江頭2:50とブリーフ団L vs かとぅ | katoo the world

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お笑い系デスメタルバンドFUJIYAMA、世界の大統領かとぅのブログ

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お笑いタレント・江頭2:50が自身の公式YouTubeチャンネル『エガちゃんねる EGA−CHANNEL』に出演。撮影メンバー「ブリーフ団」のLが辞めると伝えたときの江頭の“懐の深さ”に感動するファンが続出した。

今回はブリーフ団Lが辞めると伝えるドッキリを敢行。会社の金を300万円横領したLが投資詐欺に遭って損失し、その責任を取るというシナリオを用意した。

そこに加えて、300万円を今すぐ会社に返すことができれば残れそうという嘘の事情を伝え、江頭が貸すかどうかもモニタリングする。

世界の大統領の公務として世界中を股にかけ、夜な夜な世界中のセレブ女性の股にかけ続けるこの私かとぅ。

そんな重責を担う日々ではあるが、職務を切り上げ、セレブ女性から解放された際には、実に身勝手に行動する事もある

好きなモノを飲み食いし、楽曲制作に没頭し、野生動物について想いを馳せ、YouTubeやサブスク動画に浸かる夜が更けていく。

そうか、もう秋なのか…。

「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり「自由」になる。誰も邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。」「この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の『癒し』といえるのである」

人気ドラマ「孤独のグルメ」の主人公である井之頭五郎を地で行く「孤高の行為」に、私は癒されているのであった。

近々では人気YouTube「エガちゃんねる」の「【問題作】ブリーフ団が辞めるドッキリを仕掛けたら、とんでもないことになった」を拝見した。

投資詐欺に遭って損失したブリーフ団Lが、会社の金を300万円横領した責任を取り、会社を辞めるというシナリオを用意したと言う。
横領した300万円を江頭が貸すかどうかもモニタリングするドッキリ企画だったのだが、深夜に独り観たコレがもう、言葉にならない。

私は恋愛モノには全く関心が無いが、友情や信頼をテーマにしたモノが好きで、特に「過去の敵同士が更なる巨悪に立ち向かう為、恩讐を乗り越えて共闘する」と言うドラゴンボール的展開に熱くなる傾向にある。

ラディッツを前にした悟空とピッコロの共闘。
更なる強敵来襲を前に、ピッコロが御飯の師匠となり修行をつける。
ナッパの攻撃で絶対絶命の御飯を守り、ピッコロがその命を落とす。
ピッコロの死に激昂した御飯の繰り出した必殺技が、魔族の技である「魔閃光」。

…もうあらすじを反芻するだけで胸に熱いモノが込み上げる次第だ。

ドラマ「半沢直樹」の第二シーズンでも、同様の展開で敵を打ち倒す展開に日本が沸いたが、池井戸潤は何故そこまで土下座させようとするのか?
土下座させたら勝ちとか、いつの時代の価値観なのか?

まあ、話を戻して、そんな感動をたかだか20分強のお笑いYouTube「エガちゃんねる」で味わう事になろうとは…。

改めて私が説明する事でも無いが、お笑い芸人江頭2:50を軸にした「エガちゃんねる」には、多分の泣き要素が有る事は周知の事実だ。

未見の方々には断っておくが、俗に言う「お涙頂戴企画」は皆無であり、基本は芸人的お笑い企画や、激辛、スカイダイビング、バンジージャンプ、巨大まぐろ一本釣りなどのチャレンジ系、「こんなの食えない!イヌのクソ!」発言で人気を博した「はじめてのマクドナルド」と言った食レポ系、そして今回の「ブリーフ団が辞める」などのドッキリ系と言った、企画自体は実に笑いに振り切ったモノ。

それなのに此処まで泣けるのは何故か?
私は下記3つのポイントにあると考察する。

➀お笑いに全てを捧げた江頭2:50の生き様と哲学

②江頭2:50を知り尽くし、魅力の全てを活かし尽くせる制作サイドの手腕

③「エガちゃんねる」チームという信頼で繋がる人間関係

此れ等が相まって、意図せぬ感動が頻出するから油断が出来ない。

都市伝説的に囁かれて来た、東日本大震災での江頭単独の支援活動について、「エガちゃんねる」と言う場のみに於いて認めた。
支援物資の購入はアコムで借りた20万円で支払い、未だ余震が収まらぬ中、自身で知り合いから借りた2tトラックを運転して現地まで運んだと言うのも、最早伝記レベルの話だ。

江頭が10年以上使った財布のプレゼント企画では、佐賀の大豪雨で被災した視聴者が当選。
大号泣する視聴者に、江頭も真顔で「いつか会おう」と声を掛ける。
その1年後、実際にその視聴者に会いに行ってしまう「エガちゃんねる」チームに胸が熱くなる。

代々木アニメーション学院の2022年度入学式にサプライズ登場した江頭2:50にドン引きする入学生だが、その後のスピーチに誰もが心を打たれる。

 

「夢を追いかけていたら、必ず壁にぶち当たります。うまくいかなくて悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、どうしていいか分からなくなったり、でもそれは当たり前です」


「お前らが追いかけているのは夢なんだから、簡単に手に入らないから夢なんです。それに打ち勝ってつかむのが夢なんです」

 

「何があっても諦めるな」


ソレは私を含めた多くの視聴者に刺さった”伝説のスピーチ”である。

東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた、音楽と笑いのイベント「エガフェス2022」では、開演前の導入ムービーで「エガちゃんねる」設立~大ブレイク迄の歩みを上映したのだが、その動画だけで多くの参加者が涙を流し、出演前の江頭の目にも涙が浮かぶ。
その後の大団円迄、一気に駆け抜ける「エガちゃんねる」チームと出演者が実に清々しい。

まあ、評論めいた事を言うのも野暮なので、賢明なる我がブログ読者諸氏に至っては、機会が有ればYouTube「エガちゃんねる」を刮目頂き、ご自身で体感頂きたい次第だ。

 

江頭2:50 vs かとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12763369698.html

マック値上げ vs 江頭2:50
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12732337228.html

ジョブチューン vs 江頭2:50
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12777194190.html

ガーシー vs "A New Hope"エガちゃん
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12782890360.html

ガーシー vs お笑いの基本を知るかとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12793023157.html

しょこたん結婚 vs 「結婚したらエガちゃんが父親だった件」
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12801004039.html

飲食店酷評ユーチューバー vs 「BADASS SAMURAI」江頭2:50
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12806699235.html

先述の「【問題作】ブリーフ団が辞めるドッキリを仕掛けたら、とんでもないことになった」に関しても、感動の嵐が集まっているが、今回は③「エガちゃんねる」チームという信頼で繋がる人間関係に焦点が当たったモノとなった。

仔細な内容は是非、YouTube「エガちゃんねる」にてご視聴頂きたいが、この動画を拝見した私が最も強く感じたのが、「私に理由も聞かず、300万円を貸せる(あげられる)仲間はいるだろうか?」と言う事である。

物理的に300万円と言うのは中々難しいし、30万円でも3万円でも構わないのだが、私にとっては”理由も聞かず”と言うのが、非常にハードルが高く感じる。

逆を言えば理由や目的が分からない事には、一切の支援や投資をしたくないと言うのが、私の考え方である。

コレは相手を信用していないと言う事よりも、私自身が自分の行動に責任が持てない、腹を括れないと言う心理が働いている様に感じる。

「何故金が必要なのか?」、「その金で何をするのか?」、「どう返済するのか?」

其等のエビデンスが示され、自分自身が納得出来ないと、3万円であろうと私に金を貸す事など出来ない。

まあそうは言っても、実際には是迄結構な額の金を貸して来たし、返って来なかった事もまま有るし、何なら今現在も貸している訳で、この辺りの金に対する自らのルーズさを戒めなければならないと痛感したのも事実。

その上で理由も聞かず、300万円を貸せる(あげられる)方はちょっと尋常では無いし、ソレが出来る江頭2:50は伝説のお笑い芸人であり、そんな江頭から其程の信用を受けるブリーフ団Lも同時に素晴らしい人物である事を、我々”あたおか”は良く知っている。

「L、お前は筋を通す人だよね」
「頭下げなくていいよ」
「まあね、色々あるよ」
「俺、いっぱいお前らにしてもらってるから」

私などが比較出来る様な江頭2:50では無いが、せめてエガちゃんの伝説を何時までも追いかけさせて頂きたい。

江頭2:50も58歳である。
コレから急に寒くなるので、せめて上半身裸は自重下さい。

かとぅ