2012年2月より講談社から発売された「週刊SL鉄道模型」を振り返るという企画で、当時本屋さんに「本と付録」と言う形で置かれていました。

模型やストラクチャーの値段からしたら、ぼったくりな価格では有るものの、「買えば自宅にジオラマが出来る」と言うことや、やはり「専用塗装色」だったのは大きいかなと思います。

今回は「61~65号」になります。

※一部付録に含まれていない物(塀・他)がありますが、ほぼこの状態です。

 

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●61号(2013年4月18日発売)

付録は「自転車・バイク」になります。

ついに小物の登場。そう、次回で最終回なっちゃうんですよ。

実際は、「応用編」という形でもう少しやる予定ですけど、早すぎでしょ。

 

作業指示は、「バイクと人の組み立てと、定位置への配置」ですね。

こういう小物が、ジオラマを引き立てていくんですよね。たとえ簡易だったとしても。

 

●風呂屋を覗く人

違った、線路下の列車を眺める人でした。

※ジオラマを拡張していて、見ている方向に風呂屋を設置しています。

 

●行き交うバイク

場所が延長したところなので、不思議な景色ですけど、確かにジオラマに活気が出ます。

 

●踏切が上がるのを待つ自転車。

実際は電動踏切じゃないので、開かずの踏切です。

 

●駅横の自転車置き場と踏切を待つバイク

意外や意外、これは確かに必須とも言える設置方法です。

バイクもどことなく古くさげですが、有ると無いとでは大違いです。

これは一部だけの紹介です。

 

●62号(2013年4月25日発売)

付録は「情景小物1」になります。

これは「塀と柵」ですね。

 

メインジオラマに仮設した例。

 

作業指示は「組み立てと配置」です。

 

柵が増えただけでも、雰囲気が出てきました。

「コンクリートの足」が目立ちますが、これは最終的には「フォーリッジでごまかします」。

 

●63号(2013年5月9日発売)

付録は「情景小物2」になります。

これは「電柱でござる」

 

 

 

 

はい、笑った人は負け組と認定します。

 

細かい設置場所の指示があります。

 

設置する位置に、精密ドライバーで穴を開けます。

 

「Gクリア等」で接着していきます。

 

これだけでも、大化けしますからね。

やはり小物は大事です。

 

余談ですが木製電柱をリアルに見た人は、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。

 

実家の窓から撮った写真です。

止まっている車両から、撮影する時期を特定出来ますねorz

その中央の電柱ですが、木製なんですよ。当時でもかなり貴重で、住宅街で電柱立てるのは「ブロック塀のある場所」だったみたいなんですが、ここだけ「横向きに塀が有ったので立てたが、近くに立て替えられなかった」という事情だったようです。

最終的には電柱が曲がってきて、通行止めにして、高所作業車2台で「トランスを支えたまま交換した」ようでした。

 

話が脱線しました。

 

●64号(2013年5月16日発売)

付録は「トラック1」になります。

木材は2個付属してました。

 

いすゞのボンネットトラックですね。

リアルに見た人は「昭和のおじさん・おばさん認定」です。

 

メインジオラマに置いたシーンですが、一気に昭和に見えますね。

 

●65号(2013年5月23日発売)

付録は「アドバルーン」になります。

最近は全く見ませんね。

 

ん、広告か・・・。

 

●拡張ジオラマ発売のお知らせ

そう、この時点でとんでもないお知らせが入ります。

「柴又商店街をつくる」に既存の線路やジオラマを足して、柴又商店街へ乗り入れると言う物。

売れないので苦肉の策に出たのか、はたまた「魅力的なストラクチャー付きだよ、是非買ってね」という罠なのか・・・。

これは、次回以降説明しますので、今回はここまでです。

 

作業指示は「アドバルーンの製作と設置」です。

 

懐かしいですね。

アドバルーンが上がると「特売やってる」となり、買いに行った物です。

なお、右の町は見なかった事にしておきましょう。

 

ここでもう一つ。62号が発売された直後に、アレが郵送されてきました。

 

●50号購入特典「里山交通B1001形蒸気機関車」

コレくれちゃうんですから、恐ろしい・・・。

 

●黒パーシー

これは下回りが一緒なので、やっちゃいけないネタです。

 

実際は見たこと無いですが、工場等で入れ換えに使用していた機関車だそうです。

コレは市販化されていないので、かなり貴重な物になりました。

使わずに大事にしまっています。

コレ欲しさに「50号まで購入」してしまうのが、かんちょクォリティです。

 

以上、「週間SL鉄道模型を振り返る、小物編」でした。