第21回フォーラム「医療の改善活動」全国大会in仙台で発表しました。 | 花川病院のブログ

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外はすっかり雪景色になりました。

 

11月15日16日第21回フォーラム「医療の改善活動」全国大会in仙台がありました。

 

特別講演は「森は海の恋人 人の心に木を植える」 畠山重篤先生

畠山先生は気仙沼の漁師で牡蠣養殖に取り組まれています。

30年前牡蠣の身が真っ赤になり血牡蠣と呼ばれ、その原因が海に注ぐ川、

さらにその上流の森が原因であることに気づきました。そこから森に木を植える活動、

子供への環境教育に取り組まれています。その活動をお話ししていただきましたが、

本当に心に響く素晴らしい講演会でした。

 

今回は2題発表しました。

「介護福祉士の情報収集統一化と電子カルテの運用見直し」

チームの一員として多職種からのADL変更など患者情報をタイムリーに収集し

適切なケアを提供したいが、介護福祉士が情報収集する方法があちこちに混在していました。

今回、患者情報の統一化に取り組みました。電子カルテ運用マニュアル作成、勉強会、入力に慣れる、

情報の整理など取り組み、全員が電子カルテからタイムリーに情報収集、発信ができるようになりました。

今後もチームの一員として役割を果たしていきます。

 

「回復期リハビリテーション病棟生活でのFIMの向上」

当院のFIM利得は全国平均と比較すると高いが、在院日数が長く、2jヶ月で比較するとFIM効率が低く

項目により利得に差が見られた。そこで更衣上・下、移動に着目し2ヶ月時点のFIM利得を

全国平均を上回ることに取り組みました。

介助方法の統一や環境整備、FIM早見表作成で意識向上など取り組み目標を達成しました。

今後も質向上に取り組みます。

 

2題とも堂々と発表し質疑もしっかり対応していました。

花川病院をアピールすることができました。

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また今回は講評者や審査員も務めさせていただきました。

全国の病院、施設の発表で参考になる取り組みもたくさんありました。

 

今後もTQMの手法で医療改善活動に取り組んでいきます。

                           看護部・リハビリテーション部