(2023.08.04現在の状態)

2012年2月より講談社から発売された「週刊SL鉄道模型」を振り返るという企画で、当時本屋さんに「本と付録」と言う形で置かれていました。

模型やストラクチャーの値段からしたら、ぼったくりな価格では有るものの、「買えば自宅にジオラマが出来る」と言うことや、やはり「専用塗装色」だったのは大きいかなと思います。

今回は「36~40号」になります。

 

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写真の風景ですが、これは同シリーズの第一作「昭和の鉄道模型を作る」等を追加延長したバージョンとなっており、実際の状態とは若干異なります。しかし製作工程はほぼ一緒ですので、部分ピックアップして話を進める予定です。

余談ですが、現在本線(メインレイアウト)からの「周回線を制作中」で、完成すれば「背景として使う」予定です。

 

それでは本編行きます。

 

●36号(2012年10月18日発売)

付録は「ACアダプター」です。

「12V500mA」となっていますが、外付けと言うことはアダプタ変更で、容量を上げられるのかも。

35号でコントローラーが付属していましたので、これで走らせることが出来ます。

 

本誌の作業指示も、「仮レールでの走行テスト」となっています。

 

当時は製作が追いついておらず、「テストだけなら本線でいいや」という形で行っています。

特に問題は有りませんでした。

 

●37号(2012年10月25日発売)

付録は「情景シート3(畑)」です。

ん?下にも何かあるぞ!

 

「トラクター・薪・藁」が入ってました。

この号はサービス良いですね。

 

作業指示としては「情景シート3の貼り付け」でした。

このシートも、流用する気があれば、メインジオラマに使えますね。

 

設置方法は二つで、仮の印刷を切り取り「そのまま貼る」と「スチレーンボードを切り取り掘り下げる」

まぁ切り取ってしまいますよね。

 

木工ボンドを使っての貼付です。

はみ出した部分は、後日「フォーリッジで隠す」という指示が出ます。

 

●38号(2012年11月1日発売)

付録は「フォーリッジ」です。

昔は「フォーリッジ=KATO」「ライケン(塗装済み根っこ?)=TOMIX」だったんですが、この本を出した頃にジオコレでフォーリッジが発売。

この図式は崩れましたね。

 

作業指示は、「丘のフォーリッジ貼り付け」でした。

 

はみ出した部分やシートのつなぎ部分を隠すように、上手く貼り付ける・・・。考えられてますね。

 

こっちは忘れてて、かなり後に製作。

 

まぁ余計な物(風呂屋覗き男)も居ますが、そこは見なかった事に。

これ紙製とは思えないクォリティーですね。

制作中なので貼っていませんが、地面とのつなぎ部分も、最終的にはフォーリッジで隠すことになります。

※延長部分の下中央下の屋根が銭湯になります。

 

●39号(2012年11月8日発売)

付録は「建設中住宅」です。

 

作業指示としては、「建設中住宅の組み立て」となっていました。

これは、「高度成長時代は、住宅建設も多かった」とのことで、確かに私が子供の頃はあちこちで建設しており「たてうり住宅」なる言葉がありましたね。

 

●40号(2012年11月15日発売)

付録は「建設中住宅(足場)」です。

 

が、これは時代背景的には違うと言う判断で、使用しておりません。

昭和50年代後半ですかね、「組み立て式足場」(当時「ビケ足場」が有名だった)が出てきたのは。

設定が昭和30年代だったはずなので、木で組んでいく足場になるはずなんで、ダメ出ししました。

無くても問題無いですね、

 

この頃は平行して、延長した「昭和の鉄道模型をつくる」部分他も平行して製作してました。

こんな製作風景にストラクチャーを置くのは、私だけでしょうけど、今見るとなかなか面白いですね。

まさに「高度成長期」ですね(笑)

次回は「魔のレールセット再び」になります。(実際は製作入っていたので、気になっていない)

 

以上、「週間SL鉄道模型を見直してみる」でした。