【朗読演劇会「ゴドーを待ちながら」レポート】
自立を軸に私を生ききる英語コーチ 中条香です。
先日、念願の「ゴドーを待ちながら」を朗読できました。
20年以上前に舞台で見て以来、
謎に包まれていた作品を読み通せて本当に嬉しかったです。
参加してくださった方の中でも、目が滑るという表現をされていた方がいましたが、
本当に目だけで読もうとするとなかなか進まない作品でした。
いや、驚きました
読書会にゴドーは初めてで
なるほど、傑作ですものね
とのコメントを複数よりいただきながら(なぜか皆さん男性です)、
新しい方をお二人お迎えして総勢5人の会となりました。
①噛み合っていないようでいて絶妙に噛み合っている
(少しズラしながらも世界が成り立つように、
ギリギリのところにセリフが用意されている)
②ホームレスの二人の掛け合いは意外に明るくて滑稽
③終わりが近づくにつれて、(沈黙)のパートが効果的に繰り返し挿入されていて、
音楽で言うところのコーダのような構成になっている
といったご指摘や気付きがありました。
最近、岡室 美奈子先生の新訳が出ましたので、
そういう意味でも注目の「ゴドーを待ちながら」。
来月は、日本の劇作家をというご要望を頂戴しまして、
寺山修司、別役実、三島由紀夫、木下順次という名前が上がる中、
入手しやすさから三島由紀夫の「近代能楽集」を取り上げることとしました。
「近代能楽集」は再演とはなりますが、まだ取り上げてない作品もあるので、お楽しみに!
声を出したり、
自分ではない人の言葉から思わぬ感情を体験したり、
他の方の声を感じる時間が
毎回愛おしいのです🥰
朗読演劇会のグループは↷どなた様でもWELCOMEです♡