「まじめに考えてみよう」
少し冷静になって今日という一日をどのように送って行くのか!
歴史の中にどのように貢献できる~生甲斐ある生き方ができるのか!
人生にはチャレンジが必要である。しかしその基盤はこれまでの自身の人生であり、それらは我々の先祖から受け継いできたものである。
また我々の存立の基盤は国家や社会、所属する組織や企業にも左右される。
存立の基盤が揺り動かされたときは我々はどのように対応したらいいのだろうか!
「天は自ら助くるものを助く」と西洋の諺にあります。
一般には聖書からきている諺では!と思われているようですが、実は違うようです。
絶対的に神に、キリストに頼みなさい!というキリスト教からしてみると「それはちょっと違うよ!」となるようです。
み旨の成就⇐神の責任分担+人間の責任分担 という考えからするとこの諺は納得です。
とかく宗教とか信仰というのは神様や救い主を絶対化して何から何まで依存する傾向に陥りやすいものです。そうしてとかく人間自身の努力を忘れてしまいがちです。そして犯してはいけない過ちは自分自身の過ちや努力の不足を他者の責任に転化してしまいやすいということです。
「まじめに考えてみよう」というのは現実に引き起こされている様々な問題や課題を事実と現実に即して検討してその誤りや間違いを自ら正す努力をして行こうということです。
絶対者あるいは誰かを絶対化してそこに依存して自ら努力したり、自らを省みることを忘れると結局自ら自身が道を外れていてもそれに気付かず、とんでもない結末を迎えてしますこともあると言うことです。