前回↓の続き。

『Airdogの話その1 X3s発注→到着→不信感。』コロナ禍の前から、ずーーーっと悩んでいた空気清浄機。アメブロを書き始めた理由の1つでもある。  この話は、去年2021年から少しづつ書いていた。ようやくまとま…リンクameblo.jp

 

 

 

 

■前回のあらすじ

 

Airdog X3sを注文したパパオ。

到着した段ボールの外側に個人情報記載の保証書が貼り付けられていた。
 

ただでさえ怪しいAirdog。

雑な扱いにますます怪しさ急上昇。

今は買ったことを後悔する一歩手前。

 

■Airdog日記 全10話(予定)

 

1. X3s発注→到着の話

 

 

2. 外装と内部構造を調べた話 ←今回

 

3. 製造会社と「米国特許」を調べた話
4. 性能試験結果を調べた話
5. TPAフィルターを掃除してみた話
6. 買った理由:部屋換気の限界
7. 買った理由:HEPA式空気清浄機の限界
8. 故障?弱点判明・置き場所変更の話
9. AirdogX3s使用レビューまとめ
10. HEPA式空気清浄機との違い

 

※今回長文なのでページ最後にまとめを書いときました

 

■おことわり(再掲)

 

パパオは「Airdog推奨派」ではない。

 

後日使ってみて、使用方法・日本の気候・住宅環境が原因で、Airdogが決して万能ではなく、得意・不得意があることが分かった。

そのあたりもちゃんと別の回で掲載予定。

 

 


 

  動作前にいろいろ調べてみる

 

◼︎付属品を確認する

 

これが、内容物一式。

 ↓

 
 
本体は、ご丁寧に布袋で包んでいた。
 ↓

 

 

付属品の包装紙を全て外してみた。

 ↓

 ↑

一番左の木製ブラシは、フィルターを洗う用のブラシ

 

ブラシは毛先がとても柔らかく、ペットのコーミング用みたい。

本当にこれでフィルターゴシゴシ洗えるのか?

 

 

■付属品1. 電源ケーブル

 

 

X3sの電源ケーブルは脱着可能だ。

これもX3sを選んだ理由の1つ。

 

X5sとX8 Proは、電源ケーブルが本体直付け(固定)。

固定式だと、何かと取り回しが面倒。

特に掃除の時!

製品置く向きにも制約ができてしまう。

 

X5s(定格電力55W)と比べて消費電力がさほど食わない(27W)から、こんな細く脱着可能で、汎用的なケーブルで十分なのだろう。

 

 

■付属品2. TPAフィルター

 

 

Airdogのキーパーツ。

 

かなり重い。

 

落として壊しそうなので扱い注意。

なお画像に映っていないが、上部に「持ち手」が付いているので持ち運びは便利。

 

開梱時は本体に装着されていないので自分で装着する必要がある。

 

 

■付属品3. イオン化ワイヤーフレーム用クリーナー

 

 
イオンを発生させるフレームパネルを掃除する。
 
なんか、お風呂の鏡磨く「ウロコ取り」みたい。
ってかウロコ取りだろこれ。
 
 
■Airdog X3sの本体正面
 


「Airdog」ロゴが、シールだった。
 

クルマみたいにネームプレートではない。

とてもとてもケチ臭い。

 

しかも!

 

ほんのちょびっと、シールの貼り付け方がナナメってる。

何か、ハズレくじ引いた気分。

 

シールの理由は、他の仕向け地には別の商品名で出しているからかなと思ったが、アメリカでもどこでも商品名は「Airdog」だった。

 

 

それと、天井の排気口のデザインが、排水溝のフタみたい。

機能とスペースを考えたらこのデザインになるんだろうが、なんかあまり好きになれない。

 

 

 

外装表面をどアップ撮影。

 ↓

画像では分かりにくいが、

つるっとピカピカ、ではなく。

ザラザラとしたシボ加工が施されている。

これはすぐに汚れが付きそう。

 

 

天井の吹き出し口をどアップ撮影。

 

よーく中を見ると、黒いスポンジ状?の円盤が見える。

その円盤の下はファンブレードがあり。

この円盤は物を落とした時の、ブレード破損防止用かと。

 

 

■Airdog X3sの下側は吸入口

 

 ↑

本体裏面下部に模様がある。

これは汚れた空気の吸入口

 

わざと穴配列パターンを揃えていないデザインが、Chineseって感じ

特に機能性理由では無さそうだ。

これもあまり気に入らない。

 

 

CMのCGで見た通り、この清浄機の構造だと

「下から空気を取り入れ、キレイな空気を上に出す」

つまり下から上へ空気が流れる。

 

 

日本メーカーの空気清浄機で、このタイプは見たことがない。

■「下から上へ」のパパオ想像

 

床面が汚れる(土足で部屋に上がり込む)欧米住戸用ならではだと思われる。

 

日本メーカの清浄機は、正面(または裏面)から水平方向に空気を取り込むタイプが多い。

日本住戸は土足厳禁だから、床面汚れへの優先度が低いため?

 

 

■Airdog X3sの外装

 

 ↑
本体左右に窪みあり、ここが、製品の持ち手だと分かる。
 
後で気付いたが、この持ち手部分は、空気の排出口にもなっている。
口の切り方からしてナナメ上の方向にも空気が出る。
 
 
■Airdog X3sの本体内側
 
内側を見るには、本体背面カバーを開ける。
 
背面カバーを開けようと思ったが。
その時ちょっと気になった部分。
 ↓
 
ガタつく。
カバーがほんの、ほんの僅かだが。
 
このあたりは日本製品に慣れてしまったパパオの、変な気づき。
ダイキン製品の組み付け精度がとても高かったので、余計気になった。
 
ただ、
「スキマから何かお漏らししたところで、どうせ後で空気が滞留循環して、結果的に吸い取るだろ」
と割り切れるところ。
 
 
 ↑
設置済のいろいろな物を少し手前にずらして撮影。
 
TPAフィルター以外のフィルターが設置済
 
 
 ↑
イオン化ワイヤーフレーム
プレフィルター
だけを引き出したところ。
 
イオン化ワイヤーフレームの、ワイヤーの細さはピアノ線。
すぐ切れそう。
 
プレフィルターは薄い。
申し訳程度な感じ。
こまめな手入れ(掃除)が要りそう。
 
 
 ↑
オゾン除去フィルター。
 
とても目が粗い。
こんな粗くて、オゾン取り除き切れるのか?
 
 
 ↑
付属フィルターを取っ払い、内側底面を撮影。
 
黒い底に見える穴も空気の取り入れ口
 
かなりでかく空いたクチだ。
この黒の底面と、プレフィルターとはだいぶ空間(15cmぐらい)がある。
 
相当の空気吸引力がないと、ここを通った空気はプレフィルターにすら届かないような気がする。
 
 
 ↑
本体内側を、下から見上げてみたの画像。
 
黒いファンが見える。
 
これは・・・
回転方向が水平。
シロッコファンではなくターボファンだ。
 
日本のフツーの清浄機は、垂直(縦)方向に回転するシロッコファンがほとんど。
しかもファンブレード間のスキマが狭いので、掃除に一苦労。
 
Airdogはファンブレード間のスキマが空いているので、手軽に掃除できると思う。
 
 
 ↑
いじくっていたら、なんかゴムカバーがペロッと剥がれた!
 
 
 ↑
全部ぺろーん。
 
このゴムは、TPAフィルターを本体に差し込む際のガイドラインとなるクッション。
TPAフィルターとのスキマを埋める役割も。
 
このゴムクッションも掃除できそうだ。
 
 
 ↑
ゴムクッションを戻し、
いよいよTPAフィルター装着!
 
ってすんなりとはいかない。
 
ゴムクッションをかましているせいか、
少しキツい。
 
TPAフィルターは重いし、無理にねじ込もうとすると手が滑って、うっかりガシャってやっちゃいそうで怖い。
このTPAフィルターのすぐ下は、例の細いピアノ線のワイヤーフレームがある。
 
 
なので
 ↓
 ↑
TPAフィルターを差し込む際は、
いったんイオン化ワイヤーフレームは外しておいた方がよさそう。
 
 
イオン化ワイヤーフレームを戻し。
背面カバーを閉じて、確認オシマイ。
 
 
◼︎Airdog本体の大きさを確認する

 

我が家にある空気清浄機と比較。

 

 

 ↑

画像左が

ダイキン工業製「ストリーマー加湿空気清浄機」

ACK70N。2012年モデル。

サイズはW39.5 D28.7 H62.0cm

12.5kg。

 

 

うん。

これはハッキリ分かる。

 

Airdog X3sがコンパクトすぎる。

 

TPAフィルター取り付けた後に本体を持ち上げてみても、X3sは軽い。(総重量7.0kg)

 

X3sは置き場所選びの幅が広そう。

ちょっと希望出てきた。

 

 

 

  Airdogを据え付けて電源ON。

 

我が家のAirdog設置場所は廊下にした。

 

 

どうすか?

 

廊下に置いても人の動線にあまり干渉しない。

コンパクトだからこそ。

 

 

 

電源ケーブルを差し込むと、天井の液晶パネルライトが点灯し、待機状態になる。

 

 ↑
電源ボタンを押す画。
 
 
最初、どこにボタンがあるのか分からなかった。
 
画像の下側にあるグレーのマルがボタンかと思ったら動かない。
黒色液晶パネルに映った電源マークを触ったら、反応なし。
黒色液晶パネルに映った電源マークの左下にある黒丸が、電源ボタンだ。
 
そっちなんかーい。
 
 
今時の家電って、タッチパネルじゃないの?
 
Airdog X3sの電源ボタンは、カチカチッとしたボタン。
押す感触が昭和臭い。
 
 
この昭和ボタンを何回か押して、運転モードを切り替える。
 
あぁ、説明書に電源ボタン位置が載っていたんだね。
説明書を後で読む性格なもんで。
 

 

L1(弱モード):静かだけど「本当に汚い空気吸ってんの?」の不安レベル。
 
L2(中モード):運転しているなって分かる。
 
L3(強モード):まぁまぁ風音が鳴る。結構な勢いで空気が吐き出される。
 
L4(最強):ウルサイ。無理。

 

廊下だけならL2かL3モードがよさそう。
 

 

  設置終えて1st impression

 

構造が思ったよりシンプルだった。
 
 
高額商品なのでもっとこう、ゴチャゴチャっとしているかと思ったら。
各部品バラすと「あーそういうことか」って。
馬鹿なパパオでも理解できたレベル。
 
スマートフォンみたいに、スマートだと言われればそうだけど。
 
なんか、ガワだけ立派で中身すっからかんな幕の内弁当みたいな感じ。
 
 
これで本当にウィルス除去できるのか?
余計に不安が増した。
 
 

■今回日記まとめ

 

とてもコンパクトなAirdog X3s。

 

電源ボタン含めて外装が安っぽい

とても高額商品と思えない質感。

 

内部はシンプル構造

TPAフィルターがクソ重い。


ぱっと見、本当にウィルス除去できるようには見えない。

 

 


 
今回はここまで。
 
TPAフィルターの定期お掃除時期が2か月後とのことなので2か月後にどうなったか別途報告。
 
 
その前に、
「シリコンバレー発」とか
「米国特許」とかいう
 
 
マル