誰が呼んだか令和8年千葉豪雨・・・あれから半月が過ぎたが今もその爪痕は残っている

 

連日ニュース番組で流れた映像には住まいや職場のあるよく知る街並みが映し出され、通勤で使うルートは今も通行止めが解かれていない状態です。

 

ここ数年で頻繁に聞くようになった線状降水帯や新設された大雨特別警報レベル5も、まさかあれほどの大雨になるとは思っておらず正直ナメてました。

 

平年8月に降る平均雨量の3倍ほどが半日で・・・差してる傘に重みを感じるほどの大粒の雨が夜通し降りました

 

いたるところで小規模な地滑り・土砂崩れがおきて路肩がアスファルトごと崩落しています

 

千葉県全体の水没による不動車両は優に一万台を超え、いまだ大型店舗の駐車場などがレッカー待ちの仮置き場となっている状態です。

 

これが地球温暖化というものなのか 亜熱帯地域入りする日も遠くないかもしれません

 

日本の美しい四季も夏と冬だけになったりして

 

 

 

 

むかし御前崎の浜辺で砂のなかに隠れていたエイを踏んずけて下腿に怪我を負ったのですが・・・

 

その毒針の傷が癒える前にゲリラ豪雨で冠水した住宅地への配達があり、みごと破傷風菌に感染し死にかけた経験から内水氾濫の澄んだ水でもトラウマとなっています。

 

お盆休みの房総半島を襲った今回の自然災害では自宅も営業車にも被害はありませんでしたが、近くに住む友人の家が水没したと聞いて後片づけのお手伝いに行かないワケにはゆきません。

 

雪かき用ママダンプとケルヒャー洗浄機を愛車に積んで・・・短下肢装具とゴム長作業着(ウェーダー)のフル装備で任務にあたります。

 

冠水した茶色の水の中には流石にエイはいませんが(笑)どんな突起物が流されてきてるか判らないので一歩一歩を慎重に。

 

しかしそこは硬質プラスチック装具の安心感!つるつる滑る堆積した泥の中でも、しっかりと床面の接地感もあって不安なく作業は進みます。

 

(ヤフー株式会社 防災の日啓発ポスターより)

 

 

ここでふと半身麻痺の身体におこった変化を実感するのです

 

自分は入院中から『この短下肢装具にずっと頼りっきりでは筋萎縮が起きる』と信じていて、理学療法士さんからまだ早い!と怒られながらも下腿の15ある筋肉に呼びかけてトレーニングしてました。

 

※支えに頼ることで足首やふくらはぎの筋肉を使わなくなり、筋力の低下や筋萎縮(不使用)が起きやすくなります。

 

装具が支えてくれるため本来の歩くために使うべき筋肉が衰え、同じ角度で固定状態が続くため足関節の動きも悪くなるという訳です。

 

ただし公共交通機関を利用する時や長時間の立位が予想される行程では、短下肢装具は欠かせません!行列のできるラーメン屋さんに並ぶ時にも心強い味方です。

 

 

 

 

私が最初にそれを感じたのはトイレで立って用を足している時でした

 

全身の脱力でうっかり気を抜くと膝から崩れ落ちそうになるあれが起きなくなってる

 

健側左足と比べると筋肉に張りもなくシルエットも頼りないのですが、室内で装具を脱いでいる時の足指の変形(クロートゥ)が起こる頻度も減ってきました。

 

蚊に刺されても解らなかった麻痺足がいつの間にか痒く感じるようになってたり、親指の巻き爪に痛みが戻ってきたりして(笑)嬉しいような悲しいような。

 

やはり戸塚ヨットスクールや富士山麓地獄の訓練を知るマゾ野郎の私は、装具なしで2時間ただ立ってるだけというスパルタ式リハビリテーションは成果があったのだと思いたい。

 

 

椅子に座ると敢えてクローヌス(筋肉が勝手に緊張と弛緩を繰り返しガクガクするあれ)を起こして放置する自己流EMS療法?を続けた結果、僅かながら足首と膝の動きが出てきて床で蹴っ躓かなくなってきました。

 

室内で裸足のときに親指をひっかけると痛いんですよねえ(笑)たとえ軽度の巻き爪でも

 

足底筋にも柔軟性が戻ってきて土踏まずのアーチが生む弾力を感じた時は、嬉しくなって泣いちゃいました!もう足の裏がツルこともなくなるのかな。

 

こうなってくると装具を履いて歩きまわっても素材のもつ撓りを活かした歩行ができるからか、すねのベルト部分の擦れなどの違和感もなく長時間の使用でも疲れずに履いていられるようになりました。

 

 

 

これまで冷たい水だとか冷房によって痙性が強まり各部に強張りが出てしまうので、いつでも身体を冷やさない事ばかり意識していたのですが・・・

 

この春からお湯を使わないで手を洗うようにしてみたらここでも変化が現れたのです

 

突然エアコンの効いたファミレスなんかに入ると瞬間的に麻痺側の手先が凍りついたように動かなくなっていたのが、今では箸ぞうくんで米粒がつまめる程度には自由が利くんです!これは発見でした。

 

血圧の管理は続けつつ湯船でもシャワーでも温度に変化をつけて、眠れる脳機能を揺さぶり起こす感覚刺激は私には一定の効果があることが判りました。

 

脳機能障害による半身麻痺のリハビリテーションには“騙し”と“慣れ”と“忍耐”が必要です

 

骨惜しみ傾向の私にはそれらに加え“スパルタ的”な要素が良かったのかも知れません

 

 

 

さあそろそろ近くの公園にある健康歩道(足つぼ刺激ロード)に行ってみようかな