前回↓の続き。
■前回のあらすじ
Airdog X3sを注文したパパオ。
到着した段ボールの外側に個人情報記載の保証書が貼り付けられていた。
ただでさえ怪しいAirdog。
雑な扱いにますます怪しさ急上昇。
今は買ったことを後悔する一歩手前。
■Airdog日記 全10話(予定)
2. 外装と内部構造を調べた話 ←今回
3. 製造会社と「米国特許」を調べた話
4. 性能試験結果を調べた話
5. TPAフィルターを掃除してみた話
6. 買った理由:部屋換気の限界
7. 買った理由:HEPA式空気清浄機の限界
8. 故障?弱点判明・置き場所変更の話
9. AirdogX3s使用レビューまとめ
10. HEPA式空気清浄機との違い
※今回長文なのでページ最後にまとめを書いときました
■おことわり(再掲)
パパオは「Airdog推奨派」ではない。
後日使ってみて、使用方法・日本の気候・住宅環境が原因で、Airdogが決して万能ではなく、得意・不得意があることが分かった。
そのあたりもちゃんと別の回で掲載予定。
動作前にいろいろ調べてみる
◼︎付属品を確認する
これが、内容物一式。
↓
付属品の包装紙を全て外してみた。
↓
↑
一番左の木製ブラシは、フィルターを洗う用のブラシ。
ブラシは毛先がとても柔らかく、ペットのコーミング用みたい。
本当にこれでフィルターゴシゴシ洗えるのか?
■付属品1. 電源ケーブル
X3sの電源ケーブルは脱着可能だ。
これもX3sを選んだ理由の1つ。
X5sとX8 Proは、電源ケーブルが本体直付け(固定)。
固定式だと、何かと取り回しが面倒。
特に掃除の時!
製品置く向きにも制約ができてしまう。
X5s(定格電力55W)と比べて消費電力がさほど食わない(27W)から、こんな細く脱着可能で、汎用的なケーブルで十分なのだろう。
■付属品2. TPAフィルター
Airdogのキーパーツ。
かなり重い。
落として壊しそうなので扱い注意。
なお画像に映っていないが、上部に「持ち手」が付いているので持ち運びは便利。
開梱時は本体に装着されていないので自分で装着する必要がある。
■付属品3. イオン化ワイヤーフレーム用クリーナー
「Airdog」ロゴが、シールだった。
クルマみたいにネームプレートではない。
とてもとてもケチ臭い。
しかも!
ほんのちょびっと、シールの貼り付け方がナナメってる。
何か、ハズレくじ引いた気分。
シールの理由は、他の仕向け地には別の商品名で出しているからかなと思ったが、アメリカでもどこでも商品名は「Airdog」だった。
それと、天井の排気口のデザインが、排水溝のフタみたい。
機能とスペースを考えたらこのデザインになるんだろうが、なんかあまり好きになれない。
外装表面をどアップ撮影。
↓
画像では分かりにくいが、
つるっとピカピカ、ではなく。
ザラザラとしたシボ加工が施されている。
これはすぐに汚れが付きそう。
↑
天井の吹き出し口をどアップ撮影。
よーく中を見ると、黒いスポンジ状?の円盤が見える。
その円盤の下はファンブレードがあり。
この円盤は物を落とした時の、ブレード破損防止用かと。
■Airdog X3sの下側は吸入口
↑
本体裏面下部に模様がある。
これは汚れた空気の吸入口。
わざと穴配列パターンを揃えていないデザインが、Chineseって感じ。
特に機能性理由では無さそうだ。
これもあまり気に入らない。
CMのCGで見た通り、この清浄機の構造だと
「下から空気を取り入れ、キレイな空気を上に出す」
つまり下から上へ空気が流れる。
日本メーカーの空気清浄機で、このタイプは見たことがない。
■「下から上へ」のパパオ想像
床面が汚れる(土足で部屋に上がり込む)欧米住戸用ならではだと思われる。
日本メーカの清浄機は、正面(または裏面)から水平方向に空気を取り込むタイプが多い。
日本住戸は土足厳禁だから、床面汚れへの優先度が低いため?
■Airdog X3sの外装
我が家にある空気清浄機と比較。
↑
画像左が
ダイキン工業製「ストリーマー加湿空気清浄機」
ACK70N。2012年モデル。
サイズはW39.5 D28.7 H62.0cm
12.5kg。
うん。
これはハッキリ分かる。
Airdog X3sがコンパクトすぎる。
TPAフィルター取り付けた後に本体を持ち上げてみても、X3sは軽い。(総重量7.0kg)
X3sは置き場所選びの幅が広そう。
ちょっと希望出てきた。
Airdogを据え付けて電源ON。
我が家のAirdog設置場所は廊下にした。
どうすか?
廊下に置いても人の動線にあまり干渉しない。
コンパクトだからこそ。
電源ケーブルを差し込むと、天井の液晶パネルライトが点灯し、待機状態になる。
設置終えて1st impression
■今回日記まとめ
とてもコンパクトなAirdog X3s。
電源ボタン含めて外装が安っぽい。
とても高額商品と思えない質感。
内部はシンプル構造。
TPAフィルターがクソ重い。
ぱっと見、本当にウィルス除去できるようには見えない。