッズコムファームは

実は・・・

◎家族でも

◎大人だけでも

◎ファミリーでも

◎社員研修としても

楽しめるんだべ～

そして、開拓だけじゃなく

ファームでできる

アクティビティも盛りだくさん

夏は、どんころ野外学校さんにご協力いただき

シーソラプチ川でラフティングぅ～

じゃが、

キッズコムファームの敷地内でも出来る

『スーパーアクティビティ』が

たくさんあること

みんな、知ってっか？？

ちょっくら紹介させてけろ～～

まずは北海道と言えば、冬。

ウィンターシーズンに出来る事を紹介するべ

ファームの冬は、

辺り一面真っ白の大雪原になるんだべさ

冬の“アクティビティ施設”と言われると、

北海道には沢山あるが
ファームのアクティビティは・・・

一味も二味も三味も違うんだべ！！！
 

30ヘクタール（東京ドーム７個分）にも及ぶ、

この大雪原の中を貸し切り＆独り占めして、

思う存分遊びまくれる

北海道のアクティビティ施設だと、

15分●●円とか、●周●●円とかって言われちまうだろ？

このファームでは、

乗りたい放題！

コースも自由じゃ

自然のそのままの地形、

誰も踏み入れてない降り積もった新雪の中を

一番最初に滑走できるスリルといったら、

そんじょそこらじゃできない経験だべ

さあ、そんな『キッズコムファーム　スーパーアクティビティ』を

順番に紹介していくべ

①スノーラフティング

子供から大人まで大人気のアクティビティ

自然の地形を生かした、他にないコースを、

スリルとスピード、

パウダースノーも満喫できるべ

②スノーモービル

最高時速150㎞を超える、最新式のスノーモービルで、

スピード感はもちろん、思う存分冬を楽しめるぞ

③スノーバイクライド

これは大人1番人気のアクティビティだべ。

大自然そのままの敷地内を自由自在に走れる

新雪のパウダースノーの上を、滑る様に走る感覚は、

他では体験できないべさ

④スノーバギーライド

冬は雪や氷の上での、

ドリフト走行がスリル満点じゃ～

⑤ワカサギ釣り

真冬、かなやま湖の凍った水面に穴をあけて、

ワカサギ釣り体験

何匹釣れるかな

釣ったワカサギは、

そのまま天ぷらにして食べるのがうんまいっ

⑥スノーチューブ

子供にも大人にも大人気ファームの

なんまらでっかい丘を上から下まで、勢いをつけて滑る

⑦スノースクート

簡単そうに見えて、ちょっとコツがいるんだべ

初めて挑戦する人たちは、何度もこけて、

どうやったら上手くできるのか・・・

と、ハマりだしたら止まらないんだ

⑧そりすべり

ちびっこに大人気

二人乗りしてみたり、

後ろ向いて乗ってみたり楽しみ方は自由じゃ

⑨かんじき

このかんじきを履いて、冬のファーム内を探検じゃ

野生のウサギ・キツネ・シカ・リスなどが

みんなをお迎えしてくれるべ

などなど・・・

どれもこれも、なんまら面白いっ

この夏が終わったら、北海道はあっという間に冬じゃ。

ここでしかできない経験がある。

今年の冬は、

キッズコムファームで、

スーパーアクティビティを体験しに来てけれ～

↓キッズコムファームHPはこちら↓

https://www.kidscomfarm.jp/

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第62陣（19）真夏のちびっこ開拓隊『やり直しの連続』

さあさあ

第６２陣ちびっこ開拓隊

６日目の朝じゃ

長いようであっという間じゃな～

昨日はたらふく食べて

みんなで大爆笑して…

さらに仲良くなって、パワーアップしたであろう

第６２陣

今日は開拓ができる最後の日。

明日は帰る日だから、開拓する時間なんてねえぞ。

だから何がなんでも今日完成させねえといけねえんだべさ

本日の天気は曇り。予報は時々雨じゃ。

最高気温は２８℃。

まずは朝ごはん

ファーム野菜と玉子のオイスター炒め 

いろいろ野菜のサラダ 

自家製いりこと昆布だしのほうれん草と豆腐のみそ汁 

釜炊きごはん

ゆっくりしている暇もねえ。

ちゃちゃっと食べて開拓に出発じゃ

出発前に、オラと隊長からみんなに大切な話をしたべ。

『まず、今日の１６：００が達成期限。

ここで達成させなかったら、もう後はない。

お前たちはまだ、時間の意識が低い。

時間は無限じゃないぞ。きちんと時間を意識して考えて行動する事

そして、返事はしているけど…

なんだか”返事しとけばいい”と思ってないか

返事はすればいいってもんじゃない。

ちゃんと相手の言っている事を理解して、

気持ちを込めた返事をしなさい。

あとは、まだ目を見て話ができてないものもいる。

初日からずっと言っているはずだ。

簡単なこともできないやつは

大きな事も成し遂げられるはずがない。

今のままだったら、みんなで達成させることはできないと思う。

でも、お前たちの意識が変われば絶対に達成できる。

今言ったことをもう一度よく考えて、今日は開拓にあたること』

さあ、泣いても笑っても今日は１６：００まで

やるべ

まずは、物置小屋チーム。

完成までの道のりはあと、

①南面の内壁の作成

②床にレンガを敷く

③棚の組み立て

④ドアの設置

だ。

なんども言うが、これを１６：００まで

物置小屋チームは、みんなで黙々と進める。

サボるちびっこも、今はもういない。

しかし、

『ん～～～合わない…』

『なんでだ』

『ちゃんと計れてなかったのかな…』

と、やり直し。

一つ一つの物も大きい分

やり直しと言う作業が、かなりの時間を食うのじゃ。

みんな、開拓に対してはすごく真面目じゃ。

でも”正確に”というところがまだ出来ちゃいねえ

このやり直しの作業がどれだけ、時間を無駄にしているか‥

そこに気づけば、作業は上手く進むのだが‥‥。

『だめだ。またやり直しだ‥』

その連続。。。。。

一方でマスの養殖場づくりは

あとは

①池の底へ石を敷く 

②網の設置 

③土手の成形 

だ

どうやったら隙間なく石を敷き詰められる

と、考えるちびっこたち。

『バラバラに石を入れると

どこに石を置いたか分からないから、

端から入れていこう』

という事で進めていく

昨日運んできた石を

池の側まで持って行く。

『おっとっと～』

と、バランスを崩してガシャーンと石が零れ落ちる

”石を選ぶ役”と”池に石を敷き詰めていく役”に

役割分担を決めて作業を進めていくべ

途中

『やばい！石が足りないね』

ということで、

急いで4人1列になってバケツリレーで石を運ぶ

『なんか…もうちょっとうまくできないかな』

と、効率の悪さに気づいたちびっこ達は

2人1組で運ぶことにやり方を変えた

”効率”を考えらるようになってきたさ

そして、池の床に石を敷き詰めていくが・・・

池底は泥で見えねえから

自分の足の裏の感覚がたより。

『あ、ここだ。石頂戴』

『はい、これ』

『もうちょっと小さい石ある』

『あるよこれはどう』

と、しっかり連携して作業も出来ている

『げ～～また長靴に水入った』

と、池の中に足を入れて作業をするちびっこ達は

もはや、長靴の意味をなしてない程に

足元はびっちょびちょ

『あ～、一回靴脱いで水だしてきたら？』

と、もうへっちゃらなようじゃ

マスの養殖場は、あと少しで完成が見えている。

問題は物置小屋じゃ。。。。

マスの養殖場づくりのちびっこ達は

『マスを先に完成させて、物置小屋の方やらないと』と

まずは一刻も早くマスの養殖場を完成させようと

急いで作業を進めている。

あっという間に、午前中の作業が終了

残りは、お昼ご飯後の約３時間。

もう誰も、サボるちびっこもいない。

みんなで開拓ができている。

でも…進みが遅い

それななんでだ？

やり直しの作業が多いからだ。

果たして完成できるのか‥‥。

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