カウンセラー中島知賀です。

心の自己治癒力が働き出す

【深い傾聴によるカウンセリング】をしています。

 

 

<カウンセリングにおける傾聴>について、シリーズでお話しをしています。

 

【産業カウンセラー実技試験に向けて】その⑦です。

参考にしていただけたら、幸いです。

 

⑦は、まとめです。

 

1、ありのままであること。できなかったことも、できたことも、素直に振り返りで言えることが大切です。

 

2、誰でも、試験の時には、多かれ少なかれ緊張します。逆に、緊張しない人がいたら、ビックリですね。

ですから、緊張する自分を受け止め、自分に受容的、共感的な言葉をかけてあげましょう。

 

3、聴き手は、カウンセリングプロセスの初期の傾聴技法です。信頼関係をつくる面接場面を念頭において聴きましょう。

力を抜いて、リラックスしていること。うなづき、あいづち等の簡単受容、くり返し、伝え返しが、話し手の気持ちを感じながらできているかどうか。

 

4、話し手は、実際のカウンセリングでは自由です。しかし、試験では、傾聴できる力を見られています。より、自己一致した在り方であるか?です。それは、「話し手が、どれだけ自分の感情を受け容れていて、感情の言語化ができるか?自己開示ができるか?」を通して、「感情を受け容れ、感じられる力、感情を言語化する力」を評価されているのだと感じます。

自己受容と、他者受容は比例関係だからです。

 

5、聴き手、話し手ともに、「どんな気持ちを分かって欲しいのか?」主訴を共感的に理解して聴く(話す)ことです。振り返りで、短く言語化できること。

 

6、聴き手、話し手ともに、それぞれの立場から「どんな技法、応答が具体的にあったのか?なかったのか?」「それによって、話し手がどうだったか?自由に話せたか?どうか?どんな気持ちが分かってもらえて、どんな気持ちが動いたか?など」を振り返りで、言語化できること。

 

 

詳しくは、今までの記事をご覧ください。試験に向けての記事は、あくまでも私個人の主観ですので、現在のカウンセラー協会の傾聴トレーニングの実技指導者の方々のアドバイスを中心にして、取捨選択してくださいね。

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その①】

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その②】

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その③】

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その④】

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その⑤】

【産業カウンセラー実技試験に向けて~その⑥】

 

試験を控え、年末年始も気が休まらないですね。また、金曜日あたりから、急に寒くなってきました。体調には気をつけて試験勉強を頑張ってくださいね。

 

 

傾聴の基礎のお話を書いています。

みなさんの傾聴の学びの一助になれば幸いです。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました♪