カウンセラー中島知賀です。

心の自己治癒力が働き出す

【深い傾聴によるカウンセリング】をしています。

 

 

<カウンセリングにおける傾聴>について、シリーズでお話しをしています。

 

【産業カウンセラー実技試験に向けて】そのです。

実技試験の参考にして頂けたら幸いです。
今回は、実技試験<これが大切>をお伝えします。

 

服装、挨拶・・・服装は、清潔感、落ち着きがある服装がよいように感じます。試験官への挨拶は、笑顔でしましょう。深呼吸して、身体全体の力をふ~っと抜いて、部屋に入るといいですね。

 

実技試験は、5分か、10分か分かりませんが、カウンセリングプロセスでは、<最初の関わりから、信頼関係をつくる面接場面>です。これを、念頭に置いて臨みましょう。

今日は、聴き手の視点からです。

 

関わり技法・・話し手、聴き手がお互いに確認して、椅子の位置を決めます。身体の力をふ~っと、抜いて、肩を下げて、リラックスします。聴き手が緊張していると、緊張が話し手に伝わります。

 

簡単受容・・・多少、オーバーかと思うぐらいに、<うなづき、あいづち>を打ちましょう。この記事とこの記事をご覧ください
<うなづき>は、ゆっくりと、大きく、多めに反応しましょう。
<あいづち>は、ゆっくりと、低め声のトーンで、バリエーション豊かに、たくさん返しましょう。多くの方が、反応が少ないです。

 

「はいはい、ええ、ええ」「なるほど、ほ~」「ああ、そうなんですね」「うんうん、そうですか」「あ~、なるほど・・・」などなど・・。そのときに、話し手の気持ちを感じながら、反応していることが大切です。感情の伴わない<うなづき、あいづち>は、「形だけ」になり、話し手は「ほんとうに分かっているのかな?」伝わります。

 

くり返し・・・話し手の話の中で、何度も繰り返されている点を、そのまま繰り返して伝えます。

 

伝え返し・・・(産業カウンセラー協会で、現在は、技法の名前をどのように教えているか?ちょっと今は分かりませんが、かつては感情の応答とか、感情の反射などと言われていました)共感的に理解したことを「あなたのおしゃっていることは、○○ということでしょうか?」と、聴き手が共感的に理解したことを、話し手に確かめてもらうという姿勢で、伝え返します。

 

 

実技試験の短い時間(5分、10分)では、ほとんどが<うなづき、あいづち>と、<くり返し><伝え返し>が少しできるぐらいです。意味への応答や、要約はできないと思います。
大切なのは、5分、10分の時間に

話し手が、どんな気持ちで事柄を話していたのか?

何を分かって欲しかったのか(主訴)?を感じながら聴いていることです。

次回は、話し手の視点からのお話しをします。私の受験は、20年近く前になりますが、試験前に、「振り返りがもっとも大切」と言われたことがあります。今になってみると、確かに<振り返り>がとても重要なポイントだと感じます。

 

傾聴の基礎のお話を書いています。

みなさんの傾聴の学びの一助になれば幸いです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました♪

 

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