2012年2月より講談社から発売された「週刊SL鉄道模型」を振り返るという企画で、当時本屋さんに「本と付録」と言う形で置かれていました。
模型やストラクチャーの値段からしたら、ぼったくりな価格では有るものの、「買えば自宅にジオラマが出来る」と言うことや、やはり「専用塗装色」だったのは大きいかなと思います。
今回は「61~65号」になります。
※一部付録に含まれていない物(塀・他)がありますが、ほぼこの状態です。
関連記事
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る12~機関区関連等~ (56~60号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る11~ストラクチャーと小物~(52~55号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る10~釘セット+手動ターンテーブル~(47~51号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る09~我慢のレールセット~(41~46号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る08~紙のストラクチャー再び~(36~40号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る07~我慢の付録群~(31~35号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る06~紙で再現するストラクチャーとレールセット~(26~30号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る05~出版社らしい、紙で再現するストラクチャー~(21~25号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る04~簡単に拡張出来るレイアウトベース板~(16~20号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る03~建物中心の付録と店頭販売の終了~(11~15号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る02~建物が多かった前半~(6~10号)
【講談社】週刊SL鉄道模型を振り返る01~ジオラマ製作行き詰まり時に発売だった(1~5号)
●61号(2013年4月18日発売)
付録は「自転車・バイク」になります。
ついに小物の登場。そう、次回で最終回なっちゃうんですよ。
実際は、「応用編」という形でもう少しやる予定ですけど、早すぎでしょ。
作業指示は、「バイクと人の組み立てと、定位置への配置」ですね。
こういう小物が、ジオラマを引き立てていくんですよね。たとえ簡易だったとしても。
●風呂屋を覗く人
違った、線路下の列車を眺める人でした。
※ジオラマを拡張していて、見ている方向に風呂屋を設置しています。
●行き交うバイク
場所が延長したところなので、不思議な景色ですけど、確かにジオラマに活気が出ます。
●踏切が上がるのを待つ自転車。
実際は電動踏切じゃないので、開かずの踏切です。
●駅横の自転車置き場と踏切を待つバイク
意外や意外、これは確かに必須とも言える設置方法です。
バイクもどことなく古くさげですが、有ると無いとでは大違いです。
これは一部だけの紹介です。
●62号(2013年4月25日発売)
付録は「情景小物1」になります。
これは「塀と柵」ですね。
メインジオラマに仮設した例。
作業指示は「組み立てと配置」です。
柵が増えただけでも、雰囲気が出てきました。
「コンクリートの足」が目立ちますが、これは最終的には「フォーリッジでごまかします」。
●63号(2013年5月9日発売)
付録は「情景小物2」になります。
これは「電柱でござる」
はい、笑った人は負け組と認定します。
細かい設置場所の指示があります。
設置する位置に、精密ドライバーで穴を開けます。
「Gクリア等」で接着していきます。
これだけでも、大化けしますからね。
やはり小物は大事です。
余談ですが木製電柱をリアルに見た人は、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。
実家の窓から撮った写真です。
止まっている車両から、撮影する時期を特定出来ますねorz
その中央の電柱ですが、木製なんですよ。当時でもかなり貴重で、住宅街で電柱立てるのは「ブロック塀のある場所」だったみたいなんですが、ここだけ「横向きに塀が有ったので立てたが、近くに立て替えられなかった」という事情だったようです。
最終的には電柱が曲がってきて、通行止めにして、高所作業車2台で「トランスを支えたまま交換した」ようでした。
話が脱線しました。
●64号(2013年5月16日発売)
付録は「トラック1」になります。
木材は2個付属してました。
いすゞのボンネットトラックですね。
リアルに見た人は「昭和のおじさん・おばさん認定」です。
メインジオラマに置いたシーンですが、一気に昭和に見えますね。
●65号(2013年5月23日発売)
付録は「アドバルーン」になります。
最近は全く見ませんね。
ん、広告か・・・。
●拡張ジオラマ発売のお知らせ
そう、この時点でとんでもないお知らせが入ります。
「柴又商店街をつくる」に既存の線路やジオラマを足して、柴又商店街へ乗り入れると言う物。
売れないので苦肉の策に出たのか、はたまた「魅力的なストラクチャー付きだよ、是非買ってね」という罠なのか・・・。
これは、次回以降説明しますので、今回はここまでです。
作業指示は「アドバルーンの製作と設置」です。
懐かしいですね。
アドバルーンが上がると「特売やってる」となり、買いに行った物です。
なお、右の町は見なかった事にしておきましょう。
ここでもう一つ。62号が発売された直後に、アレが郵送されてきました。
●50号購入特典「里山交通B1001形蒸気機関車」
コレくれちゃうんですから、恐ろしい・・・。
●黒パーシー
これは下回りが一緒なので、やっちゃいけないネタです。
実際は見たこと無いですが、工場等で入れ換えに使用していた機関車だそうです。
コレは市販化されていないので、かなり貴重な物になりました。
使わずに大事にしまっています。
コレ欲しさに「50号まで購入」してしまうのが、かんちょクォリティです。
以上、「週間SL鉄道模型を振り返る、小物編」でした。