カウンセラー中島知賀です。
 

生きづらさの根本を紐解いて癒す

【深い傾聴によるカウンセリング】をしています。

 

7月20日木曜日、岐阜産業保健総合支援センターにて「事例から学ぶメンタル不調者の復職ポイント」について、研修をさせていただきました。

ご参加、ありがとうございました。

 

 
 
 

メンタル不調者の職場復帰は、

 

組織内のメンタルヘルス担当者の方(衛生管理者等)、人事労務管理者の方、管理監督者の方だけに任せるのでは、上手く行きません。

 

主治医、産業医(保健師の方がおられる所は保健師の方も)、事業場外資源の専門家(カウンセラーなど)と情報を共有し、連携をとりながら、チームでケアすることが成功の鍵となります。

 

「いやいや、そこまでメンタルヘルスの仕組みができていないよ」

そんな声も、たくさん聞こえてきます。

 

「だから、管理監督者任せ、担当者任せで、ほんとうに困っているんですよ」

 

そんなときこそ、ぜひ、事業場外資源を活用して、相談をしてみてください。

 

研修でも質問をしてくださいね。

 

衛生管理者の方も、人事労務管理者の方も、管理監督者の方も、メンタルの専門家ではない皆さんが、組織の中で復職者の支援をする役割を果たしていくには、

 

やはり、専門家と連携することはとても大事だと思います。

 

そして、

「自分の立場」で「出来ることと、出来ないこと」を区別しながら、支援をすることが大事です。

 

みなさんが出来ることというのは、組織内での仕事配慮や、通院服薬の確認、そして、通院できるような仕事配慮、復職者のいる上司や復職した職場のフォローなどです。

 

「みなさんが出来ないこと」というのは、心のことや症状についての対応の仕方などです。メンタルの専門的な部分です。

 

専門家に相談したり、事業場外資源をうまく活用しながら、連携していくことが大事です。

 

今後も、同じようなテーマで繰り返し事例を通しながら休職、復職支援についてお伝えしたいと思っています。

 

本日もお読みいただきありがとうございました♪

 

岐阜産業保健総合支援センターの私の担当セミナーは9月、10月です。よかったらご利用くださいね。

 

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■産業カウンセラー実技試験対策の過去記事は↓からどうぞご覧ください。お役に立てば幸いです。
産業カウンセラー実技試験対策①

その②

その③

その④

その⑤

その⑥

その⑦

 

【事例から学ぶメンタル不調者の早期発見と対応について】