皆さんこんにちは!
伊藤敬佑です。
世の中には、給料の安い人と、給料の高い人がいます。
その分かれ目は何だと思いますか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191204/19/kebvbitoskebabu/c5/b4/j/o1920128014660725516.jpg?caw=800)
「仕事の大変さ」?
いやいや。仕事の大変さでいうと、深夜のコンビニのアルバイトや、
真冬の警備員なんて、メチャクチャ大変ですが、いわゆる「高給取り」ではありません。
「技術力」?
たしかにひとつの分野のなかで考えれば、技術力が高いほうが給料も上がりそうですが、
「スーパーのレジ打ちの技術と、野球選手の送りバントの技術はどっちが上か?」なんて比べられません。
収入の大きさを決めているのは、「大変さ」でも「技術力」でもなく、
「希少価値」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191204/19/kebvbitoskebabu/a0/c2/j/o1920119514660727200.jpg?caw=800)
「100人に一人の人材」になるか、「100万人に一人の人材」になるかで、
収入は変わってきます。
コンビニのアルバイトさんよりも、ホリエモンのほうが収入が高い理由はそこにあります。
ただ、「100万人に一人」というのは、確率でいうと「オリンピックのメダリスト級」で、
そこに辿りつくのは、なかなか難しいように聞こえます。
でも、問題ありません。
今日は、あなたが「100万人に一人」の人材になる、秘密の方法をご紹介します!
「1万時間の法則」という法則はご存知ですか?
簡単に説明すると、「ひとつの分野に『1万時間』費やせば、100人に一人の人材になれる」という話です。
1万時間というと、毎日9時間頑張ったとして、だいたい3年くらいです。
例えば、あなたが3年間毎日9時間「プログラミング」の学習を続けていれば、
「100人に一人」の人材にはなれます。
ただ、厳しい話、「100人に一人」って、そこまで大したことではありません。
例えば、吉本興業には、お笑いに1万時間を費やした
「100人に一人」の人材が6000人ほどいます。
このなかでの勝敗は、自分の中のプライドや、自分の半径30メートル以内の人達の
評判には反映されるけれど、収入には、それほど反映されません。
それは、希少価値がそれほど上がらないからです。
もちろん「100人に一人」の人が集まった集団のトップになれば希少価値も上がるけど、
「100人に一人」の人はそれなりのレベルに達している人なので、
その中で勝ち上がっていくことは極めて難しいです。
事実、吉本興業の芸人で、「お笑い」だけで食えているのは、1割にも満たないです。
残り9割は、アルバイトで食いつないでいるのが現状です。
ひとつの分野で戦い続ける(専業)という選択は、
「希少価値を上げにくい争いに参加している」と考えたほうが良いでしょう。
簡単に希少価値を効率良く上げる方法をご紹介します!
たとえば、あなたが最初に1万時間を費やしたコトを「A」とします。
「A」に1万時間を投下して、「100人に一人」の人材になったならば、
次は、まったく違う分野「B」に乗りこんで、そこで1万時間を費やします。
それで、「B」でも「100人に一人」の人材になります。
この「A」と「B」の両方を手に入れると、その人は、
(100人に一人)×(100人に一人)=『1万人に一人』
この瞬間に希少価値が一気に上がります。
ただし、注意しなければならないのは、
「A」と「B」は、なるべく離しておくこと。
「A」と「B」を結ぶ線上が仕事の需要だから、たとえば「サッカー」に1万時間を費やして、
「フットサル」に1万時間を費やしても、細かく見れば、
「1万人に一人」の人材には違いないけど、仕事の幅はかなり狭いです。
目安としては「◯◯のクセに」と揶揄されるぐらいが丁度良いです。
「芸人のクセに絵本を描きやがって…」
「サッカー選手のクセに飲食店開きやがって…」
「タクシードライバーのクセに英会話講師をしやがって…」
こんな感じで、掛け合わせることはなるべく離しておくと、
あなたの希少価値はぐんと上がります。
「A」に1万時間を投下し、「B」に1万時間を投下して、「1万人に一人」の人材になったら、
次は、まったく別の分野の「C」に乗り出して、
今度は、そこに1万時間を投下してみましょう。
「C」でも「100人に1人」の人材になれば、理屈は一緒です。
次は、(1万人に一人)×(100人に一人)=『100万人に一人』になれます。
そして、「A」「B」「C」の3点を結ぶと、三角形ができます。
さっきまでは「A」と「B」を結ぶ“線上”が「需要」でしたが、
今度は「A」と「B」と「C」を結んだ三角形の“面積”がキミの「需要」になり、
仕事の幅は一気に広がります。
この面積の広さが、「この人なら任せてもいいかも」という
信用につながるのです。
そして、あなたがこの信用で年収1000万になれたとします。
その時、さらに収入を増やしたければ、
その信用をフルに使って1000万円のお金を生まないほうが良いでしょう。
お金にするのは700万円程度に抑えておき、
残りの300万円を生むハズだった時間を使って、
まったく違う分野の「D」に乗り出すのです。
そして、「D」でも「100人に1人」の人材になれば、
あなたは『1億人に一人』の人材になれます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191204/20/kebvbitoskebabu/7f/77/p/o0870062814660777920.png?caw=800)
こうして、複数の職業を掛け持つ「複業家」になることで、
お金を生む力がグンと膨れ上がるわけなのです。
もちろん、こんなに簡単には事は進みません。
信用を拡大していく途中でつまづくこともあると思います。
ただ、この話から言えることはひとつだけあります。
収入を増やすということは、つまり「信用の面積」を大きくするということです。