コロナ禍の前から、ずーーーっと悩んでいた空気清浄機。


アメブロを書き始めた理由の1つでもある。

 

 

この話は、去年2021年から少しづつ書いていた。

ようやくまとまってきたので順次up。

 

将来これを見て、ここに書いたことが自分の判断として間違っていたのか否かを確かめたい。

 

 

このAirdogの話、書き溜めしていたら、超大作になってしまった。

 

■Airdog日記 全10話(予定)

 

1. X3s発注→到着の話 ←今回

2. 外装と内部構造を調べた話
3. 製造会社と「米国特許」を調べた話
4. 性能試験結果を調べた話
5. TPAフィルターを掃除してみた話
6. 買った理由:部屋換気の限界
7. 買った理由:HEPA式空気清浄機の限界
8. 故障?弱点判明・置き場所変更の話
9. AirdogX3s使用レビューまとめ
10. HEPA式空気清浄機との違い

 

■おことわり

 

パパオは「Airdog推奨派」ではない。

 

使ってみて、使用方法・日本の気候・住宅環境が原因で、Airdogが決して万能ではなく、得意・不得意があることが分かった。

そのあたりもちゃんと別の回で掲載予定。

 

 


 

  買ったのはAirdog X3s

 

■Airdogのラインナップ(製品種)

 

CS放送を見ていると、不可解なほどあちこちでCMを見かけるAirdog。

 

ラインナップはX8Pro、X5s、X3s、

そしてHPやCMではあまり見かけない「Airdog mini」

計4種。

 

※「mini」を見かけないのには理由がある。2022/4/1現在、Airdog miniは入荷予定が未定になった。おそらく中国での生産工場が再コロナ禍か、半導体不足起因。

 

 

 

 

よくCMで見るのが真ん中の「X5s」。

 

 

2021年冬に決心し。

 

販売代理店HPで「Airdog X3s」をポチった。

 

代理店サイトから、Amazonアカウントで決済可能。

ただしお届け日時は指定不可。

 

 

■X3sを選んだ決め手は「大きさ」

 

「X5s」対応スペースが42畳=65m2。
スペースも重さも、そしてお値段も我が家には大きすぎた。
 

ふん。

どうせ狭い家っすよ。

「X3s」31畳対応、48m2。
フツーのマンションのリビングって12~15畳ぐらいでしょう?

え?違う?
まぁいいだろ。

これくらいの畳数で十分。

どうせリビングには使わないし。(詳細後日)

 

■「○畳対応」とは

 

正確には「適用床面積」

 

 

■(空気清浄機の)適用床面積(目安)

 

規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できるお部屋(※)の広さを表しています。
※天井の高さ2.4mで算出しています。

 

参考:JEMA 日本電機工業会

 

 

  Airdogは高額なのか?

 

Amazon等レビューで見られる、

「Airdogは高い」の不評

 

だが、これは正しいんだろか?

 

 

■Airdog国内販売価格(再掲)

 

 

上記価格は国内販売価格で最低価格。

※2022/5/1現在

 

国内でこれ↑以上安い価格は、個人輸入または中古品。

個人輸入は補償が無いので絶対にオススメしない。

 

 

■アメリカでの販売価格

 

まずはAmazon/USA regionで価格を調べた。

 

 

画面が小さいので価格表記部分を拡大。

 

2022年4/16時点為替レート¥124.6/$換算

Airdog X3 ¥  62,175

Airdog X5 ¥  80,865

Airdog X8 ¥149,395

Airdog X5sでUSの方が2万安い。

 

 

■中国での販売価格

 

Aribaba.comで調べた。

 

 

2022年4月現在為替レート(¥19.6/¥)換算

Airdog(たぶん)X5  ¥ 74,400

 

中国の方が2.6万安い。

無関係だけど人民元も「¥」マークだって、えぇ知ってましたよ。ややこしい。

今現在(2022年4月)、社会情勢起因で円安進行中。

日本代理店もすでに輸入済の在庫が薄くなってくれば、値上げするのではと想定。

 

 

たしかに中国とアメリカでの販売価格の方が安いことは分かった。

 

 

■輸入品だからコストはかかる

 

Airdogは中国製。

日本で使うなら、当然輸入扱いとなる。

 

輸入には、以下のコストがかかる。

 

1. 国際送料

 

重量制。Airdog X5sが11kgとして、中国→日本で1個だいたい1~2万

もちろん代理店がまとめて大量輸入してくれれば値は下がる。

 

参考値:

FedEx-IE クラスA 22/1月時点

11kg/個:¥27,930

11kgを100個まとめて:¥1,419,000

→¥14,190/個

 

2. 保険料

輸送時の物損や到着遅延に対する保険。

かけたければかける。

 

3. 関税

家電なのでゼロ。

 

4. 消費税

 

5. 通関手数料

配送業者から請求される関税・消費税建て替え手数料。

または輸入代行料として販売代理店が輸入申告書を税関に申告する手間賃。

 

参考サイト

 

何といっても送料が大きい。

 

CIFなのかCPT/CIPなのかの細かな違いは貿易実務級の話になっちゃうので割愛するとして、はるばる遠くから海を越えるんだから、「送料無料」というわけにはいかない。

「高い」ってレビューに対してはこれ以上書くことありません。

あとは買う人の想像力に任せる。

 

 

■日本の空気清浄機も実は高い

 

最も有名な?

SHARPプラズマクラスター空気清浄機。

最新機種は2022年4月現在「KI-PX100」。

23畳対応。

Airdogで言ったら31畳対応のAirdog X3sか。

 

 

 

一瞬目がおかしくなったかと思った。

 

今どきのプラズマクラスターって9万もする!

すげー高い。

 

 

Panasonic製ナノイー空気清浄機も見てみる。

最新機種は2022年4月現在「F-VXU90」。

40畳対応。

比較すべきは42畳対応のAirdog X5sか。

 

 

7万ぐらいだな。

Airdog X5sよりかは確かに安いが、先ほど書いた輸入コストを差し引けばどっこい。

 

 

確かにコロナ禍だったから、世間が室内空気に敏感になっているのは分かるが。

 

何か便乗値上げみたいになってない?

 

トーカ堂で買えば、2万でお釣り来るよ。

 

 

まぁ、いずれにしても。

Airdogも日本製も、我が家には高いお買い物です。

 

 

 

  Airdog X3s到着したが

 

注文して13日後に来た。

ちょっと、時間かかりすぎ。

 

 

 ↑

玄関にどーん。

 

上に乗っている箱は、ついでに買った「Airdog mini」

Airdogシリーズ最小サイズ。

miniの説明は後日。

 
 
ん?
 
箱の上に、何かの袋がテープで付けられていたぞ。
 ↓
 
宅配伝票かな?
いや、伝票とは別に、書類みたいなのが見えた。
 
 
 ↑
段ボールの外側についていた袋はなんと。
買い上げ明細と、保証書だった。


ウソだろ?
保証書って普通、段ボール箱の中に入ってんじゃないのか?

個人情報が書かれた書類を段ボール箱の外側に貼るって初めてみた。
どういうことだ。
ペロっと剥がれたらどうすんだ。
パパオ予想:
製造国(中国)から輸入された段ボールを、日本の販売代理店が一度も開梱せず(再梱包が手間だし)、保証書を外にペタッと貼って国内発送しているのでは。

 


ちゃんと届いたのはいいんですが。

高額商品なんだしさぁ。
もちょっと丁寧さを考えても良かったんじゃないか?

 
大切な荷物の雑な扱いに、代理店への心証ダウン。
 
 
ただでさえ怪しさ満点のAirdog。
 
ヤバい。
これは、買って後悔するパターンになるか?
またはクーリングオフ使って即返品?
 
どのみちウチのカーチャンに怒られるかも・・・
 
 
 

 
今回はここまで。
 
 

 

 
マル