自立を軸に私を生ききる英語コーチ 中条香です。
新しい年の幕開けに、
心穏やかならぬことが続いたように感じてしまって、
投稿の手が止まっていました。
(本来人間の命や体を思ったら、
いつだって非常時だと思うので、そう表現しています)
大学時代を共に過ごし、阪神大震災を経験した仲間たちが、
概ね北陸出身だったこともあり、
彼らが再びあのサバイバルな状況に置かれていることに心を痛めて、
何もできない非力な自分を嘆いたり、責めたりしていたのですが、
私が沈んでいたところで世の中にとって、
何の役にも立たないじゃないかという身も蓋もない事実に気づいたことで、
瞬時に浮上しました。
例えると、海に少し沈んでいたようでした。
沢山の仲間や教授陣を亡くした大学に通っていたので、
何より死がとても身近にあったし、
震災をきっかけにして人生を大きく転じる事となった人も側にいたし、
街の復興の裏側にある物語に複数出会わせてもらってきました。
どんな環境の中にあっても、
生きていることがそもそも人生のおまけだったんだわって
ありがたみが湧いてきて、今年も笑って食べて元気に生きていこうと
思ったら、自分の中に平安が戻ったのでした。
被災者(victim)として生きるのではなく、
生き残ったもの(survivor)として力強く生きていこうと
誓った29年前の自分を思い出しました。
改めまして今年もどうぞ宜しくお願いいたします!
年賀のお写真は、昨年11月に実施した🇮🇳ツアーのgroup photoです。