【働くことに疲れたあなたへ。 『セールスマンの死』が問いかける人生の本質】
今年最初の戯曲の会を開催します!アーサー・ミラーの名作 『セールスマンの死』 を一緒に読みませんか?主人公ウィリー・ローマンは、長年セールスマンとして働いてきました。しかし、年齢を重ねるにつれ仕事もうまくいかず、過去の栄光にすがる日々を送ることになります。彼は「人に好かれれば成功できる」と信じていましたが、現実は厳しく、息子ビフとの関係もぎくしゃくしていきます。過去と現在が交錯する中で、ウィリーは自らの人生を見つめ直し、「成功とは何か」「家族とは何か」 を問い続けます。しかし、彼が選んだ結末は――。 この作品の現代の私たちへの問いかけ あなたにとっての「成功」とは?現代社会でも、「成功とは何か?」という問いは多くの人にとって重要です。ウィリー・ローマンは「人に好かれれば成功する」と信じていましたが、それは本当に正しいのでしょうか?SNS時代の今、フォロワー数や「いいね」の数が可視化され、人気=成功と捉えられる価値観もありますよね。でも、本当の豊かさとは?本当に大切なものとは?この作品は、私たちに「何を目指して生きるのか?」を考えさせる力があります。 「働くこと」と「生きること」について考えるウィリーは仕事に人生をかけましたが、それが彼自身や家族を幸せにしたのかは疑問が残ります。「仕事のために生きるのか?それとも生きるために仕事をするのか?」キャリアや働き方が多様化している今こそ、自分にとっての「働く意味」を見つめ直す機会になります。 家族の関係や世代間ギャップを考えるウィリーと息子ビフの関係は、現代の親子関係にも通じるものがあります。親が子に期待することと、子が自分の人生を選びたい気持ちのギャップ。また、世代ごとの価値観の違いが、すれ違いや衝突を生んでしまうこともあります。この作品を 声に出して読むことで、親子のすれ違いが浮き彫りになり、対話の大切さが見えてくる と思います。SNSを見ていて、色々な投稿と目にするけど、私たちって思ったよりも対話ってできないし、その難しさを知らないと思ってるじっくり登場人物のやり取りを読むことで、どこがどうズレて、何が生じているかを追いかけることができる。じっくり読む読解力をつけるのにいい時間になることが、定期開催している理由の一つですね。個人的には、どんなに不器用でも、家族を愛し、懸命に生きたウィリーの姿に、じわじわ心を動かされます。結構痛いし悲しい人生なのです。 日程:1月31日(金)20:00〜 場所:ZOOM(オンライン) 参加申し込みDMで受付中!今年最初の戯曲の会、お待ちしています。