みなさん、こんにちは毎月院内向けに発行している「花川病院DIニュース11月号」をブログでご紹介します
先月のDIニュースではドライアイについて治療薬を中心にお伝えしました。今月は眼科領域第2弾として白内障と治療薬についてお話をしたいと思います
白内障は、目の水晶体という部分が白く濁って視力が低下する病気です白内障はさまざまな原因で起こりますが、多くは加齢によるもので、加齢性白内障といわれています。最新の統計によると70歳を超えると症状が無い人も含めて80%以上の方が白内障を患っているとも言われています
白内障の原因となる水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきを持っています通常は透明な組織ですが、白内障では白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなってしまうのです
視力の低下や目のかすみが日常生活に支障がない初期の段階では、点眼治療が基本ですただし、薬を使用しても水晶体が透明に戻るわけではなく、あくまで白内障の進行を抑えることが目的です。(カリーユニ点眼液、タチオン点眼液)詳細はDIニュース本誌をご覧ください
いかがでしたでしょうか?少しでも、白内障と薬について知識を深めて頂ければ嬉しく思います。何かわからない事があれば、花川病院の薬剤師にお気軽にお尋ねくださいね。(薬局 長谷川)