永遠性を保つためには、相反するものをも融合しなければならない。
だからイエスも「汝の敵を愛せ！」と教えたのである。
正分合～すべて背反するかに見えるものをも融合してひとつにしたところが、神の創造理想の世界である。
神の創造理想の世界実現を目指された再臨主としてのお父様も、生涯、敵を愛し、怨讐を愛し続けられた。
敵対するものをそのままにしては、創造理想の世界を実現することが出来ないからである。
時には愛する妻や子をさておいても、怨讐圏にある弟子たちや世の人々を愛し続けられた。真の家庭を寂しくさせられたのは、そういう原則の故であり、最終的にすべてが和合し一つになるためであった。
その事を深く理解して歩むことが大切です。
最終的に真の家庭が一つになり、真の家庭と祝福家庭が一つになり、そしてすべての人類が神のもと一つの家族に結ばれて行くのがある。
「別れ争う国また家は立たず」
上下、前後、左右が、すべての怨讐も異なる文化や習慣も越えて一つに結ばれる世界の実現である。
サタンが、いるならば、そのサタンはすべてが一つになることを妨害し、別れ争うように仕向けて行くであろう。
私達の心の中の怨讐は、他を差別し否定し一つになることを妨げようとする心である。
すべてのことは、いずれ時を経ることなく明らかになって行くものである。