近現代史をしっかり学ぼう!
「歴史」と言うと古代史や中世の歴史もあるが最近私が関心を持っているのが「近現代史」である。
「近現代史」は現代と密接なつながりのある時代である。
歴史的事実は正確でなければならない。
建築物の基礎のようなものである。
現実政界を構成している様々な事象の原因は過去の歴史の中にあるが、もしやその歴史の事実とされるものが改竄されたり、捏造されたものだったらどうだろうか。
それは基礎工事のデータを捏造して、硬い岩盤に打ち込まれていたと思っていいた基礎が宙に打浮いていたとか、基礎工事の鉄筋が手抜きで実は不足していたとか。建物が傾いたり最悪の場合は建物が崩壊して人命にも損傷をもたらすことになる。
嘘偽り、隠蔽や改竄、捏造など不法行為の結果は悲惨である。
実は実際の歴史というのは厳格である。偽りを以てしたものは必ずその結果を自分自身が背負うことになる。それが歴史の教訓となる。
我々が学校で学んだ歴史にも嘘や偽りがあることを知らなければならない。様々に出版されたり書籍になった情報にも嘘があるかもしれない。
歴史はそれを厳格に見る眼が無ければ偽りの泥沼に足元をすくわれてしまう。
近現代史・・・
日本を取り巻く歴史では、日本国にとって存亡の危機に瀕した日米戦争の真実を知る必要がある。
また近隣国との関係では日中戦争や日韓併合とその時代などについての正しい歴史認識が必要である。
真実を見れば未来が見えてくる。しかし、虚偽やねつ造の事実にとらわれていたとするならば破局と破滅が待ち構えているかもしれない。
日本を取り巻く歴史の認識においてはいまだ真実が歪められた状態が続いている。普通に事実だと思っていたことのかなりの部分が虚偽であったり偽りであったりする。学校で習ったり一般に教えられてきたことにも偽りが多い。
しかし幸いなことは、近現代史には様々な事実に基づいた膨大な資料が存在している。我々に真実を求めようとする心と取り組みがあれば真相を明らかにすることができるいい時代である。
これからは、どこのどのような国や地域、民族や企業、団体にしても、事実と真実に立脚したものが残っていける時代である。
偽りに手を染めて、違法行為を繰り返してきた企業が様々にその実態が明らかになり淘汰されていっている。
ブラック企業や団体、国や地域にしても偽りのあるものはそう長くは続かないだろう。
盲目ほど恐ろしいものは無い。
「近現代史」しっかり学んだところが今後の世界をリードするものになるだろう。